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【詐欺メール】「【重要】確定申告の提出期限に関する重要なお知らせ」は偽物?「あと7日」の期限通知と偽のe-Taxアプリに注意

2026年10月現在、国税庁やe-Taxを名乗り、「確定申告の提出期限まであと7日」と提出を急がせる不審なメールに注意してください。

今回確認したメールは、送信元に FromE-Tax[アット]limit.wqrmb[.]com を使用し、確定申告の提出期限が迫っていると説明しています。さらに、期限を過ぎると加算税の対象になると案内し、Android版e-Taxアプリのダウンロードを促しています。

しかし、メールに記載された送信元は、e-Tax公式サイトが案内している送信元と異なります。また、本文には確定申告の期限に関する日付と曜日の不一致があり、リンク先も国税庁やGoogle Playの公式ドメインではありません。

さらに、案内されているAndroid版e-Taxアプリは、2021年1月4日にサービスを終了しています。

この記事では、メールの内容、不審な点、正規の確定申告期限、リンクをクリックしてしまった場合の対処法について解説します。

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今回確認した不審なメールの概要

今回のメールの情報を整理すると、次のとおりです。

項目内容
送信元の表示名国税庁e-Tax
送信元メールアドレスFromE-Tax[アット]limit.wqrmb[.]com
件名【 重 要 】確定申告の提出期限に関する重要なお知らせ
本文の主な内容確定申告の提出期限まであと7日と案内
不安をあおる表現期限を過ぎると加算税の対象になると説明
アプリへの誘導Android版e-Taxアプリのダウンロード
リンク先URLhxxps://wqrmb[.]com/dp/kfke

※上記は提供されたメールの内容を整理したものです。リンク先の実際の表示や動作については確認できていません。

メール本文の主な内容

今回のメールには、次のような文章が記載されています。

【至急】確定申告の提出期限まであと7日 – 至急ご提出ください

また、期限を過ぎると加算税の対象になると説明し、令和7年分の確定申告について、次のように案内しています。

令和7年分の確定申告の提出期限は令和8年3月17日(月)です。

さらに、e-Taxなら24時間いつでも提出できると説明したうえで、確定申告書等作成コーナーやe-Taxアプリからの手続きを促しています。

メールの末尾には「Android版 e-Tax アプリをダウンロード」というリンクが設置されています。

このように、税金の申告期限や加算税への不安を利用し、利用者に手続きを急がせる構成になっています。

不審なメールに記載されたリンクからアプリをダウンロードしたり、個人情報を入力したりしないでください。

このメールが不審と判断できる5つの理由

理由1:送信元メールアドレスが公式の案内と異なる

今回の送信元メールアドレスは、次のとおりです。

FromE-Tax[アット]limit.wqrmb[.]com

一方、e-Tax公式サイトでは、「税務署からのお知らせ」などのメールの送信元表記として、次のアドレスを案内しています。

info@e-tax.nta.go.jp

今回のメールアドレスは、公式に案内されている送信元と一致していません。

また、limit.wqrmb[.]com は、国税庁の公式ドメインである nta.go.jp や、e-Taxの公式ドメインである e-tax.nta.go.jp とは異なります。

メールの表示名に「国税庁e-Tax」と書かれていても、それだけで正規のメールだとは判断できません。

e-Tax公式サイトも、国税庁からの連絡を装った不審なメールについて注意を呼びかけています。

参照:e-Tax公式サイト「不審なショートメッセージやメールにご注意ください」

理由2:「あと7日」という期限通知と実際の申告期限が一致しない

今回のメールでは、「確定申告の提出期限まであと7日」と案内しています。

しかし、本文に記載された期限には問題があります。

メールには、令和7年分の確定申告の提出期限を「令和8年3月17日(月)」と記載しています。

ところが、2026年3月17日は火曜日です。日付と曜日が一致していません。

さらに、国税庁の公式サイトによると、令和7年分の所得税及び復興特別所得税の申告期限は、2026年3月16日(月)です。

公式情報:国税庁「令和7年分 確定申告特集」

したがって、メールに記載された「令和8年3月17日(月)」という期限は、国税庁が公表している期限と一致していません。

また、2026年10月にこのメールを受信した場合、令和7年分の所得税等の申告期限はすでに過ぎています。「あと7日」という説明とも矛盾します。

このように、日付や曜日、受信時期を照合することは、不審なメールを見分けるうえで重要です。

なお、申告期限を過ぎている場合でも、個別の事情によって必要な対応は異なります。実際の申告状況については、税務署や国税庁の公式案内で確認してください。

理由3:加算税への不安を利用して手続きを急がせている

メールには、期限を過ぎると無申告加算税や延滞税が課される可能性があると記載されています。

税金に関する期限やペナルティを示されると、不安になり、急いでリンクをクリックしてしまうことがあります。

しかし、税金に関する説明が含まれているからといって、そのメールが国税庁から送信されたものだとは限りません。

今回のメールには、送信元アドレスやリンク先にも不審な点があります。記載された説明だけを信じて、アプリのインストールや情報の入力を行うのは危険です。

確定申告の提出状況を確認したい場合は、メール内のリンクではなく、国税庁の公式サイトから確認してください。

理由4:サービス終了済みのAndroid版e-Taxアプリを案内している

今回のメールでは、次のように案内しています。

「Android版 e-Tax アプリをダウンロード」

しかし、国税庁の公式サイトによると、旧Android向け「e-Taxアプリ」は、2021年1月4日にサービスを終了しています。

公式のお知らせには、サービス終了後はアプリを起動しても終了を通知する画面が表示され、アプリの機能は利用できないと記載されています。

参照:

つまり、今回のメールは、すでにサービスが終了した旧アプリのダウンロードを促していることになります。

これは、メールの信頼性を疑う重要な根拠です。

ただし、旧アプリのサービスが終了したことは、e-Taxそのものが終了したという意味ではありません。

現在のスマートフォンでの申告方法や必要なアプリについては、e-Tax公式サイトで最新の案内を確認してください。

また、今回のリンク先で実際にどのようなアプリやファイルが提供されているのかは確認できていません。リンク先から何かをダウンロードしたり、インストールしたりすることは避けてください。

理由5:リンク先が国税庁やGoogle Playの公式ドメインではない

今回のメールに設定されているリンク先は、次のURLです。

【hxxps://wqrmb[.]com/dp/kfke】

このドメインは、国税庁やe-Taxの公式ドメインとは異なります。また、Google Playの公式ドメインとも異なります。

URLに「e-Tax」という文字が含まれていなくても、リンクの表示名に「Android版 e-Tax アプリをダウンロード」と書かれているため、正規のアプリ配布先だと誤認してしまう可能性があります。

HTTPSで始まるURLであっても、接続先が国税庁の公式サイトであることや、ページの内容が安全であることを保証するものではありません。

また、URLの末尾にある /dp/kfke という文字列だけでは、実際の遷移先やサイトの運営者を判断できません。

リンク先の安全性を確認できていない場合は、クリックせず、公式サイトを自分で開いてください。

国税庁・e-Taxからの正規メールを確認する方法

国税庁やe-Taxからのメールかどうかを確認する際は、表示名だけで判断しないことが大切です。

e-Tax公式サイトでは、「税務署からのお知らせ」などのメールについて、正規の送信元表記やメールの種類を案内しています。

公式案内によると、e-Taxから送信されるメールの送信元表記は、次のとおりです。

e-Tax(国税電子申告・納税システム)<info@e-tax.nta.go.jp>

また、正規のメールは定型文で送信され、原則として本文中にURLを記載していません。ただし、登録情報の更新に伴う到達確認など、例外もあります。

参照:e-Tax公式サイト「『税務署からのお知らせ』等のメールが届いた方へ」

不審なメールを受け取った場合は、次の手順で確認しましょう。

  1. メール内のリンクをクリックしない。
  2. メールに記載された電話番号や連絡先を、そのまま信用しない。
  3. ブラウザーから国税庁またはe-Taxの公式サイトを自分で開く。
  4. 必要に応じて、正規の方法で申告状況やメッセージボックスを確認する。
  5. 判断できない場合は、国税庁や所轄の税務署などの公式窓口へ相談する。

なお、国税庁やe-Taxからメールが届くこと自体はあります。すべてのメールを一律に偽物と判断するのではなく、公式の案内と照らし合わせることが重要です。

リンクをクリックしてしまった場合の対処法

誤ってリンクをクリックしてしまった場合でも、実際に行った操作によって必要な対応は異なります。

リンクを開いただけの場合

リンク先を開いただけで、情報の入力やファイルのダウンロードなどをしていない場合は、ページを閉じてください。

その後、意図しないファイルがダウンロードされていないか確認し、必要に応じて端末のセキュリティ機能で確認してください。

アプリやファイルをダウンロードした場合

心当たりのないアプリやファイルをダウンロードした場合は、安易に開いたりインストールしたりしないでください。

すでにインストールした場合は、端末のセキュリティ機能で確認し、必要に応じて専門のサポートへ相談してください。

IDやパスワードを入力した場合

e-Taxの利用者識別番号やパスワードなどを入力してしまった場合は、公式サイトから状況を確認し、必要な変更や利用停止などの対応を検討してください。

同じパスワードをほかのサービスでも使っている場合は、それらのパスワードも変更することをおすすめします。

マイナンバーなどの個人情報を入力した場合

マイナンバーや本人確認情報などを入力してしまった場合は、入力した情報の種類に応じて、関係する公的機関の公式窓口に相談してください。

不審な相手から追加の情報を求められても、応じないようにしましょう。

クレジットカードや銀行口座の情報を入力した場合

カード番号や銀行口座の情報を入力してしまった場合は、速やかにカード会社や金融機関の公式窓口へ連絡してください。

不正利用の有無を確認し、必要に応じてカードの停止や再発行などを相談しましょう。

5. よくある質問(FAQ)

Q
「【重要】確定申告の提出期限に関する重要なお知らせ」は本物ですか?
A

今回確認したメールは、送信元アドレスがe-Tax公式サイトの案内と異なり、申告期限の日付と曜日も一致していません。

さらに、サービス終了済みのAndroid版e-Taxアプリへの誘導や、公式ドメインとは異なるリンク先も確認されています。

これらの点から、国税庁・e-Taxを装った不審なメールと考えられます。リンクをクリックせず、公式サイトから申告状況を確認してください。

Q
令和7年分の確定申告の提出期限はいつでしたか?
A

国税庁の公式案内によると、令和7年分の所得税及び復興特別所得税の申告期限は、2026年3月16日(月)でした。

今回のメールに記載された「令和8年3月17日(月)」という日付・曜日は、公式案内と一致していません。

詳しくは、国税庁「令和7年分 確定申告特集」を確認してください。

Q
Android版e-Taxアプリは現在も利用できますか?
A

旧Android向け「e-Taxアプリ」は、2021年1月4日にサービスを終了しています。

ただし、e-Taxそのものが終了したわけではありません。現在利用できるスマートフォンでの申告方法や必要なアプリについては、e-Tax公式サイトで確認してください。

Q
URLがHTTPSで始まっていれば安全ですか?
A

いいえ。HTTPSは通信を暗号化するための仕組みであり、接続先が国税庁の公式サイトであることや、サイトの内容が安全であることを保証するものではありません。

今回のように、公式ドメインとは異なるURLが記載されている場合は、リンクを開かずに公式サイトから確認してください。

Q
国税庁やe-Taxからメールが届くことはありますか?
A

はい。e-Taxでは、登録したメールアドレス宛てに、メッセージボックスへの情報格納などを知らせるメールを送信しています。

ただし、国税庁やe-Taxを装った不審なメールも確認されています。表示名だけで信用せず、公式サイトの案内と照らし合わせて判断してください。

Q
メール内のリンクからメッセージボックスを確認してもよいですか?
A

不審なメールに記載されたリンクからアクセスすることは避けてください。

メッセージボックスを確認したい場合は、ブラウザーからe-Taxの公式サイトを自分で開き、正規の手順でログインしてください。

Q
リンクをクリックしただけでも被害に遭いますか?
A

リンクを開いただけで、必ず被害が発生するわけではありません。

ただし、アクセス先で個人情報を入力したり、ファイルをダウンロードして開いたり、アプリをインストールしたりすると、被害につながる可能性があります。

リンクを開いてしまった場合はページを閉じ、ダウンロードや情報入力などを行っていないか確認してください。

Q
確定申告の期限を過ぎていたらどうすればよいですか?
A

申告期限を過ぎている場合は、メール内のリンクから手続きをするのではなく、国税庁の公式サイトで正しい手続きを確認してください。

申告義務の有無や必要な対応は個別の事情によって異なります。判断に迷う場合は、所轄の税務署などの公式窓口へ相談してください。

まとめ

今回確認した「【重要】確定申告の提出期限に関する重要なお知らせ」は、国税庁・e-Taxを装った不審なメールと考えられます。

特に注意したい点は、次の5つです。

  • 送信元アドレスが、e-Tax公式サイトで案内されているものと異なる。
  • 「提出期限まであと7日」と急がせている。
  • 記載された申告期限の日付と曜日が一致せず、公式の期限とも異なる。
  • 2021年1月4日にサービス終了した旧Android版e-Taxアプリを案内している。
  • 国税庁やGoogle Playの公式ドメインとは異なるURLへ誘導している。

税金や確定申告に関するメールは、内容によっては不安を感じやすいものです。しかし、期限や加算税を強調されても、慌ててリンクをクリックする必要はありません。

不審なメールに記載されたリンクはクリックせず、確定申告の状況は国税庁・e-Taxの公式サイトから確認してください。

送信元やURL、日付、本文の内容を落ち着いて確認することが、フィッシング被害を防ぐための重要な対策です。

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参照・出典

本記事では、次の公式情報を参照しています。

  1. 国税庁「令和7年分 確定申告特集」
    https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tokushu/index.htm
    令和7年分の所得税等の申告期限に関する公式情報。
  2. e-Tax公式サイト「Android向けアプリ『e-Taxアプリ』サービス終了のお知らせ」
    https://www.e-tax.nta.go.jp/topics/2021/topics_20210104_etaxap.htm
    旧Android版e-Taxアプリのサービス終了日と、終了後の利用に関する案内。
  3. e-Tax公式サイト「e-Taxアプリについて」
    https://www.e-tax.nta.go.jp/e-taxsoftsp/e-taxap.htm
    旧Android版e-Taxアプリのサービス終了に関する案内。
  4. e-Tax公式サイト「『税務署からのお知らせ』等のメールが届いた方へ」
    https://www.e-tax.nta.go.jp/topics/topics_oshirase_mail.htm
    正規メールの送信元表記やメールの種類に関する案内。
  5. e-Tax公式サイト「不審なショートメッセージやメールにご注意ください」
    https://www.e-tax.nta.go.jp/topics/2022/topics_20220815.htm
    国税庁・e-Taxを装った不審なメールに関する注意喚起。

※送信元、件名、本文、リンク先URLについては、今回提供されたメール内容に基づいています。リンク先の実際の遷移先や、アプリ・ファイルの配布状況、情報窃取などの挙動は確認できていません。

免責事項

本記事は、フィッシングメールなどによる被害の防止を目的とした注意喚起情報です。

掲載内容は、提供されたメールの情報および公表されている公式資料に基づいて作成しています。リンク先の運営者、実際の動作、具体的な被害の有無について、独自に確認したものではありません。

メールの内容やURL、送信元の表示は変更される可能性があります。本記事の情報だけで安全性を判断せず、必要に応じて国税庁・e-Taxの公式サイトや公的な相談窓口で最新情報を確認してください。

税務上の判断や申告手続きについては、個別の事情に応じて所轄の税務署などへご相談ください。

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