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+800から始まる不審な国際電話に注意!ニセ警察や自動音声詐欺の手口と対策

近年、「+800」から始まる電話番号から、警察官を名乗る人物や自動音声による不審な電話がかかってくる事例が相次いで報告されています。

一見すると日本のフリーダイヤル「0800」番号と見間違いやすい特徴を悪用し、言葉巧みに金銭を騙し取ろうとする手口が疑われています。

ここでは、「+800」という番号の仕組みや、ニセ警察・自動音声詐欺の手口、それぞれの状況に応じた具体的な対処法について解説します。

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「+800」から始まる番号とは?

「+800」から始まる番号は、日本の国内電話番号ではなく国際電話番号です。

  • 国際フリーフォン(着信課金電話番号)
    「+800」は、国境を越えるフリーダイヤル相当の「国際フリーフォン」に割り当てられている番号帯です。
  • 「0800」との混同に注意
    日本国内のフリーダイヤルである「0800」と数字の並びが似ていますが、国際電話の場合は先頭に「+」が付くという大きな違いがあります。
  • 番号の偽装や割り当ての仕組み
    国際電話の国番号において、「+8」は東アジアおよび通信衛星を利用した国際移動通信の番号帯であり、「+80」単体は未使用とされています。画面に表示される番号は偽装されている可能性もあるため、表示だけで発信元を信用しないことが大切とされています。

表示される番号の例

機器の設定や通信キャリアの仕様によって表示のされ方は異なりますが、以下はいずれも「+800」から始まる国際電話です。

  • 800XXXXXXX
  • +800XXXXXXX

主な詐欺の手口とやり取りのパターン

日本の警察組織や公的機関、実在する大手企業が、一般の方への連絡先として「+800」などの国際電話番号を使用しているという情報は確認されていません。

1. ニセ警察官を名乗る手口

相手がこちらの氏名や住所を伝えてくるケースが報告されています。実在する日本の警察署の代表番号に多い「0110」を巧妙に番号の末尾に組み合わせ、一瞬警察からの連絡だと錯覚させようとするケースも確認されているようです。

「〇〇さんのお電話でしょうか?」 「私、□□県警捜査二課の△△と申します」 「あなたの口座が犯罪に悪用されています」「あなたに容疑がかかっています」

このように受話者を動揺させ、最終的に「資産を保護・調査するため」などと称して金銭を要求してくる傾向があるとされています。

2. 多様な自動音声(ガイダンス)の手口

電話に出ると、機械的な自動音声が流れるケースも指摘されています。近年では、以下のように様々な実在する組織を騙るバージョンが確認されているようです。

  • NTTファイナンス・ドコモ(「料金未納がある」などと称する)
  • 税関・郵便局(日本郵便)(「荷物の中に違法なものが入っていた」などと称する)
  • 厚生労働省(「医療費の還付金がある」「保険証が不正利用されている」などと称する)

ガイダンスの中で「詳しい内容をお聞きになりたい場合は、今すぐダイヤルの1を押してください」などと操作を促すのが特徴とされています。

状況に応じた対処法

不審な電話がかかってきた場合は、以下の内容を参考に落ち着いて対応することが推奨されています。

原則として:不審な国際電話には出ない

身に覚えのない国際電話番号(特に「+」から始まる番号)からの着信には、最初から出ないことが対策の一つとされています。

【パターンA】ニセ警察詐欺の場合

  • 電話に出てしまった場合
    警察や公的機関を名乗られても、その場ですぐに信用せず、一度電話を切ることが大切です。相手の所属や名前を控え、自分で調べた正規の警察署の電話番号へかけ直して事実を確認することをおすすめします。
  • 個人情報を話してしまった場合
    住所、氏名、口座番号や暗証番号などを伝えてしまった場合は、速やかに最寄りの警察署や警察相談専用電話(#9110)、または消費生活センターへ相談してください。

【パターンB】自動音声詐欺の場合

  • 電話に出てしまった場合
    自動音声が流れた時点で、それ以上は相手にせず、すぐに電話を切るようにしましょう。
  • 自動音声電話でボタンを押してしまった場合
    ボタンを押しただけで直ちに金銭的被害が発生するとは限りませんが、その後オペレーターにつながったり、個人情報を聞き出されたりする恐れがあります。また、「応答のあった生きている電話番号」として詐欺グループに認識されるリスクが指摘されています。
  • 不審なオペレーターに繋がってしまった場合
    相手が実在する企業や官公庁を名乗っても、話を続けずにすぐに電話を切ってください。
  • 個人情報を話してしまった場合
    氏名や生年月日、クレジットカード番号などを伝えてしまった場合は、速やかに警察(#9110)や消費生活センター、または該当する金融機関・カード会社等へ連絡してください。
  • 留守電が残っていた場合
    自動音声のメッセージが残っていても無視し、削除することをおすすめします。内容に不安を感じても、メッセージ内の指示に従う必要はないとされています。

折り返し電話をした方が良い?

原則として、身に覚えのない国際電話には折り返さないことが推奨されています。
不審な国際電話には折り返さないようにしましょう。高額な国際通話料が発生するリスクがあるほか、さらなる迷惑電話などのトラブルに巻き込まれる恐れがあるとされています。

国際電話の着信をブロック・対策する方法

相次ぐ国際電話を利用した特殊詐欺への備えとして、以下のような遮断・防止策を検討することをお勧めします。

スマートフォンの場合

スマートフォンの場合は、迷惑電話対応ソフトや携帯キャリアが提供するフィルタリングサービスの活用が有効とされています。

  • 警察庁推奨アプリなどの検討
    「詐欺対策 byNTTタウンページ」や「詐欺バスター Lite」など、不審な番号を検知して警告・ブロックしてくれるアプリの導入を検討してみてください。

固定電話やひかり電話の場合

海外との電話連絡が原則不要な場合は、「国際電話不取扱受付センター」へ申し込むことで、海外からの着信や海外への発信を休止(ブロック)できるシステムがあります。

国際電話不取扱受付センターhttps://www.kokusai-teishi.com/

よくある質問(FAQ)

Q
「+800」と「0800」はどのように見分ければ良いですか?
A

最も簡単な見分け方は、先頭に「+(プラス)」が付いているかどうかです。「+800」は国際電話であり、日本のフリーダイヤル「0800」とは全く異なる仕組みの番号帯です。

Q
警察や企業が国際フリーフォン(+800)から一般向けに自動音声で電話をかけることはありますか?
A

日本の警察組織、官公庁、国内の一般的な企業(NTTファイナンス、ドコモ、日本郵便など)が、一般の契約者や消費者に向けた連絡として「+800」から自動音声でんわをかけるという情報は確認されていません。

Q
お金を送金してしまった場合はどうすればいいですか?
A

すぐに振込先の金融機関および警察へ連絡してください。迅速に対応することで、口座の凍結などの措置がとれる場合があります。

まとめ

「+800」から始まる不審な国際電話は、日本の「0800」番と混同しやすい特徴を利用し、ニセ警察官や多様な組織(NTT、税関、厚労省、郵便局など)を騙る自動音声ガイダンスを悪用した手口が報告されています。不審な着信には出ない・折り返さないことが推奨されます。スマホの迷惑電話対策アプリや、固定電話の国際電話着信休止手続きなどを活用し、被害を未然に防ぎましょう。

免責事項

本記事に掲載されている情報は、信頼できるとされる公的機関や通信事業者の発表(2026年時点)をもとに作成しておりますが、犯罪の手口は日々巧妙化・変化しています。情報の正確性、完全性、最新性を保証するものではなく、万一、本情報に基づいて被った損害等について、当方は一切の責任を負いかねます。不審な電話があった場合やトラブルの恐れがある場合は、速やかに警察(#9110)や消費生活センター等の専門機関へご相談ください。

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参照・出典

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