※本記事は、情報セキュリティ機関の公開情報および利用者から寄せられた報告をもとに、特殊詐欺・サイバー犯罪への注意喚起を目的として作成しています。
(0101)から始まる電話番号とは?
パソコンでインターネットを閲覧中に、
- 「Windows Defenderセキュリティセンター」
- 「セキュリティ上の理由により、このPCへのアクセスはブロックされました」
- 「トロイの木馬に感染しています」
- 「Microsoftサポートへ連絡してください」
などの警告画面が突然表示される事例が報告されています。
警告画面には電話番号が表示され、
「すぐに電話してください」
と案内されることがあります。
利用者からの報告では、
- (0101)21920-36348(通話料無料)
- (0101)21920-36485(通話料無料)
- (0101)47532-71649(通話料無料)
- (0101)47533-64454(通話料無料)
- 0101-855-520-3791
などと記載された電話番号が確認されています。
これらは、情報セキュリティ機関が注意喚起している「サポート詐欺」の特徴と一致しており、Microsoftの正規サポート窓口ではなく、詐欺に悪用されている可能性が高いと考えられます。
画面が表示されても、電話をかけたり表示された指示に従ったりしないよう注意してください。
要点まとめ
- (0101)から始まる電話番号が、Windows DefenderやMicrosoftを装う警告画面に表示される事例が報告されています。
- 表示される警告画面は利用者を不安にさせることが目的と考えられます。
- 電話をかけると、遠隔操作ソフトの導入や料金の支払いを求められる恐れがあります。
- 実際にウイルス感染しているとは限りません。
- 画面が表示された場合は、ブラウザを終了するかパソコンを再起動して対処しましょう。
なぜ「(0101)」から始まるの?
電話番号の先頭にある「010」は、日本から海外へ電話をかける際に使用する国際電話識別番号です。
その後に続く「1」は、アメリカやカナダなど北米地域の国番号です。
つまり、
- 01012192036348
- 01012192036485
- 01014753271649
などの番号は、国内のサポート窓口ではなく、海外へ接続される電話番号形式である可能性があります。
一般的な国内向けサポート窓口としては不自然な形式であり、注意が必要です。
サポート詐欺とは?
サポート詐欺とは、偽の警告画面を表示して利用者の不安を煽り、電話をかけさせたり、お金を騙し取ったりする詐欺です。
近年は、
- Windows Defender
- Microsoft
- Apple
などの有名企業を装うケースが多く確認されています。
画面には、
- ウイルス感染
- 個人情報流出
- ハッキング被害
- システム異常
などが表示されますが、実際には利用者を騙すための偽メッセージである場合がほとんどです。
電話をかけるとどうなる?
恐怖心を煽られる
電話に出た人物から、
- パソコンが危険な状態です
- 個人情報が漏れています
- 今すぐ修復が必要です
などと説明され、不安を煽られることがあります。
遠隔操作ソフトを入れさせられる
「修復作業を行います」と説明され、
- AnyDesk
- TeamViewer
- UltraViewer
- Supremo
などの遠隔操作ソフトをインストールするよう求められることがあります。
遠隔操作を許可すると、パソコン内の情報を閲覧されたり、設定を変更されたりする危険があります。
お金を要求される
その後、
- ウイルス除去費用
- セキュリティ契約
- サポート料金
などの名目で支払いを求められる場合があります。
支払い方法として、
- Apple Gift Card
- Google Play ギフトカード
- クレジットカード決済
- 銀行振込
などを指定されるケースもあります。
確認されている電話番号一覧
利用者からの報告では、以下の番号がWindows Defenderを装う警告画面に表示された事例が確認されています。
- (0101)21920-36348
- (0101)21920-36485
- (0101)47532-71649
サポート詐欺グループは電話番号を頻繁に変更する傾向があります。
そのため、上記以外の番号であっても、
- Windows Defenderを装っている
- Microsoftサポートを名乗っている
- 電話をかけるよう誘導している
場合は注意が必要です。
※新たな番号が確認された場合は随時追記します。
偽警告画面の消し方
方法① タスクマネージャーからブラウザを終了する
- Ctrl + Shift + Esc を押す
- タスクマネージャーを開く
- Microsoft EdgeまたはGoogle Chromeを選択する
- 「タスクの終了」をクリックする
ブラウザを終了すると、警告画面や警告音が停止することがあります。
方法② パソコンを再起動する
タスクマネージャーが開けない場合は、
- 電源ボタンを長押しする
- パソコンの電源を切る(強制終了)
- 再起動する
という方法を試してください。
再起動後の注意点
ブラウザ起動時に、
「前回のページを復元しますか?」
と表示されることがあります。
復元してしまうと、再び詐欺ページが表示される可能性があります。
ブラウザは新しいタブから起動することをおすすめします。
状況別の対処法
電話をかけてしまった場合
通話を終了し、今後しばらくは不審な電話やSMSに注意してください。
必要に応じて着信拒否設定を行いましょう。
遠隔操作ソフトを入れてしまった場合
- Wi-Fiを切断する
- LANケーブルを抜く
- 遠隔操作ソフトをアンインストールする
- セキュリティソフトでフルスキャンを行う
ことをおすすめします。
お金を支払ってしまった場合
被害拡大を防ぐため、速やかに相談してください。
相談先の例
- 警察相談専用電話:#9110
- 消費者ホットライン:188
- クレジットカード会社
- ギフトカード発行会社
よくある質問(FAQ)
Q1. (0101)から始まる電話番号はすべて詐欺ですか?
A. すべてが詐欺とは限りません。しかし、Windows DefenderやMicrosoftサポートを装う警告画面に表示される場合は、サポート詐欺の可能性があります。
Q2. 警告画面が表示されたら本当に感染しているのですか?
A. 多くの場合、画面が表示されたことだけでウイルス感染しているわけではありません。利用者を騙すための偽警告であるケースが多く確認されています。
Q3. Microsoftが突然警告画面を出して電話を求めることはありますか?
A. 一般的に、Webページ上に電話番号を表示し、至急電話をかけるよう求める手口はサポート詐欺でよく見られる特徴です。
Q4. 警告音が止まりません。
A. ブラウザが音声を再生しているだけの場合があります。まずは音量を下げるかミュートにし、ブラウザの終了または再起動を試してください。
まとめ
(0101)から始まる電話番号が表示されるWindows DefenderやMicrosoftを装った警告画面は、サポート詐欺である可能性があります。
確認されている番号には、
- (0101)21920-36348
- (0101)21920-36485
- (0101)47532-71649
などがあります。
画面が表示されても、
- 電話をかけない
- 指示に従わない
- 遠隔操作ソフトを入れない
- ギフトカードを購入しない
ことが重要です。
インターネット上の警告画面は利用者を焦らせることが目的です。慌てず冷静に対応し、不審な場合は家族や公的機関へ相談しましょう。

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