090・080・070などから始まる携帯電話番号から、「NTTファイナンスです」と名乗る自動音声電話がかかってきたという報告があります。
最近では、単に「未納料金があります」と案内するだけでなく、
「ご利用中の動画コンテンツのご利用料金およびお引き落とし状況について、重要なお知らせがございます」
などと案内し、さらに、
「何かご事情がある方はオペレーターにお繋ぎしますので、1番を押してください」
とボタン操作を促すケースもあります。
このような電話が携帯電話番号からかかってきた場合、どのように対応すればよいのでしょうか。
この記事では、090・080・070などの携帯電話番号からNTTファイナンスを名乗る自動音声電話がかかってきた場合について、音声の特徴や注意点、安全な対処法を解説します。
- 090・080・070などの携帯電話からNTTファイナンスを名乗る電話に注意
- 「動画コンテンツの利用料金」と案内されるケース
- 「1番を押してください」と言われても操作しない
- NTTファイナンスは自動音声による案内について注意喚起している
- NTTファイナンスからの電話がすべて偽物とは限らない
- 「携帯電話番号だから安全」とは限らない
- 消費者庁もNTTファイナンスを名乗る架空料金請求について注意喚起
- 携帯電話からNTTファイナンスを名乗る電話が来たときの対処法
- すでに「1番」を押してしまった場合は?
- 「動画コンテンツの料金」と言われても焦らない
- まとめ|携帯電話からNTTファイナンスを名乗る自動音声に注意
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- 免責事項
090・080・070などの携帯電話からNTTファイナンスを名乗る電話に注意
まず注意したいのが、着信番号が090・080・070などの携帯電話番号だからといって、その電話が正規の連絡だと判断しないことです。
電話番号だけでは、実際の発信者や電話の目的を判断できません。
今回のようなケースでは、携帯電話から着信した後に自動音声が流れ、NTTファイナンスを名乗って料金に関する案内をすることがあります。
例えば、次のような内容です。
「こちらNTTファイナンスでございます。ご利用中の動画コンテンツのご利用料金およびお引き落とし状況について、重要なお知らせがございます。何かご事情がある方はオペレーターにお繋ぎしますので、1番を押してください。」
このような音声案内が流れた場合、指示に従ってボタンを操作する前に、一度電話を切って確認することが大切です。
NTTファイナンス自身も、自動音声ガイダンスを利用した不審な電話について注意喚起しています。公式FAQでは、自動音声ガイダンスを用いて契約状況に関する事項や回線の利用停止を通知することは行っていないと案内しています。
「動画コンテンツの利用料金」と案内されるケース
今回のような電話で特に注意したいのが、「動画コンテンツ」「利用料金」「引き落とし」などの言葉を使って不安をあおるパターンです。
例えば、
- 動画コンテンツの利用料金がある
- 引き落とし状況について重要なお知らせがある
- 未払い・未納料金がある
- 支払いについて確認が必要
- オペレーターにつなぐ
- 1番を押すように促す
といった案内が考えられます。
実際に動画サービスなどを利用している人の場合、「もしかしたら本当に料金が残っているのではないか」と不安になるかもしれません。
しかし、電話の内容だけで未払い料金が存在すると判断するのは危険です。
心当たりがない場合は、電話の相手が案内する番号に折り返したり、音声ガイダンスに従ってボタンを操作したりせず、正規の窓口から確認するようにしましょう。
「1番を押してください」と言われても操作しない
このタイプの電話では、
「オペレーターにお繋ぎしますので、1番を押してください」
などと、電話機のボタン操作を促される場合があります。
しかし、相手が本物なのか確認できていない状態で、指示されたボタンを押す必要はありません。
NTTファイナンスは、自動音声ガイダンスを用いた不審な電話について注意喚起しており、音声の案内に従わないよう呼びかけています。
特に、
- 「今すぐ手続きしてください」
- 「電話を切らないでください」
- 「1番を押してください」
- 「オペレーターにつなぎます」
- 「支払わないと法的措置を取ります」
など、急いで対応するよう求められた場合は注意が必要です。
NTTファイナンスは自動音声による案内について注意喚起している
NTTファイナンスの公式サイトには、「NTTファイナンスを名乗る詐欺」についての注意喚起ページがあります。
同社は、自動音声などによってNTTファイナンスを名乗り、利用中の回線を突然利用停止する旨を通知して金銭をだまし取ろうとする不審な電話が発生していると説明しています。
また、NTTファイナンスでは、自動音声ガイダンスを使って契約状況に関する事項や回線の利用停止を通知することは行っていないと明記しています。
そのため、NTTファイナンスを名乗る自動音声電話を受けた場合は、電話の内容だけを信用して手続きを進めないことが重要です。
NTTファイナンスからの電話がすべて偽物とは限らない
ここは注意しておきたいポイントです。
「NTTファイナンスを名乗る電話=すべて詐欺」と決めつけるのも適切ではありません。
NTTファイナンスの公式FAQによると、支払いの確認が取れていない場合には、電話で連絡することがあります。
その場合、ハガキや封書でも通知すると案内されています。
したがって、
「NTTファイナンスから電話が来たから詐欺」
と判断するのではなく、
「自動音声で料金の支払いを求められた場合は、公式情報を確認する」
という考え方が重要です。
不審に感じた場合は、電話の相手から教えられた番号ではなく、公式サイトや手元の請求書・通知書などに記載された正規の窓口から確認しましょう。
「携帯電話番号だから安全」とは限らない
090・080・070は、いずれも一般的に利用されている携帯電話番号です。
そのため、
「携帯電話からの着信だから個人からの電話だろう」
「090から始まっているから通常の電話だろう」
と判断してしまうのは避けたほうがよいでしょう。
重要なのは着信番号の種類だけではなく、電話で何を要求されたのかです。
特に、
- 未払い料金があると言われる
- 動画コンテンツの料金と言われる
- 支払いを急かされる
- ボタン操作を求められる
- オペレーターにつなぐと言われる
- 個人情報を聞かれる
- クレジットカード情報を求められる
- 電子マネーなどで支払うよう求められる
といった場合には、慎重に対応しましょう。
消費者庁もNTTファイナンスを名乗る架空料金請求について注意喚起
NTTファイナンスを名乗る架空料金請求については、消費者庁も注意喚起を行っています。
消費者庁によると、2023年7月以降、消費者の携帯電話などに「NTTファイナンス」または「NTT」の名称をかたり、自動音声ガイダンスやSMSなどで料金が未納であるかのように告げる事例について、各地の消費生活センターなどに相談が寄せられていました。
その中には、自動音声の案内に従って携帯電話を操作したり、指定された番号に折り返したりした後、利用料金の支払いを求められるケースもありました。
さらに、消費者庁が確認した事例では、実在するNTTファイナンス株式会社などとは無関係の事業者が、NTTファイナンス等をかたって架空の利用料金を請求していました。
このような背景からも、「NTTファイナンス」「動画料金」「未納料金」などの言葉だけで正規の請求だと判断しないことが大切です。
携帯電話からNTTファイナンスを名乗る電話が来たときの対処法
090・080・070などの携帯電話番号から、NTTファイナンスを名乗る自動音声電話がかかってきた場合は、次のように対応しましょう。
1.音声案内に従ってボタンを押さない
「1番を押してください」などと案内されても、すぐに操作しないようにしましょう。
まず電話を切り、正規の窓口から確認することをおすすめします。
2.電話の相手に個人情報を伝えない
氏名、生年月日、住所、口座情報、クレジットカード情報などを聞かれても、安易に伝えないようにしましょう。
特に電話の相手が本当にNTTファイナンスなのか確認できていない場合は注意が必要です。
3.相手が案内した電話番号へ折り返さない
「詳しくはこの番号へ電話してください」と案内されても、その番号へそのまま折り返すのではなく、公式サイトなどから正規の問い合わせ先を確認しましょう。
NTTファイナンスも、不審に感じた場合は、届いたハガキ・封書や公式ホームページに記載された電話番号から確認するよう案内しています。
4.心当たりがなければ支払わない
動画コンテンツなどの利用料金について心当たりがない場合は、電話の指示だけで支払わないようにしましょう。
特に電子マネーの購入や番号の伝達を求められた場合には注意が必要です。
5.必要に応じて消費生活センターへ相談する
すでに相手と話してしまった場合や、料金を支払ってしまった場合などは、一人で判断せず相談窓口を利用しましょう。
消費者庁は、消費者ホットライン「188」を案内しています。188に電話すると、原則として最寄りの消費生活センターや消費生活相談窓口につながります。
すでに「1番」を押してしまった場合は?
「1番を押してください」と言われて、すでにボタン操作をしてしまった場合でも、慌てる必要はありません。
その後、
- 氏名を聞かれた
- 生年月日を聞かれた
- 住所を聞かれた
- クレジットカード情報を聞かれた
- 口座情報を聞かれた
- 電子マネーの購入を求められた
- 支払いを要求された
などの状況になった場合は、それ以上の情報提供や支払いを行わず、電話を終了しましょう。
もし個人情報や決済情報を伝えてしまった場合は、内容に応じてカード会社や金融機関、消費生活センターなどへの相談も検討してください。
「動画コンテンツの料金」と言われても焦らない
今回のような自動音声電話では、「動画コンテンツの利用料金」など、実際に利用している可能性がありそうなサービスを持ち出されることがあります。
しかし、
「動画を利用した覚えがある」
ことと、
「電話で案内された料金を支払う必要がある」
ことは別問題です。
本当に料金が発生しているか確認したい場合は、電話の相手に確認するのではなく、自分が利用しているサービスの公式サイトや公式アプリ、契約書・請求書などから確認するようにしましょう。
まとめ|携帯電話からNTTファイナンスを名乗る自動音声に注意
090・080・070などの携帯電話番号から、NTTファイナンスを名乗る自動音声電話がかかってきた場合は注意が必要です。
特に、
「動画コンテンツの利用料金について重要なお知らせがあります」
「お引き落とし状況について確認があります」
「オペレーターにつなぐ場合は1番を押してください」
といった案内があった場合、電話の指示だけで手続きを進めないようにしましょう。
NTTファイナンスは、自動音声ガイダンスを利用して契約状況に関する事項や回線の利用停止を通知することは行っていないと公式に案内しています。
また、消費者庁も、NTTファイナンスやNTTを名乗り、自動音声などを利用して架空の利用料金を請求する事例について注意喚起しています。
不審な電話を受けた場合は、
「出ない」→「ボタンを押さない」→「個人情報を伝えない」→「折り返さない」→「公式窓口から確認する」
という対応を心がけましょう。
すでに支払いや個人情報の提供をしてしまった場合は、消費者ホットライン「188」などへの相談も検討してください。
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免責事項
本記事は、NTTファイナンスを名乗る不審な自動音声電話について、NTTファイナンス公式サイトや消費者庁などの公開情報をもとに注意点を整理したものです。
090・080・070などの携帯電話番号から着信したことだけを理由に、特定の電話番号や契約者、発信者を詐欺業者などと断定するものではありません。
電話の内容や発信者については個別のケースによって異なるため、不審に感じた場合は、NTTファイナンスの公式情報や正規の問い合わせ窓口、消費生活センターなどで確認してください。
掲載内容は公開時点の情報をもとにしており、今後変更される場合があります。
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