「+252から始まる電話番号から着信があったけれど、どこの国?」
「知らない海外の番号から電話がかかってきた。折り返しても大丈夫?」
このような疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。
電話番号の先頭に「+252」が付いている場合、ソマリアの国番号を使った国際電話である可能性があります。
ただし、+252から電話がかかってきたからといって、必ずしも詐欺とは限りません。一方で、心当たりのない国際電話には注意が必要です。
この記事では、+252から始まる電話番号の国や、知らない国際電話への対処法、詐欺被害を防ぐためのポイントについて解説します。
+252から始まる電話番号はどこの国?
+252は、アフリカ東部に位置するソマリアの国番号です。
国番号とは、国際電話をかける際に使用する番号のことです。国や地域ごとに割り当てられており、日本の国番号は「+81」です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 国番号 | +252 |
| 国名 | ソマリア |
| 地域 | アフリカ東部 |
| 電話の種類 | 国際電話など |
国番号は、国際電気通信連合(ITU)が公開している番号計画でも確認できます。
+252の前に「+」が付いていない場合もある?
スマートフォンでは「+252」のように表示されることがありますが、固定電話などでは「+」が表示されず、数字だけで着信する場合があります。
でんわんセンターの記事では、固定電話において「0以外の数字から始まる電話番号」は国際電話または衛星電話からの着信であると説明されています。
ただし、電話機やサービスによって表示方法が異なる場合があるため、見慣れない番号は番号全体を確認することが大切です。
+252から電話がかかってくる理由
+252から着信があった場合、いくつかの可能性が考えられます。
- ソマリアにいる知人や仕事関係者からの電話
- 海外のサービスや事業者からの連絡
- 電話番号の入力間違いによる着信
- 営利目的の電話や迷惑電話
- 詐欺を目的とした電話
電話番号の国番号だけでは、発信者の身元や電話の目的までは判断できません。
また、画面に表示された番号が実際の発信元を正確に示しているとは限らないため、番号の表示だけで相手を信用しないようにしましょう。
海外とのやり取りに心当たりがなく、知らない番号から突然着信した場合は、無理に応答したり折り返したりする必要はありません。
+252からの電話は詐欺?注意したい手口
+252からの着信だけで詐欺と断定することはできません。しかし、国際電話を利用した不審な電話には注意が必要です。
警察庁は、自動音声を使った詐欺電話や、警察官などを装って金銭をだまし取る「ニセ警察詐欺」について注意を呼びかけています。
1.自動音声で電話の利用停止を告げる
電話に出ると、自動音声で次のような案内が流れるケースがあります。
- 「この電話はまもなく利用停止になります」
- 「未納料金があります」
- 「詳しく確認する場合は、番号を押してください」
こうした案内をきっかけに、番号の操作を求められたり、オペレーターを名乗る人物につながったりすることがあります。
電話の利用停止や料金の未納を告げられても、慌てて指示に従わないでください。
心当たりがない場合は電話を切り、必要であれば契約している電話会社の公式窓口に自分で連絡して確認しましょう。
2.警察官を名乗る「ニセ警察詐欺」
警察官を名乗る人物から電話があり、「あなたの口座が犯罪に使われている」「捜査のためにお金を確認する必要がある」などと告げられる手口にも注意が必要です。
相手が警察手帳の画像を見せたり、実在する警察署の電話番号を表示させたりするケースも、警察庁から注意喚起されています。
警察官を名乗る相手から、金銭の振り込みや資産の移動を指示された場合は、すぐに応じないでください。
いったん電話を切り、警察署の公式窓口など、自分で調べた連絡先を通じて事実を確認しましょう。
3.折り返し電話をさせようとする
短い着信だけを残し、相手から折り返すように仕向ける電話にも注意しましょう。
知らない国際電話番号に折り返すと、国際通話料金が発生する可能性があります。相手の目的が分からない場合は、安易に折り返さないことが大切です。
なお、+252からの着信がすべて折り返し詐欺に使われていると確認できるわけではありません。特定の国番号だけで危険性を決めつけず、心当たりがあるかどうかも含めて判断しましょう。
+252から電話がかかってきたときの対処法
知らない国際電話から着信があった場合は、次の点を意識してください。
知らない番号には無理に出ない
海外に知人や取引先がいない場合、心当たりのない国際電話には応答しないという方法があります。
留守番電話を利用し、相手が用件を残すか確認するのも有効です。
不用意に折り返さない
相手が誰なのか分からない場合は、折り返しを控えましょう。
重要な連絡だと思われる場合でも、電話番号や相手の会社名を自分で調べ、公式サイトなどに掲載されている連絡先から確認することをおすすめします。
音声案内に従って番号を押さない
「電話を停止する」「料金の未納がある」などと告げられても、相手の指示に従って番号を押したり、個人情報を伝えたりしないようにしましょう。
不審な電話は途中で切って問題ありません。
個人情報や認証コードを伝えない
電話で次のような情報を求められても、安易に伝えてはいけません。
- 氏名や住所などの個人情報
- 銀行口座やクレジットカードの情報
- 暗証番号やパスワード
- SMSなどで届いた認証コード
相手が警察官や公的機関の職員を名乗っていても、電話だけで信用せず、別の方法で確認してください。
着信拒否や国際電話の利用休止を検討する
同じ番号から何度も着信する場合は、スマートフォンや電話機の着信拒否機能を活用しましょう。
海外との通話を利用しない方は、国際電話の発着信を制限する方法も検討できます。
警察庁の「みんなでとめよう!!国際電話詐欺」では、国際電話対策に関する案内を確認できます。
固定電話で「0以外」から始まる番号を見たら?
固定電話では、国際電話の番号に「+」が表示されない場合があります。
でんわんセンターによると、固定電話では「0以外の数字から始まる電話番号」は国際電話または衛星電話からの着信とされています。
日本国内の一般的な固定電話や携帯電話の番号は「0」から始まるため、固定電話に見慣れない数字から着信した場合は、番号をよく確認しましょう。
ただし、この説明は固定電話の着信表示についてのものです。電話機や通信サービスの仕様などによって表示が異なる場合もあるため、番号だけで発信者の身元を判断しないことが重要です。
詳しくは、でんわんセンターの解説をご覧ください。
+252からの電話で困ったときの相談先
不審な電話を受けた場合や、詐欺かもしれないと不安になった場合は、ひとりで判断せず相談しましょう。
- 警察相談専用電話「#9110」:犯罪被害に関する相談や、警察に相談したいことがある場合
- 消費者ホットライン「188」:契約や金銭トラブルなど、消費生活に関する相談
- 銀行やカード会社の公式窓口:口座情報やカード情報を伝えてしまった場合
すでにお金を振り込んだり、認証コードなどを伝えてしまったりした場合は、できるだけ早く金融機関などに連絡し、警察にも相談してください。
まとめ:+252はソマリアの国番号。知らない国際電話には慎重に対応しよう
+252は、アフリカ東部に位置するソマリアの国番号です。
+252から着信があった場合でも、すべてが詐欺というわけではありません。しかし、心当たりのない国際電話には注意が必要です。
特に、次のポイントを覚えておきましょう。
- +252はソマリアの国番号
- 知らない国際電話には不用意に出たり、折り返したりしない
- 自動音声の指示で番号を押したり、個人情報を伝えたりしない
- 警察官などを名乗る相手から金銭を要求されても、すぐに応じない
- 不安な場合は公式窓口で確認し、必要に応じて警察や消費生活相談窓口に相談する
電話番号の国番号は発信元を考える手がかりになりますが、それだけで相手の身元や安全性を判断することはできません。
見知らぬ番号から着信があったときは、慌てず、相手の話をうのみにせず、落ち着いて対応しましょう。

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