「NTTファイナンスです」と名乗る自動音声の電話が、「+1」などから始まる国際電話番号からかかってきたという場合は注意してください。
「未納料金があります」
「このままでは電話が利用できなくなります」
「法的措置に移行します」
「確認する場合は1番を押してください」
このような案内が流れ、番号ボタンを押すよう求められるケースがあります。
NTTファイナンスは、国際電話からNTTファイナンスを名乗って連絡することはないと注意喚起しています。また、NTTファイナンスを名乗る自動音声やSMSによる架空料金請求詐欺についても案内しています。
この記事では、「+1」などの国際電話からNTTファイナンスを名乗る自動音声がかかってきた場合の注意点と対処法を分かりやすく解説します。
- 結論:「+1」などの国際電話からNTTファイナンスを名乗る自動音声には注意
- 「+1」から始まる電話とは?
- NTTファイナンスを名乗る自動音声では何を言われる?
- 「1を押してください」は危険?
- 「未納料金があります」は詐欺の典型的なパターン
- 電子マネーで支払うよう言われたら要注意
- 「+1」の電話に出てしまった場合は?
- 「NTTファイナンスからの電話かも」と思ったらどう確認する?
- 「+1」からの電話はすべて詐欺なの?
- 「NTTファイナンス」を名乗る電話で注意したい言葉
- 「+1」などの国際電話が何度もかかってくる場合
- SMSが届いた場合も注意
- 「+1」からNTTファイナンスを名乗る電話が来たときの対処法
- Q1. 「+1」からNTTファイナンスを名乗る電話が来ました。詐欺ですか?
- Q2. 「1番を押してください」と言われました。押しても大丈夫ですか?
- Q3. 電話に出ただけなら大丈夫ですか?
- Q4. 「未納料金がある」と言われました。本当にNTTファイナンスに支払う必要がありますか?
- Q5. 電子マネーを買うように言われました。
- Q6. 間違えて個人情報を伝えてしまいました。
- 参考情報・公的機関
- 関連記事
- 免責事項
結論:「+1」などの国際電話からNTTファイナンスを名乗る自動音声には注意
結論からいうと、「+1」などの国際電話番号からNTTファイナンスを名乗る自動音声がかかってきた場合は、詐欺を強く疑ってください。
NTTファイナンスの公式FAQでは、
国際電話からは、NTTファイナンスではご連絡は行っておりません。
と明記されています。
さらに、同社は「国際電話:+18等から始まる着信」に注意するよう案内しています。
そのため、
「+1から電話」
↓
「NTTファイナンスです」と自動音声
↓
「未納料金があります」
↓
「1番を押してください」
という流れであれば、電話の指示に従わず、そのまま切ることをおすすめします。
「+1」から始まる電話とは?
電話番号の先頭にある「+」は、国際電話番号であることを示す表示です。
「+1」は、アメリカやカナダなどが利用する北米番号計画(NANP)の国番号です。
ただし、日本国内で暮らしていて、アメリカやカナダなど海外から電話がかかってくる心当たりがないのであれば、注意が必要です。
特に、
- 「+1」から始まる
- 「+18」などから始まる
- 知らない海外番号
- 自動音声が流れる
- 未納料金を請求される
- ボタン操作を求められる
といった条件が重なった場合は、安易に応答しないほうが安全です。
警察庁も、国際電話番号を利用した特殊詐欺への注意喚起を行っています。
NTTファイナンスを名乗る自動音声では何を言われる?
これまでに注意喚起されている手口では、電話に出ると自動音声が流れ、
「NTTファイナンスです」
などと実在する企業名を名乗ったうえで、料金の未納などを伝えてくるケースがあります。
たとえば、
- 「料金の未納があります」
- 「電話が利用停止になります」
- 「法的措置を取ります」
- 「確認する場合は1を押してください」
- 「オペレーターにつなぎます」
など、不安をあおって電話を継続させようとするものです。
NTTファイナンスが公表している事例にも、未納料金を理由に利用停止を告げ、電子マネーによる支払いを要求するケースが掲載されています。
また、国民生活センターにも、NTTファイナンスをかたる自動音声で未納料金を請求された相談事例が寄せられています。
「1を押してください」は危険?
特に注意したいのが、自動音声から番号ボタンを押すよう誘導されるケースです。
たとえば、
「詳細を確認する場合は1を押してください」
「オペレーターにつなぐ場合は2を押してください」
などと案内されることがあります。
ここで重要なのは、本当にNTTファイナンスからの電話なのか確認できていない状態で、指示された番号を押さないことです。
番号を押すことでオペレーターにつながり、氏名、生年月日、住所、契約状況などを聞かれる可能性があります。
国民生活センターも、自動音声に従って番号ボタンを押した後、オペレーターにつながり個人情報を聞かれた相談事例を紹介しています。
自動音声が流れたらどうする?
基本的には、
「番号を押さずに電話を切る」
で問題ありません。
「最後まで聞いてから判断しよう」と考える必要もありません。
「未納料金があります」は詐欺の典型的なパターン
NTTファイナンスを名乗る電話で特に注意したいのが、「未納料金」という言葉です。
突然、
「料金が未納になっています」
「支払いが確認できません」
「このままだと法的措置になります」
などと言われると、不安になってしまいます。
しかし、心当たりのない請求を電話で受けた場合は、その場で支払ったり、相手に個人情報を伝えたりしないでください。
国民生活センターも、身に覚えのない未納料金を自動音声で請求する詐欺について、相手にせず無視することを呼びかけています。
電子マネーで支払うよう言われたら要注意
さらに危険なのが、
「コンビニで電子マネーを購入してください」
「カードの番号を伝えてください」
などと支払いを求めるケースです。
NTTファイナンスは、架空料金請求詐欺について、電子マネーによる支払いを要求する事例を紹介しています。
もし電話の相手から電子マネーの購入を指示された場合は、購入せず、カード番号なども絶対に伝えないでください。
すでに電子マネーを購入して番号を伝えてしまった場合は、できるだけ早く警察や消費生活センターなどに相談してください。
「+1」の電話に出てしまった場合は?
「間違えて電話に出てしまった」という場合でも、慌てる必要はありません。
重要なのは、その後に何をしたかです。
電話に出ただけ
自動音声を聞いただけであれば、電話を切ってください。
その後、相手からの電話を着信拒否することも検討しましょう。
「1」などのボタンを押してしまった
ボタンを押してしまっても、そこで気づいたなら電話を切ってください。
その後、相手から再び電話がかかってきても、応答しないようにしましょう。
名前や住所などを伝えてしまった
個人情報を伝えてしまった場合は、今後、別の詐欺電話やSMSなどにつながる可能性も考え、警戒してください。
不安な場合は、警察相談専用電話「#9110」などに相談できます。
クレジットカード情報や暗証番号を伝えてしまった
カード番号などの金融情報を伝えてしまった場合は、カード会社や金融機関にも速やかに相談してください。
「NTTファイナンスからの電話かも」と思ったらどう確認する?
電話の相手から教えられた番号に折り返すのではなく、自分で公式サイトを検索して正規の問い合わせ窓口を確認することが重要です。
NTTファイナンスの公式サイトには、料金に関する問い合わせ窓口が掲載されています。
不審な電話があった場合は、
電話を切る
↓
相手が教えた番号にはかけない
↓
公式サイトを自分で検索
↓
正規の問い合わせ先から確認
という手順にしましょう。
「+1」からの電話はすべて詐欺なの?
ここは注意が必要です。
「+1=詐欺」と断定することはできません。
「+1」は北米番号計画で使用されている国番号なので、海外の知人や企業などから正当な電話がかかってくる可能性もあります。
問題なのは、
「+1からの着信」だけでなく、そこに「NTTファイナンスを名乗る」「自動音声」「未納料金」「ボタン操作」「支払い要求」などが組み合わさっていることです。
したがって、
「+1だから詐欺」
ではなく、
「+1などの国際電話からNTTファイナンスを名乗り、未納料金などを自動音声で案内された場合は、詐欺を強く疑う」
と考えるのが適切です。
「NTTファイナンス」を名乗る電話で注意したい言葉
次のような言葉が出てきたら、特に警戒してください。
| 電話で言われる内容 | 注意度 |
|---|---|
| 「NTTファイナンスです」 | ⚠️ |
| 「未納料金があります」 | ⚠️⚠️ |
| 「電話が利用停止になります」 | ⚠️⚠️ |
| 「法的措置を取ります」 | ⚠️⚠️ |
| 「1番を押してください」 | ⚠️⚠️ |
| 「オペレーターにつなぎます」 | ⚠️⚠️ |
| 「電子マネーを購入してください」 | 🚨 |
| 「カード番号を教えてください」 | 🚨 |
| 「暗証番号を教えてください」 | 🚨 |
一つでも当てはまるから必ず詐欺という意味ではありません。
しかし、知らない国際電話+自動音声+未納料金+支払い要求という組み合わせには、十分な警戒が必要です。
「+1」などの国際電話が何度もかかってくる場合
同じような国際電話が繰り返しかかってくる場合は、着信拒否を利用しましょう。
スマートフォンでは、着信履歴から特定の番号をブロックできる場合があります。
また、通信事業者によっては迷惑電話対策サービスなどが用意されています。
警察庁も、海外に知り合いがいない場合は、身に覚えのない「+」から始まる番号には「出ない、かけ直さない」ことを呼びかけています。
SMSが届いた場合も注意
NTTファイナンスを名乗る手口は、電話だけではありません。
SMSなどを利用して、
「未納料金があります」
「確認してください」
などと案内し、偽サイトへ誘導するケースもあります。
心当たりのないSMSに記載されたリンクは、安易に開かないでください。
公式サイトを確認する場合も、SMS内のリンクではなく、検索エンジンなどから公式サイトを自分で探すほうが安全です。
NTTファイナンスも、不審な電話やSMSなどによる架空料金請求詐欺について注意喚起しています。
「+1」からNTTファイナンスを名乗る電話が来たときの対処法
最も安全なのは、次の対応です。
① 電話に出ない
海外からの電話に心当たりがない場合は、無理に応答しないようにしましょう。
② 出てもボタンを押さない
自動音声で「1を押してください」などと言われても、操作しないでください。
③ 個人情報を伝えない
氏名、住所、生年月日、契約情報、口座情報、カード情報などを伝えないでください。
④ 支払いに応じない
電子マネー、銀行振込、暗号資産などを要求されても、その場で支払わないでください。
⑤ 相手が教えた電話番号には折り返さない
確認したい場合は、NTTファイナンスの公式サイトなどから正規の問い合わせ先を確認してください。
⑥ 不審な番号を着信拒否する
同じ番号から繰り返しかかってくる場合は、スマートフォンの着信拒否機能などを利用しましょう。
FAQ|NTTファイナンスを名乗る国際電話について
Q1. 「+1」からNTTファイナンスを名乗る電話が来ました。詐欺ですか?
A. NTTファイナンスは国際電話から連絡していないと案内しています。
特に「未納料金」「利用停止」「法的措置」などを自動音声で伝え、ボタン操作や支払いを求める電話には注意してください。
Q2. 「1番を押してください」と言われました。押しても大丈夫ですか?
A. 押さないことをおすすめします。
自動音声に従って番号を押すと、オペレーターにつながり、個人情報を聞き出されるケースがあります。
Q3. 電話に出ただけなら大丈夫ですか?
A. 電話に出ただけで慌てる必要はありません。
相手に個人情報や金融情報を伝えていないのであれば、電話を切り、今後は応答しないようにしてください。
Q4. 「未納料金がある」と言われました。本当にNTTファイナンスに支払う必要がありますか?
A. 電話の内容だけで支払わないでください。
契約状況を確認したい場合は、相手から案内された番号ではなく、NTTファイナンスの公式サイトなどから正規の問い合わせ先を確認してください。
Q5. 電子マネーを買うように言われました。
A. 支払わないでください。
NTTファイナンスは、架空料金請求詐欺の事例として、電子マネーによる支払いを要求する手口を紹介しています。
Q6. 間違えて個人情報を伝えてしまいました。
A. これ以上相手とやり取りせず、警察や消費生活センターなどに相談してください。
金融情報を伝えた場合は、カード会社や金融機関にも速やかに連絡しましょう。
まとめ|「+1」などからNTTファイナンスを名乗る自動音声には注意
「+1」などの国際電話番号から、
「NTTファイナンスです」
と自動音声で案内され、
「未納料金があります」
「電話が利用停止になります」
「法的措置を取ります」
「1番を押してください」
などと言われた場合は、十分に注意してください。
NTTファイナンスは、国際電話からは連絡していないと公式に案内しています。
また、同社を名乗る自動音声やSMSによる架空料金請求についても、公式に注意喚起しています。
不審な電話が来た場合は、
出ない
↓
ボタンを押さない
↓
個人情報を伝えない
↓
支払わない
↓
折り返さない
を徹底しましょう。
もし電話の相手に個人情報や金融情報を伝えてしまった場合や、金銭を支払ってしまった場合は、早めに警察や消費生活センターへ相談してください。
消費者ホットラインは188(いやや)、警察相談専用電話は**#9110**です。
参考情報・公的機関
NTTファイナンス
NTTファイナンスは、「NTTファイナンス」を名乗る架空料金請求詐欺について、自動音声やSMSなどを利用した手口への注意を呼びかけています。
NTTファイナンスを名乗る架空料金請求詐欺にご注意ください!
警察庁・SOS47
警察庁は、国際電話番号を利用した特殊詐欺について継続的に注意喚起しています。
国民生活センター
国民生活センターでは、自動音声で未納料金を請求する詐欺について、知らない番号からの電話に出ない・かけ直さないことなどを呼びかけています。
関連記事
- 【注意喚起】NTTファイナンスを名乗る国際電話詐欺にご注意。自動音声の未納料金や法的措置などのワードは詐欺
- +1から始まる電話番号はどこの国?アメリカ・カナダからの着信と詐欺電話の見分け方
- 詐欺電話に出てしまったらどうする?個人情報を伝えた・1番を押した・折り返した場合の対処法
免責事項
本記事は、NTTファイナンス、警察庁、国民生活センターなどが公表している情報を参考に、国際電話を利用した架空料金請求詐欺への注意点をまとめたものです。
「+1」などの国際電話番号からの着信がすべて詐欺であることを意味するものではありません。また、特定の電話番号からの着信について、発信者や目的を本記事だけで断定するものではありません。
電話の内容や契約状況について確認が必要な場合は、相手から案内された連絡先ではなく、各企業・公的機関の公式サイトなどで正規の問い合わせ先を確認してください。
本記事の情報は作成時点で確認できる情報に基づいており、今後、手口や連絡方法などが変更される可能性があります。
本記事の情報を利用したことによって生じたいかなる損害についても、当サイトおよび運営者は責任を負いかねます。金銭を支払ってしまった場合や個人情報・金融情報を伝えてしまった場合は、速やかに警察、消費生活センター、利用している金融機関・カード会社などへご相談ください。
コメント