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「こちらは警視庁遺失物受取センターです」は詐欺?自動音声で3番・9番を押しての電話に注意

「こちらは警視庁遺失物受取センターです」

このような自動音声の電話がかかってきたという報告があります。

今回確認されている音声では、

「こちらは警視庁遺失物受取センターです。まもなく落とし物の保有期限が迎える方を、対象に自動音声にてご連絡しております。お心当たりのある方は3番を、お心当たりのない詳細を伺いたい方は9番を押して手続きを進めてください。」

などと案内し、電話を受けた人に「3番」や「9番」を押すよう促します。

さらに、このタイプの電話では、「+」から始まる国際電話番号から着信するケースも確認されています。

「警視庁からの電話なら本物では?」

「本当に落とし物が警察に届いているのでは?」

と思ってしまうかもしれません。

しかし、警視庁は以前から、「警視庁遺失物総合案内センター」や「警視庁お忘れ物総合案内所」をかたるウソの自動音声電話について注意喚起しています。

そのため、「警視庁遺失物受取センターです」と名乗る自動音声電話を受けた場合は、音声の指示に従って3番や9番を押さず、いったん電話を切ることが大切です。

本記事では、この電話の特徴や国際電話からの着信が多い理由、3番・9番を押してしまった場合の対処法について解説します。


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「こちらは警視庁遺失物受取センターです」という電話に注意

今回確認されている電話では、警察の遺失物関係の窓口を名乗り、落とし物の保有期限が近づいていると伝えてきます。

自動音声では、次のような内容が流れます。

「こちらは警視庁遺失物受取センターです。まもなく落とし物の保有期限が迎える方を、対象に自動音声にてご連絡しております。お心当たりのある方は3番を、お心当たりのない詳細を伺いたい方は9番を押して手続きを進めてください。」

「警視庁」「遺失物」「保有期限」という言葉が使われているため、実際に財布やスマートフォンなどを落としたことがある人は、信じてしまう可能性があります。

しかし、警視庁は、警視庁の遺失物関係の名称をかたる自動音声電話について注意喚起しています。

警視庁の公式情報では、「警視庁遺失物総合案内センター」や「警視庁お忘れ物総合案内所」をかたるウソの自動音声案内が確認されているとしています。

そのため、今回のような電話を受けた場合は、電話の内容をそのまま信用しないようにしましょう。


国際電話から「警視庁遺失物センター」を名乗るケースも

今回の電話で特に注意したいのが、国際電話番号から着信するケースがあることです。

スマートフォンの着信画面に、

などが表示されることがあります。

「警視庁」という日本の公的機関を名乗っているにもかかわらず、着信番号が国際電話になっている場合は、強く警戒してください。

実際に、警察の「遺失物管理課」などを名乗り、「落とし物の保管期限が本日まで」などと自動音声で伝える不審電話について、国際電話番号からの着信が確認されています。

また、警視庁は警察官を名乗る詐欺電話について、実在する警察署の電話番号などを着信画面に偽装する手口にも注意を呼びかけています。

つまり、

「警察らしい番号が表示されたから本物」

とは限りません。

着信番号だけで判断せず、電話の内容そのものを確認することが重要です。


なぜ「落とし物の保有期限」を伝えてくるの?

この手口では、

「落とし物が届いている」

「まもなく保有期限を迎える」

「本日までに手続きが必要」

など、期限を意識させる言葉が使われます。

これは、電話を受けた人を焦らせるための材料になっている可能性があります。

例えば、

「今日中に手続きをしなければ落とし物を受け取れない」

と思わせれば、冷静に確認する前に「3番」や「9番」を押してしまうかもしれません。

しかし、電話の相手から突然「落とし物の保有期限が迫っている」と言われても、すぐに手続きをする必要はありません。

本当に落とし物をした心当たりがある場合でも、電話を切ってから警察の公式サイトや正規の窓口を自分で確認するようにしましょう。


「3番」「9番を押してください」は要注意

今回の自動音声では、

「お心当たりのある方は3番を」

「お心当たりのない詳細を伺いたい方は9番を」

などと、プッシュボタンの操作を求めています。

このような「○番を押してください」という自動音声は、特殊詐欺の入り口として使われることがあります。

警視庁も、遺失物関係の名称をかたる自動音声電話について注意喚起しています。

また、自動音声で番号を押させた後に、オペレーターを名乗る人物につなぎ、個人情報を聞き出したり、金銭の支払いを要求したりする手口も確認されています。

そのため、

「確認するだけだから」

「3番を押すだけだから」

と考えず、知らない電話から番号入力を求められた場合は、一度電話を切るのが安全です。


3番や9番を押すと何が起きる?

電話の内容によって異なりますが、自動音声の後に人間のオペレーターを名乗る人物につながるケースがあります。

そこで、

  • 氏名
  • 住所
  • 生年月日
  • 電話番号
  • 家族構成
  • 職業
  • 本人確認情報
  • 銀行口座
  • キャッシュカード情報
  • クレジットカード情報

などを聞き出される可能性があります。

さらに、

「本人確認が必要」

「事件に関係している」

「違法な物が入っていた」

「警察で確認する必要がある」

などと言って、不安をあおる展開になる可能性もあります。

最終的に、

「確認のためお金を振り込んでください」

「資産を確認する必要があります」

「指定した口座に送金してください」

など、金銭の要求につながった場合は、詐欺を強く疑ってください。


「警視庁からの電話だから本物」とは限らない

警察を名乗る詐欺では、着信画面に実在する警察署の電話番号を表示させる手口も確認されています。

警視庁は、警視庁の代表電話番号や末尾が「0110」の警察署代表番号などを偽装表示させ、警察からの電話だと信用させる手口について注意喚起しています。

そのため、

着信番号が警察らしい番号だった

という理由だけで、本物だと判断しないようにしてください。

また、相手から「この番号に折り返してください」と言われても、その番号にそのまま折り返すのではなく、警察の公式サイトなどで正規の連絡先を自分で確認することが重要です。


本当に落とし物が警察に届いているか確認するには?

「財布を落とした」

「スマートフォンをなくした」

「数日前に落とし物をした」

など、本当に心当たりがある場合もあるでしょう。

その場合でも、電話の自動音声に従う必要はありません。

警視庁には、公式の「落とし物検索」があります。

落とした物や場所、日時などから、警察に届けられている落とし物を確認できます。

また、警視庁公式サイトには遺失物センターの情報も掲載されています。

電話を受けた相手から教えられた連絡先ではなく、警視庁公式サイトから正規の窓口を確認するようにしましょう。


警視庁の遺失物センターは実在する

ここで注意したいのは、警視庁には実際に遺失物を取り扱う窓口が存在することです。

警視庁公式サイトでは、

警視庁 会計課 遺失物センター

が案内されています。

そのため、

「警視庁に遺失物センターがあるから、この電話も本物だろう」

と判断してはいけません。

実在する部署や施設の名称を悪用することで、電話を信用させようとする手口があるためです。

警視庁自身も、遺失物関係の名称をかたる自動音声電話について注意喚起しています。


警視庁の遺失物センターから自動音声が来たら?

警視庁は、遺失物センターから電話をする際、自動音声で案内することはないと注意喚起しています。

そのため、

「警視庁の遺失物センターです」

と名乗る自動音声電話が突然かかってきて、

「3番を押してください」

「9番を押してください」

などと操作を求められた場合は、注意してください。

特に国際電話番号からの着信であれば、電話を信用せず、いったん切ることをおすすめします。


3番・9番を押してしまった場合の対処法

すでに3番や9番を押してしまった場合でも、ボタンを押しただけで直ちに被害が発生したとは限りません。

その後の対応が重要です。

個人情報を伝えていない場合

相手との会話で個人情報を伝えていないのであれば、

  1. 電話を切る
  2. 相手に折り返さない
  3. 着信履歴を保存する
  4. SMSなどが届いていないか確認する
  5. 不審なURLを開かない

といった対応をしましょう。

個人情報を伝えてしまった場合

氏名や住所、生年月日などを伝えてしまった場合は、今後、別の電話やSMSなどで接触してくる可能性にも注意してください。

特に、

  • 銀行口座
  • キャッシュカード情報
  • 暗証番号
  • クレジットカード情報
  • ネットバンキングのログイン情報

などを伝えてしまった場合は、できるだけ早く金融機関やカード会社などに相談してください。

お金を支払ってしまった場合

すでに振り込みや送金をしてしまった場合は、金融機関に連絡するとともに、警察への相談も検討してください。

時間を置かずに相談することが重要です。


SMSやLINEなどに誘導されたら注意

自動音声電話の後、

「詳しい内容はこちらから確認してください」

などと言われ、SMSやSNSへ誘導されるケースにも注意が必要です。

例えば、

「本人確認のためこちらをタップしてください」

「落とし物の確認はこちらです」

などとして、URLを送ってくる可能性があります。

警察を名乗る相手から届いたURLだからといって、安全とは限りません。

不審なSMSやメッセージに記載されたURLは開かず、必要な場合は公式サイトを自分で検索してアクセスしてください。


国際電話からの着信だった場合は特に注意

今回のような電話では、国際電話番号が使われるケースがあります。

「+」から始まる電話番号は国際電話番号である可能性があります。

例えば、

+1

+8

+44

など、さまざまな国・地域の国番号があります。

ただし、電話番号の先頭だけで実際の発信者の所在地を断定することはできません。

また、番号が表示されているからといって、実際にその国から電話をかけているとは限りません。

電話番号を偽装して表示させる手口もあるためです。

そのため、

「+○○だから○○国の警察から電話が来た」

と単純に判断しないようにしてください。


知らない国際電話には折り返さない

知らない国際電話から着信があった場合、基本的には折り返さないことをおすすめします。

特に、

  • 警察
  • 遺失物センター
  • 郵便局
  • 通信会社
  • 銀行
  • 官公庁

などを名乗っている場合は注意が必要です。

「重要なお知らせです」

「期限が迫っています」

「本人確認が必要です」

などと言われても、いったん電話を切って公式サイトなどから確認しましょう。


「警視庁遺失物受取センターです」という電話の特徴まとめ

今回の電話には、次のような特徴があります。

特徴注意するポイント
警視庁を名乗る公的機関を装って信用させようとする
遺失物を持ち出す「自分の落とし物かも」と思わせる
保有期限を伝える期限を理由に焦らせる
自動音声大量発信や次の段階への誘導に利用されることがある
3番・9番を押させる電話を受けた人に操作を促す
国際電話から着信「+」から始まる番号の場合は特に注意
個人情報を聞く氏名・住所・生年月日などを要求する可能性
お金を要求する特殊詐欺につながる可能性がある
SMS・SNSへ誘導偽サイトなどへの誘導に注意

これらが複数当てはまる場合は、電話の内容を信用せず、いったん切ってください。


警察に相談したい場合は「#9110」

「これは詐欺なのか分からない」

「3番を押してしまった」

「個人情報を伝えてしまった」

「警察を名乗る相手から金銭を要求された」

といった場合は、警察への相談を検討してください。

警察相談専用電話は、

#9110

です。

緊急の事件・事故など、すぐに警察官に来てもらう必要がある場合は110番を利用してください。


「警視庁遺失物受取センターです」という電話が来たときの正しい対処法

最後に、今回のような電話を受けた場合の対応をまとめます。

1.自動音声の指示に従わない

「3番を押してください」

「9番を押してください」

と言われても、すぐに操作しないようにしましょう。

2.いったん電話を切る

「落とし物の保有期限が迫っている」と言われても、慌てる必要はありません。

いったん電話を切ってください。

3.相手に折り返さない

着信履歴から、そのまま折り返すのは避けましょう。

4.公式サイトから確認する

本当に落とし物をした心当たりがある場合は、警視庁公式サイトの「落とし物検索」や正規の窓口から確認しましょう。

5.個人情報を伝えない

電話で本人確認を求められても、相手が本当に警察なのか確認できるまでは、個人情報を伝えないようにしてください。

6.お金の話が出たら警戒する

警察を名乗る相手から送金や振り込みを求められた場合は、詐欺を強く疑ってください。

7.不安なら「#9110」に相談する

自分だけで判断できない場合は、警察相談専用電話「#9110」などに相談しましょう。


まとめ

「こちらは警視庁遺失物受取センターです」

という自動音声電話には注意してください。

今回確認されている音声では、

「まもなく落とし物の保有期限が迎える方を対象に自動音声にてご連絡しております」

などと伝え、

「お心当たりのある方は3番を」

「お心当たりのない詳細を伺いたい方は9番を」

と番号を押すよう促します。

警視庁は以前から、「警視庁遺失物総合案内センター」や「警視庁お忘れ物総合案内所」をかたるウソの自動音声電話について注意喚起しています。

また、このタイプの電話では、「+」から始まる国際電話番号から着信するケースもあります。

特に、

  • 知らない国際電話からかかってきた
  • 警視庁や遺失物センターを名乗っている
  • 落とし物の保有期限を理由に急がせる
  • 自動音声で番号を押すよう求める
  • 個人情報を聞いてくる
  • お金を要求する
  • SMSやSNSへの移動を求める

といった場合は、十分に警戒してください。

「3番」「9番」を押さず、いったん電話を切る。

これが基本です。

本当に落とし物をした心当たりがある場合でも、電話の相手から案内された方法ではなく、警視庁公式サイトなどから正規の窓口を自分で確認しましょう。

不審な電話について相談したい場合は、警察相談専用電話「#9110」を利用できます。

「警視庁からの電話だから大丈夫」と思い込まず、自分で公式情報を確認してから対応することが大切です。


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参照・出典

※本記事は、上記の公的機関等の情報を参考に、不審な電話への対処方法を解説したものです。電話の発信元や内容について、本記事だけで詐欺と断定するものではありません。最新の情報や具体的な対応については、各公式機関の案内をご確認ください。


注意事項

本記事は、不審な電話による被害を防ぐことを目的として、警察・自治体などが公開している注意喚起情報や確認されている電話内容をもとに情報を整理したものです。

個別の電話番号について、発信者や犯罪組織を特定するものではありません。

また、不審電話の内容や発信番号は変更される可能性があります。

電話を受けた際は、相手の指示に従うのではなく、警察や行政機関などの公式サイトから最新情報を確認してください。

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