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【注意喚起】「+997」から始まる電話はどこの国?自動音声・ニセ警察詐欺の手口と対策

ここ最近、「+997」から始まる番号からの不審な着信について、不安を抱く声や相談が見られます。

お使いのスマートフォンや固定電話によっては、以下のようにさまざまな形式で表示されることがあります。

📱 着信履歴の表示例

  • +997XXXXXX
  • +997 XXXXXX

身に覚えのない番号からの着信に対し、「何か重要な連絡かも?」と慌てて出てしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれるおそれがあります。この記事では、想定される主な手口や特徴、万が一の対策についてまとめました。

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そもそも「+997」とはどこの番号?

国際電話の国コード(国番号)において、「+9」から始まる番号帯は、主に中央アジア、南アジア、中東などの地域に割り振られています。

しかし、近隣諸国の割り当てを見てみると以下のようになっています。

  • +992: タジキスタン
  • +993: トルクメニスタン
  • +994: アゼルバイジャン
  • +995: ジョージア
  • +996: キルギス
  • +997: (未使用の番号)
  • +998: ウズベキスタン

国際電気通信連合(ITU)の割り当てにおいて、「+997」はどこの国や地域にも割り当てられていない「未使用」の番号です。

⚠️ 重要なポイント:番号偽装(スプーフィング)の可能性
どこの国や地域にも割り当てられていない「+997」が表示されている場合、発信者番号が偽装されている可能性があります。実際の発信元が表示された番号と一致するとは限らないため、表示された番号だけで発信者の所在地や身元を判断することはできません。

国際電話番号を悪用した特殊詐欺で見られる代表的な手口

「+997」に限らず、こうした国際電話番号を悪用した特殊詐欺では、以下のような手口が見られます。

1. 自動音声による案内

NTTファイナンス、郵便局、日本信用情報機構(JICC)、ヤマト運輸、総務省など、実在する公的機関や大企業の名前をかたるケースが目立ちます。

  • 特徴: 電話に出ると自動音声ガイダンスが流れ、「1を押してください」などとボタン操作を指示されるケースが主流です。
  • 流れ: 指示通りにボタンを押すと、職員を名乗る人物に繋がり、本人確認と称して氏名や住所を聞き出されることがあります。その後、「あなた名義の契約が犯罪に悪用されている」「未納料金があり、裁判になる」などと不安を煽る事例が報告されています。実際に、通信事業者をかたる者から警察を名乗る者へ電話を転送し、金銭を要求する手口について、消費者庁も注意喚起しています。

2. 警察などをかたる電話

こちらは最初から、あるいは自動音声から案内される形で、警察官を名乗る人物が直接話してくるパターンです。

  • 特徴: 「〇〇県警捜査二課の□□と申します。△△さんのお電話でよろしいでしょうか?」など、こちらの氏名や個人情報を事前に把握した上でかけてくる事例が確認されています。
  • 目的: 「あなたの口座が犯罪に使われた」「容疑を晴らすために資産を調べる必要がある」などと言葉巧みに誘導し、最終的には指定の口座へお金を振り込ませようとしたり、ネットバンキングの情報を盗み取ろうとしたりするケースが懸念されています。

スマートフォンでできる迷惑電話対策

見知らぬ番号からの着信を未然に防ぐため、公的機関などのウェブサイトでも以下のような迷惑電話対応アプリの活用が紹介されています。

  • 詐欺対策 byNTTタウンページ
  • 詐欺バスター Lite

アプリによって機能は異なりますが、迷惑電話の識別、注意喚起、着信拒否などに対応しているものがあります。ご自身のスマホの環境に合わせて導入を検討してみるのも一つの方法です。

よくある質問(FAQ)

Q
「+997」からの電話に出てしまった場合は?
A

一般的に、日本国内で海外からの電話を受けただけで、こちらから海外へ発信した場合のような国際通話料金が発生することはありません。 ただし、ご自身の契約内容や特殊なサービスによって異なる場合があるため、不審な電話には出ないこと、あるいは出てしまってもすぐに切ることが最も安全です。

Q
自動音声で「ボタン」を押してしまった場合は?
A

これ以上やり取りを続けず、その場ですぐに電話を切ることをおすすめします。 自動音声詐欺では、ボタン操作をきっかけに、オペレーターを名乗る人物につながるケースがあります。相手(人間)が出て話し始める前に切ってしまえば、それ以上の被害を回避できる可能性が高いと考えられます。

Q
氏名や住所などの個人情報を話してしまった場合は?
A

警察(#9110)や国民生活センター等へ速やかに相談することをおすすめします。 教えてしまった情報をもとに、今後さらに巧妙な連絡が来たり、不審な郵便物が届いたりするリスクが懸念されます。二次被害を防ぐためにも、警察の相談専用ダイヤル「#9110」や、最寄りの消費生活センター(消費者ホットライン「188」)へ相談し、指示を仰ぐのが適切です。

Q
留守番電話が残っていた場合は?
A

メッセージの内容は無視し、削除して問題ないと考えられます。 「+997」のように国や地域に割り当てられていない番号から、未納料金や犯罪に関する重要な連絡を行うケースは通常考えられません。心当たりのない内容であれば、そのまま無視するのが望ましい対応です。

Q
折り返し電話をした方が良いですか?
A

心当たりのない番号には、折り返し電話をしないでください。 実在しない番号であっても、国際通話料金が発生するリスクがあるほか、詐欺業者に「応答する番号」と認識され、さらなる迷惑電話のリスクが高まる可能性もあります。心当たりのない番号への折り返しは避けるのが安全です。

根本的な対策:国際電話の発着信を止める方法

「海外からの電話を受ける予定がない」という場合は、「国際電話不取扱受付センター」へ手続きを行うことで、対象となる固定電話などについて、国際電話の発着信を休止する手続きができます。 ※携帯電話における国際電話の着信拒否設定や対策については、各携帯電話会社(ソフトバンクなど)へご相談、または公式サイトをご確認ください。

まとめ

  • 「+997」は未使用の番号!偽装されている可能性がある。
  • 心当たりのない相手から、国際電話番号で未納料金や犯罪を理由に連絡が来た場合は、詐欺を疑う。
  • 不審な電話に出てしまっても、焦らずすぐに切る。
  • 迷惑電話対策アプリや、国際電話の発着信休止設定を活用して未然に防ぐ。

免責事項

本記事に掲載されている情報は、公的機関(警察庁、国民生活センター、消費者庁等)および各通信事業者の注意喚起情報を参考に作成しておりますが、詐欺の手口は日々変化しており、すべての事例や最新の状況に網羅的に対応していることを保証するものではありません。万が一、不審な電話による被害やトラブルの懸念が生じた場合は、ご自身の判断で行動せず、速やかに警察(#9110)や消費生活センター等の専門機関へご相談ください。本記事の情報を利用したことにより生じた損害等について、当ブログおよび運営者は一切の責任を負いかねます。

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参照・出典

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