NTTドコモやドコモカスタマーセンターなどを名乗り、国際電話の自動音声で「未払い料金があります」「まもなく電話が利用停止になります」「オペレーターにつなぐには9番を押してください」などと案内する不審な電話に注意が必要です。
こうした電話では、料金の未払い・契約違反・法的措置などを告げて不安をあおり、電話機のボタン操作やオペレーターとの通話に誘導するケースがあります。
実際に、NTTドコモやNTTの関連窓口を名乗る不審電話について、国際電話番号や自動音声の内容をもとに情報を探している方もいるのではないでしょうか。
ただし、電話番号の表示だけで発信元や詐欺の有無を断定することはできません。心当たりのない請求や利用停止の案内があっても、電話の相手が伝える指示に従うのではなく、公式窓口で確認することが大切です。
この記事では、NTTドコモを名乗る国際電話の特徴や自動音声の手口、電話番号別の関連記事、着信があった場合の対処法をまとめます。
NTTドコモを名乗る国際電話に注意!詐欺の可能性がある自動音声とは
NTTドコモやカスタマーセンターなどを名乗る電話では、自動音声で携帯電話の利用停止や未払い料金について案内し、指定された番号を押すよう求めるケースがあります。
たとえば、次のような内容には注意が必要です。
- 「こちらはNTTドコモです」
- 「お客様の電話はまもなく利用停止になります」
- 「利用料金のお支払いが確認できていません」
- 「契約違反が確認されました」
- 「法的措置に移行します」
- 「詳しい説明を聞くには1番を押してください」
- 「オペレーターにつなぐには9番を押してください」
このような案内が流れたからといって、必ずしもすべてが詐欺だと断定できるわけではありません。しかし、突然の国際電話で不安をあおり、ボタン操作や個人情報の提供を求める場合は、慎重に対応する必要があります。
不審な電話では、相手の指示に従って操作したり、その場で支払いをしたりせず、いったん電話を切って公式窓口から確認しましょう。
「まもなく電話が使えなくなります」という案内
不審な自動音声でよく見られるのが、「お客様の携帯電話は本日で利用停止になります」「2時間後に電話が使えなくなります」など、通信サービスの停止を告げる内容です。
突然このような案内を聞くと、仕事や家族との連絡に影響が出るのではないかと不安になり、音声の指示に従ってしまうことがあります。
しかし、電話で利用停止を告げられた場合でも、その場で慌てて操作する必要はありません。
本当に契約や料金に問題があるか確認したい場合は、電話を切り、NTTドコモの公式サイトや契約者向けアプリなどから自分で確認してください。
「未払い料金があります」「法的措置を取ります」という案内
「利用料金の支払期限が過ぎています」「未納料金があるため法的措置を取ります」などと告げ、支払いを求める手口にも注意が必要です。
相手が具体的な金額や契約内容を示したとしても、それだけで本物の請求だとは限りません。
身に覚えのない請求については、電話口でクレジットカード番号や銀行口座、暗証番号、認証コードなどを伝えないようにしましょう。
また、電子マネーの購入や番号の送信、指定口座への振り込みなどを要求された場合も、すぐに応じないでください。
「9番を押してください」「オペレーターにつなぎます」という誘導
自動音声の途中で「詳しい内容を確認するには1番を押してください」「オペレーターにつなぐには9番を押してください」などと案内されるケースもあります。
こうした指示に従うと、相手との通話に進み、料金や契約の確認を装って個人情報を聞き出されたり、金銭の支払いを求められたりするおそれがあります。
ボタンを押しただけで直ちに金銭的な被害が発生するとは限りませんが、相手の正体が確認できない場合は、これ以上操作を続けないことが重要です。
NTTドコモを名乗る不審な国際電話の特徴
NTTドコモを名乗る電話が本物かどうかは、電話番号の先頭部分や音声の内容だけでは判断できません。複数の特徴を確認し、少しでも不審な点があれば、相手の案内を信用せずに公式窓口で確認しましょう。
1. 「+」から始まる国際電話番号から着信する
着信履歴に「+1」「+65」「+223」「+1833」など、「+」から始まる電話番号が表示されることがあります。
「+」は国際電話番号の表記に使われる記号です。ただし、先頭の数字だけで発信者の身元や電話の目的を確実に特定することはできません。
また、表示された番号が実際の発信元を正しく示しているとは限らず、電話番号を偽装する手口もあります。
そのため、「特定の国番号だから必ず詐欺」「日本の電話番号だから安全」と決めつけるのは避けましょう。
心当たりのない国際電話には出ない、折り返さない、相手が名乗った会社の公式窓口で確認する、といった対応が基本です。
2. 自動音声で不安をあおる
「電話が停止されます」「契約違反が確認されました」「未払い料金があります」など、突然のトラブルを告げる内容には注意してください。
特に、すぐに対応しないと大きな不利益が生じるかのように説明し、冷静に確認する時間を与えない場合は警戒が必要です。
本物の案内かどうかを確かめるために、電話口で急いで手続きを進める必要はありません。
3. 電話機のボタン操作を求める
自動音声で特定の番号を押すよう求められた場合は、慎重に対応しましょう。
ボタン操作の後にオペレーターへ接続され、契約情報や個人情報を聞かれることがあります。相手が本物だと確認できない限り、指示に従うのは避けてください。
4. 個人情報や支払い情報を聞き出そうとする
氏名、住所、生年月日、契約者情報、クレジットカード情報、銀行口座、暗証番号、SMSなどで届いた認証コードを求められた場合は、応じないでください。
NTTドコモを名乗っていても、相手が本当に同社の担当者であるとは限りません。
不審な電話で個人情報を伝えてしまった場合は、伝えた情報の種類に応じて、公式窓口や金融機関などに相談しましょう。
NTTドコモを名乗る国際電話の番号一覧
ここでは、NTTドコモや関連窓口を名乗る不審な電話について、番号や音声の内容を詳しく調べたい方に向けて関連記事をまとめます。
なお、以下は個別の着信に関する情報を確認するための関連記事一覧です。掲載された番号からの電話がすべて詐欺であると断定するものではありません。
電話番号の先頭部分から調べたい方
着信履歴に表示された番号と、以下の記事のタイトルを照らし合わせて確認してください。
- +18から始まる着信
- +223から始まる電話
- +1833から始まる電話
- +1855から始まる電話
- +1888から始まる電話
- +65から始まる電話
- +1877から始まる電話
- +1866から始まる電話
- +1881から始まる電話
- +838・+80から始まる電話
- +1813・+215から始まる電話
- +843・+880・+853から始まる電話
- +969・+699・+88から始まる電話
番号が似ていても、同じ発信元とは限りません。 たとえば「+18」から始まる番号と「+1833」「+1855」などの番号は、表記の一部が共通していても、同じ番号体系や発信者であると判断できるわけではありません。着信番号だけで安全性を判断せず、電話の内容にも注意してください。
NTTドコモを名乗る電話の総合記事
番号が特定できない場合や、複数の会社名を名乗る自動音声が気になる場合は、次の記事も参考にしてください。
- 【注意喚起】NTTやドコモ、電信電話公社などを名乗る自動音声の詐欺電話が多発中!国際電話番号からの着信に要警戒
- 【注意喚起】+1866からの電話は危険?NTT・NTTドコモ・NTTファイナンスを名乗る不審電話と着信拒否の方法【2026年版】
- 特殊詐欺? NTTドコモカスタマーセンターをかたる国際電話(+1、+87など)にご注意!自動音声詐欺の手口とは?
自動音声の内容から調べたい方
着信番号が分からない場合でも、音声の内容や要求された操作を手がかりに、関連する記事を確認できます。
「9番を押してください」「1番を押してください」と案内された
- NTTドコモを名乗る「利用料金の支払期限が過ぎております」「9番を押して」の自動音声は詐欺?誘導の手口と対策
- NTTドコモをかたる詐欺電話に注意!自動音声ガイダンスで「利用停止」「1を押して」は詐欺のサイン
- 【注意喚起】国際電話で「NTTドコモ」を名乗る音声ガイダンスに注意!「規定違反・サービス停止・9を押して」は詐欺電話の可能性
「カスタマーセンター」「インフォメーションセンター」を名乗る
- 「NTTドコモ カスタマーセンター」を名乗る自動音声は詐欺?利用停止を告げる不審な電話の手口と対策
- 【注意喚起】NTTドコモ(docomo)を名乗る自動音声電話に注意|「検査から重要なお知らせ」「1・6を押して」は不審なサイン
- 【注意】「こちらはNTTドコモカスタマーセンターです」は詐欺の可能性!自動音声ガイダンス悪用の最新手口と対処法
- 【注意喚起】「NTTドコモインフォメーションセンター」を名乗る国際電話の自動音声ガイダンスの詐欺電話が多発。9を押してくださいは詐欺
「電話が使えなくなります」「利用規定違反」と案内された
- 【注意喚起】「NTTドコモです。まもなく電話が使えなくなります」は詐欺の可能性大!
- 【注意喚起】「NTTドコモ。利用規定違反。電話が使えなくなります」は詐欺の可能性大!
- 【注意喚起】国際電話で「NTTドコモ」を名乗る音声ガイダンスの詐欺が多発|お客様の携帯電話は本日で利用停止されますは詐欺
NTTドコモの本物の案内か確認する方法
電話でNTTドコモを名乗られた場合は、相手が伝えた電話番号や、通話中に案内されたリンクだけを頼りに確認しないでください。
不審な電話を受けたときは、次の方法で確認しましょう。
- いったん電話を切る。 相手の指示に従ってボタンを押したり、個人情報を伝えたりしないようにします。
- NTTドコモの公式サイトを自分で開く。 検索結果や受信したSMSのリンクからではなく、普段利用している公式サイトや公式アプリから確認します。
- 契約内容や料金の状況を確認する。 心当たりのある請求があるか、契約者向けのサービスで確認します。
- 公式窓口へ問い合わせる。 本当に利用停止や未払いの問題があるのか、公式サイトに掲載された連絡先から確認してください。
公式サイトは NTTドコモ から確認できます。
不審な電話で相手が具体的な契約情報を話した場合でも、それだけで本物だと判断しないことが大切です。
NTTドコモを名乗る国際電話に出てしまった場合の対処法
不審な電話に出てしまっても、落ち着いて対応してください。電話に出たことだけで、直ちに金銭的な被害が発生するとは限りません。
ただし、その後にどのような操作や情報提供をしたかによって、必要な対応が変わります。
電話に出ただけの場合
電話に出ただけで、個人情報を伝えたり、指示された操作をしたりしていない場合は、まず通話を終了し、相手に折り返さないようにしましょう。
着信履歴に番号が残っていても、確認のためにかけ直す必要はありません。
同じ番号や似た番号から何度も着信する場合は、端末の着信拒否機能や通信事業者が提供する迷惑電話対策サービスの利用を検討してください。
自動音声で番号を押してしまった場合
「1番を押してください」「9番を押してください」などの指示に従ってしまった場合は、相手の案内を続けず、通話を終了してください。
ボタンを押しただけで必ず被害に遭うとは限りませんが、オペレーターにつながった場合は、個人情報や契約情報、認証コードなどを伝えないようにしましょう。
その後、不審なSMSやメールが届いても、リンクを開いたり、添付ファイルをダウンロードしたりしないでください。
個人情報や認証コードを伝えてしまった場合
氏名や住所などを伝えた場合は、どの情報を伝えたか整理し、今後の不審な連絡に注意してください。
パスワードや認証コード、金融機関・決済サービスの情報などを伝えてしまった場合は、該当するサービスの公式窓口へ速やかに連絡し、パスワードの変更や利用停止など、必要な対策を相談しましょう。
SMSで届いた認証コードは、本人確認に悪用されるおそれがあります。相手が通信会社の担当者を名乗っていても、安易に教えないでください。
金銭を支払ってしまった場合
不審な電話の相手に振り込みをしたり、電子マネーを購入して番号を伝えたり、クレジットカード情報を入力したりした場合は、速やかに関係する金融機関や決済事業者へ連絡してください。
被害の状況に応じて、警察への相談も検討しましょう。電子マネーの利用番号や振込先、通話履歴、相手から届いたSMSなどは、可能な範囲で保存しておくと相談時に役立ちます。
消費者トラブルについては、消費者ホットライン「188」、警察への相談については警察相談専用電話「#9110」も利用できます。
NTTドコモを名乗る不審な国際電話を着信拒否する方法
不審な電話が繰り返しかかってくる場合は、スマートフォンの着信拒否機能や、通信事業者が提供する迷惑電話対策サービスを利用しましょう。
スマートフォンの着信拒否機能を利用する
一般的には、着信履歴から対象の番号を選び、詳細画面やメニューにある「着信拒否」「ブロック」などの項目を選択すると設定できます。
ただし、機種やOSのバージョンによって操作方法は異なります。
また、相手が番号を変えて発信してくる場合や、発信者番号が偽装されている場合は、特定の番号を拒否するだけでは防ぎきれないことがあります。
国際電話の着信に注意する
海外との通話を利用する予定がなく、見知らぬ国際電話からの着信が続く場合は、端末や通信事業者が提供する国際電話・迷惑電話対策機能を確認してみましょう。
ただし、国際電話の着信を一律に制限すると、海外にいる家族や知人、必要な連絡まで受けられなくなる可能性があります。利用状況に合わせて設定してください。
家族にも不審電話への注意を伝える
高齢の家族などがいる場合は、通信会社や公的機関を名乗る自動音声であっても、突然の利用停止や未払い料金の案内に慌てないよう伝えておくとよいでしょう。
「番号を押さない」「折り返さない」「個人情報を伝えない」「公式窓口で確認する」という基本的な対応を共有しておくことが大切です。
NTTドコモを名乗る国際電話に関する相談窓口
不審な電話の内容や、実際に行った操作・支払いによって、相談先を使い分けましょう。
- NTTドコモの公式窓口: 契約内容や料金の状況が本当か確認したい場合
- 消費者ホットライン「188」: 身に覚えのない請求や、金銭を要求されたなどの消費者トラブル
- 警察相談専用電話「#9110」: 詐欺の疑いがある電話や、個人情報・金銭の被害について警察に相談したい場合
- 金融機関・決済事業者: 振り込みやカード決済などをしてしまった場合
相談の際は、着信日時、電話番号、音声の内容、相手に伝えた情報、支払いの有無などを整理しておくと説明しやすくなります。
まとめ|NTTドコモを名乗る国際電話には慎重に対応しよう
NTTドコモやカスタマーセンターを名乗り、「未払い料金があります」「電話が利用停止になります」「9番を押してください」などと案内する自動音声には注意が必要です。
不審な国際電話を受けた場合は、次の点を意識してください。
- 心当たりのない国際電話には慎重に対応し、安易に折り返さない
- 自動音声の指示に従ってボタンを押さない
- 氏名、住所、契約情報、暗証番号、認証コードなどを伝えない
- 本物の案内かどうかは、NTTドコモの公式サイトや公式窓口で確認する
- 個人情報を伝えたり金銭を支払ったりした場合は、関係する窓口へ速やかに相談する
着信番号の先頭部分だけで、詐欺かどうかや発信元を確実に判断することはできません。番号や音声の内容に心当たりがある場合は、この記事で紹介した関連記事も参考にしながら、落ち着いて確認してください。
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