※本記事は実際に確認されたメール内容をもとに注意喚起を目的として作成しています。特定の送信元やドメインについて断定的な評価を行うものではありません。
2026年6月頃、「SMBCグループ」や「三井住友カード」を名乗り、高額なポイント進呈を装って不審なサイトへ誘導するメールが確認されています。
メールでは「Vポイント 20,000ポイント進呈」「受取期限は3日間」などとして、受信者の焦りを誘い、偽の専用ページ(ログイン画面)へアクセスさせようとする内容となっています。
送信元メールアドレスやリンク先URLを確認すると、三井住友カードの公式ドメインとは異なるドメインが使用されており、個人情報を盗み出すフィッシングメールである可能性が高いです。
確認された不審メールの全文
実際に届いたメールのテキスト全文です。同じ文面のメールが届いた場合は、安易にリンクを開かないよう注意してください。 ※安全のため、メールアドレスとURLの一部を書き換えて無効化しています。
From: SMBCグループ【info[@]tokai2kg.ed.jp】
件名・タイトル: 【重要】Vpassポイント進呈手続きのご案内 | 三井住友カード
本文:【重要】Vpassポイント進呈手続きのご案内
※本メールは、特典ポイント受け取りに関する重要なご案内です。必ず内容をご確認ください。平素より三井住友カードをご利用いただき、誠にありがとうございます。
この度、お客様がご利用中のカードに対し、下記特典ポイントの進呈が可能となりました。
つきましては、下記ご案内に従い、必ず期日までにお手続きいただきますようお願いいたします。特典ポイント概要
Vポイント 20,000ポイント進呈
・ポイント進呈日:2026年6月24日
・ポイント受取期限:2026年6月27日まで
・ポイント種別:Vポイント(期間限定/有効期限あり)受け取り手続きのご案内
特典ポイントは自動付与ではありません。お客様ご本人による申請手続きが必要です。
進呈日から3日以内に、下記専用ページからお手続きをお願いいたします。
※ 期限までにお手続きいただけない場合、ポイントは受け取れなくなりますのでご注意ください。
セキュリティ確保のため、必ず本メールに記載のリンクからアクセスしてください。特典ポイント受け取り専用ページはこちら
※ お手続き完了後、ポイントが反映されるまで数日要する場合がございます。
※ アクセスの集中により、ご利用しづらい場合がございます。予めご了承ください。ご注意事項・お問い合わせ
・受取手続きの期限は進呈日より3日間です。
・期限経過後は、いかなる場合も権利失効となります。必ず期限内にご対応ください。
・詳細やご不明点につきましては、Vpass内ご利用明細ページまたは三井住友カードホームページをご参照ください。【ご連絡・注意事項】
本メールは送信専用アドレスより自動配信されています。ご返信いただいても回答はできかねます。
お問い合わせの際は、Vpass内の各種サポートページまたは三井住友カード公式ホームページをご利用ください。三井住友カード株式会社
大阪府大阪市中央区今橋4丁目5-15
このメールが不審(詐欺)と考えられる4つの理由
① 送信元メールアドレスが「SMBC」のものではない
メールの発信元は info[@]tokai2kg.ed.jp となっています。末尾の「.ed.jp」は一般的に教育機関などに割り当てられるドメインであり、三井住友カードやSMBCグループの公式ドメイン(smbc-card.com など)とは全く異なっています。
② リンク先URLの文字列に騙されないで
「特典ポイント受け取り専用ページはこちら」の部分に設定されている実際のリンク先は、hxxps://cardinfo.smbc-mems[.]com/newsinvestor-jp です。 URLの一部に「smbc」という文字列が含まれているため、「本物かもしれない」と思ってしまいがちですが、これはいわゆる「偽サイト」です。URLにSMBCという文字列が含まれていても、公式ドメインであることを意味しません。 実在の企業に似せた紛らわしいドメインを取得して誤認させる、典型的なフィッシング詐欺の手口です。
③ 高額なポイントと「3日以内」という短い期限で焦らせる
「20,000ポイント」という非常に高額な特典を提示し、さらに「進呈日から3日以内」「期限後は権利失効」と強調しています。受信者に「すぐ手続きしないと損をする」と思わせ、冷静な判断を奪ってリンクをクリックさせようとする傾向が見られます。
④ 公式アプリや別ルートからの手続きを制限しようとする
本文中に「必ず本メールに記載のリンクからアクセスしてください」という奇妙な案内があります。本物の公式キャンペーンであれば、セキュリティの観点から公式アプリや公式サイトのマイページ(Vpass)からの手続きを推奨することが一般的です。メール内のリンクのみに誘導しようとする点は非常に不自然です。
受信した場合の状態別・正しい対処法
検索ユーザーが置かれている状況に合わせた対処法です。
メールを開いてしまった場合
- メールを開いて中身を見た(既読にした)だけでは、通常カード情報などが盗まれることはありません。
- ただし、メール内のリンク(URL)は絶対にクリックせず、そのままメールを削除するか、迷惑メールフォルダに振り分けてください。
リンクをクリックしてしまった場合
- リンク先のページを開いた(アクセスした)だけであれば、直ちに被害が発生する可能性は低いです。
- ただし、お使いの端末のセキュリティを守るため、それ以上は何も操作せず、すぐにブラウザのタブやページを閉じてください。
個人情報を入力してしまった場合
もし偽サイトの画面でIDやカード番号などを入力してしまった場合は、速やかに以下の対応を行ってください。
- Vpassのログイン情報を入力した: すぐに三井住友カードの「公式アプリ」またはブックマークしてある「公式サイト」からVpassにログインし、パスワードの変更を行ってください。
- クレジットカード情報を入力した: 直ちにクレジットカード会社へ連絡し、カードの利用停止および再発行の手続きを行ってください。
相談窓口
不安な場合や被害に遭った可能性がある場合は、以下のしかるべき窓口へ相談・連絡してください。
- 三井住友カードのお問い合わせ窓口 カードの不正利用の懸念や、カード停止・再発行に関する手続きは、三井住友カードの公式サイトに記載されている総合サポート窓口、またはカード裏面に記載の電話番号へ連絡してください。
- 警察相談窓口(#9110) 万が一、実害が生じている場合や犯罪の疑いがある場合は、警察相談専用電話「#9110」へ相談してください。
- 消費者ホットライン(188) 不審なメールに関するトラブルや対応に迷った場合は、地方公共団体が設置している身近な消費生活センター等に繋がる「188(いやや)」へ相談できます。
よくある質問(FAQ)
Q1. Vポイント20,000ポイント進呈のキャンペーンは本当にあっていますか? A. 三井住友カードを名乗るメールですが、送信元やリンク先URLを見る限り公式メールとは考えにくく、フィッシングメールである可能性が高いです。このような高額なポイント付与を短い期限で迫る案内には十分ご注意ください。
Q2. cardinfo.smbc-mems.com は三井住友カードの公式サイトですか? A. 本記事執筆時点では、当該ドメインと三井住友カードおよびSMBCグループとの公式な関連性は確認できませんでした。公式のドメイン(smbc-card.com など)とは異なりますので、アクセスや情報の入力は控えるのが安全です。
Q3. メールに記載されている住所(大阪市中央区今橋…)は本物ですか? A. メール本文に記載されている会社名や本社の住所は、実際の三井住友カード株式会社のものをそのまま模倣して記載されているケースがあります。一見して本物のように見えても、送信元やURLが異なっていれば信頼はできません。
Q4. 不審なメールは削除しても大丈夫ですか? A. はい、削除して問題ありません。URLのクリックや情報の入力をしていなければ、メールを削除することで二次被害に遭うリスクをなくすことができます。
Q5. 本物の三井住友カードからのメールと見分ける方法はありますか? A. 最も確実なのは、メール内のURLをクリックせず、公式アプリ(Vpass)やあらかじめブックマークした公式サイトの「お知らせ」や「キャンペーン情報」を直接確認することです。また、三井住友カードでは公式ホームページ上で「公式から送信するメールアドレスのドメイン一覧」を公開しているため、照らし合わせることも有効です。
まとめ
今回確認された三井住友カード(SMBCグループ)を名乗るメールは、フィッシングメールである可能性が高いものです。
- 公式とは異なるメールアドレス(tokai2kg.ed.jpなど)が使用されている
- 公式ではないURL(smbc-mems.comなど)へ誘導している
- 「Vポイント20,000ポイント進呈」をエサに、3日間の期限で急がせる
こうした不審なメールを受け取った際は、メール内のリンクには頼らず、常に「公式アプリ」や「あらかじめブックマークした公式サイト」から情報を確認する習慣をつけましょう。
参照・出典
免責事項
本記事は一般的な注意喚起および情報提供を目的として作成しています。掲載しているメール内容は確認された情報をもとに紹介しており、送信元やドメインについて特定の違法行為を断定するものではありません。メールの内容やリンク先は掲載後に変更される場合があります。実際の対応についてはご自身の判断で行い、不安な場合は関係機関や専門家へご相談ください。

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