「楽天ペイ セキュリティ管理部」を名乗り、「楽天アカウント保護」というAndroidアプリをインストールするよう求めるメールが確認されています。
メールには「2026年10月8日までに手続きしないとログインが制限される」といった内容が記載され、Google Playストアへ移動するよう案内されています。
しかし、実際にメールに設定されたリンクを確認すると、楽天公式サイトとは異なるドメインへ誘導されます。
今回確認したメールは、楽天ペイを装ったフィッシングメールである可能性が非常に高いため、リンクをクリックしたり、案内されたアプリをインストールしたりしないでください。
楽天ペイ公式サイトでも、楽天グループを装い、Google PlayやGoogle Playを模したサイトへ誘導して不正なアプリをインストールさせようとする不審なメール・SMSについて注意喚起しています。
- 「楽天アカウント保護」メールの概要
- 結論:「楽天アカウント保護」の導入を求めるメールには注意
- 怪しいポイント1:楽天とは関係のないドメインへ誘導している
- 怪しいポイント2:「Google Playストア」と説明しているのにリンク先が違う
- 怪しいポイント3:「楽天アカウント保護」というアプリの導入を要求
- 怪しいポイント4:「10月8日まで」と期限を設定している
- 怪しいポイント5:「楽天ペイ セキュリティ管理部」という表示だけでは本物とは判断できない
- 「楽天ペイから本当にセキュリティ通知が来たのでは?」と思ったら
- このメールを受信したらどうすればいい?
- 間違えてリンクをクリックしてしまった場合
- 偽サイトにID・パスワードを入力してしまった場合
- クレジットカード情報などを入力してしまった場合
- アプリをインストールしてしまった場合
- 楽天ペイ公式のセキュリティ情報
- よくある質問
- まとめ
- あわせて読みたい関連記事
- 参照・出典
- 免責事項
「楽天アカウント保護」メールの概要
今回確認したメールの概要は以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 表示上の送信者 | 楽天ペイ 重要通知 |
| 件名 | 【お手続きのお願い】楽天アカウント保護アプリの未導入を確認しました |
| 発行日 | 2026年10月1日 |
| 対象サービス | 楽天ペイ |
| 要求内容 | 「楽天アカウント保護アプリ」の導入 |
| 対象端末 | Android |
| 対応期限 | 2026年10月8日 |
| 未対応時の影響 | ログイン制限と説明 |
| 誘導先 | Google Playストアと説明 |
| 実際のリンク先 | photoartexhibitions.com を含むURL |
※上記は今回確認されたメールの内容を整理したものです。
結論:「楽天アカウント保護」の導入を求めるメールには注意
今回のメールは、フィッシングメールとして注意することをおすすめします。
最大の理由は、メール本文では「Google Playストアへ移動」と説明しているにもかかわらず、リンク先として設定されているURLが、Google Playストアや楽天公式ドメインではないことです。
今回確認されたリンクは、
hxxps://photoartexhibitions【.】com/UfIY6nCi91.shizuoka.jp
でした。
「楽天ペイ」の案内として送られてきたメールであるにもかかわらず、リンク先のドメインが楽天とは関係のない photoartexhibitions.com になっています。
「Google Playへ移動する」と書いてあっても、実際のリンク先がGoogle Playとは限りません。
そのため、メール内のボタンやリンクからアプリをインストールするのは避けてください。
怪しいポイント1:楽天とは関係のないドメインへ誘導している
今回のメールでは、
楽天アカウント保護をダウンロード(Android版)
Google Playストアへ移動
開発元:楽天グループ株式会社
と表示されています。
ところが、リンク先は、
photoartexhibitions.com
です。
楽天ペイの公式サイトは pay.rakuten.co.jp などの楽天公式ドメインで運営されています。
そのため、楽天ペイのセキュリティ対策を案内するメールから、楽天とは無関係に見えるドメインへ移動させようとしている点は、極めて不自然です。
リンクの文字だけを見て「Google Playだから安全」と判断するのではなく、リンク先のURLを確認することが重要です。
怪しいポイント2:「Google Playストア」と説明しているのにリンク先が違う
今回のメールで特に注意したいのが、リンクの表示と実際のURLの違いです。
メール本文では、
Google Playストアへ移動
と説明されています。
しかし、実際のリンク先はGoogle PlayのURLではありません。
このように、メール上の表示文と実際のリンク先が異なるケースでは注意が必要です。
フィッシングメールでは、正規サービスの名称を表示して安心させ、実際には攻撃者が用意したサイトへ誘導する手口が使われることがあります。
楽天ペイ公式サイトも、楽天グループを装った不審なメールやSMSによってGoogle PlayやGoogle Playを模したサイトへ誘導し、不正なアプリをインストールさせようとする事例について注意喚起しています。
怪しいポイント3:「楽天アカウント保護」というアプリの導入を要求
メールでは、
楽天アカウント保護(Android版)
というアプリを導入するよう求めています。
一方、現在の楽天ペイ公式のセキュリティ案内では、楽天ペイのセキュリティ機能として、電話番号認証、本人認証、端末認証、利用内容確認、パスキー認証(FIDO2)などが案内されています。
また、楽天ペイ公式では、パスキー認証について、端末のロック解除方法を利用してログインする認証方法として案内しています。
今回のメールに書かれている「楽天アカウント保護」という名称のアプリについては、メールに記載されたリンクからインストールするのではなく、楽天の公式サイトや公式アプリから最新情報を確認することが重要です。
怪しいポイント4:「10月8日まで」と期限を設定している
メールには、
対応期限:2026年10月8日(木)
と記載されています。
さらに、
期限までに導入されない場合
ログイン制限が発生します
と説明されています。
このように、「期限までに対応しなければアカウントが使えなくなる」と不安をあおり、急いでリンクをクリックさせる構成には注意が必要です。
フィッシングメールでは、利用停止、アカウント制限、本人確認、セキュリティ更新などを理由に、短い期限を設定して手続きを急がせるケースがあります。
今回も、メールから直接対応するのではなく、楽天ペイの公式サイトや公式アプリを自分で開いて確認してください。
怪しいポイント5:「楽天ペイ セキュリティ管理部」という表示だけでは本物とは判断できない
メールの送信者には、
楽天ペイ 重要通知
と表示され、本文には、
楽天ペイ セキュリティ管理部
という名称も使われています。
しかし、メールの表示名は偽装される可能性があります。
そのため、
「楽天ペイと書いてあるから公式メール」
とは判断できません。
送信者名だけでなく、実際の送信元メールアドレス、メールヘッダー、リンク先URL、案内内容などを総合的に確認する必要があります。
楽天モバイルの公式サポートでも、なりすましメールについて、メールに記載されたURLをクリックせず、スマートフォンの公式アプリやブラウザから楽天グループのサービスへアクセスするよう案内しています。
「楽天ペイから本当にセキュリティ通知が来たのでは?」と思ったら
メールの内容が本物か確認したい場合でも、メール内のリンクは使用しないでください。
次の方法で確認するのが安全です。
1.メールを閉じる
メールに記載されたリンクやボタンをクリックせず、そのまま閉じます。
2.楽天ペイ公式サイトを自分で開く
検索エンジンやブックマークなどから、楽天ペイの公式サイトを自分で開いてください。
楽天ペイ公式サイトには、セキュリティに関する案内も掲載されています。
3.公式アプリから確認する
すでに楽天ペイを利用している場合は、メール内のリンクではなく、端末にインストール済みの公式アプリから確認してください。
4.公式サイト内の案内と比較する
「アカウント保護アプリを導入してください」という案内が本当に存在するのか、公式サイト内で確認します。
メールと公式サイトの内容が一致しない場合は、メール側の案内に従わないようにしましょう。
このメールを受信したらどうすればいい?
今回のようなメールを受信しただけであれば、リンクをクリックせず削除するのが基本です。
次の対応をおすすめします。
- メール内のURLをクリックしない
- アプリをインストールしない
- メールに返信しない
- メールに記載された電話番号へ連絡しない
- ID・パスワードを入力しない
- クレジットカード情報を入力しない
- 認証コードを入力しない
- 楽天ペイ公式サイト・公式アプリから確認する
- 必要に応じて楽天側の窓口へ相談する
楽天も、不審なメールやSMSに記載されたリンクへのアクセスや、不正なアプリのインストールを行わないよう注意喚起しています。
間違えてリンクをクリックしてしまった場合
リンクをクリックしただけで、個人情報を入力していない場合は、まずページを閉じてください。
その後、以下を確認しましょう。
- ファイルがダウンロードされていないか
- アプリをインストールしていないか
- 不審なアプリが追加されていないか
- 楽天IDやパスワードを入力していないか
- クレジットカード情報を入力していないか
- 認証コードを入力していないか
特にAndroid端末では、メールやSMSから案内されたサイト経由で不明なアプリをインストールしないことが重要です。
楽天モバイルも、Google PlayやApp Store以外からアプリをダウンロード・インストールすることを控えるよう案内しています。
偽サイトにID・パスワードを入力してしまった場合
もし偽サイトに楽天IDやパスワードを入力してしまった場合は、放置しないでください。
できるだけ早く、メール内のリンクではなく、公式サイトや公式アプリから楽天IDのセキュリティ設定を確認し、必要な対応を行ってください。
同じパスワードを他のサービスでも使っている場合は、それらのサービスについてもパスワード変更を検討してください。
また、不正利用の可能性がある場合は、楽天側の公式窓口へ相談してください。
クレジットカード情報などを入力してしまった場合
クレジットカード番号、有効期限、セキュリティコードなどを入力してしまった場合は、カード会社へ速やかに連絡してください。
また、楽天ペイや楽天IDに関連する不正利用が疑われる場合は、楽天の公式窓口から状況を確認してください。
メールに記載された問い合わせ先をそのまま利用するのではなく、公式サイトから窓口を確認することが重要です。
アプリをインストールしてしまった場合
今回のメールのように、正規のGoogle Playではないサイトなどからアプリをインストールしてしまった場合は、通常のフィッシングメールよりも慎重な対応が必要です。
まず、端末にインストールされたアプリを確認し、身に覚えのないアプリや不審なアプリがないか確認してください。
楽天モバイルの公式サポートでも、身に覚えのないアプリや不審なアプリを確認し、該当する場合はアンインストールするよう案内しています。
ただし、不正アプリが端末に深く入り込んでいる可能性もあるため、重要なアカウントのパスワード変更などは、必要に応じて安全な別端末から行うことも検討してください。
被害が疑われる場合は、警察や専門窓口への相談も検討しましょう。
楽天ペイ公式のセキュリティ情報
楽天ペイ公式サイトでは、さまざまな不正利用対策を案内しています。
現在の公式セキュリティページでは、電話番号認証、本人認証、端末認証、利用内容確認、パスキー認証(FIDO2)などが紹介されています。
また、楽天ペイ公式サイトでは、楽天グループを装った不審なメール・SMSについて、Google PlayやGoogle Playを模したサイトへ誘導して不正なアプリをインストールさせる事例が確認されていると注意喚起しています。
そのため、今回のような「セキュリティ対策」を理由にアプリのインストールを要求するメールを受け取った場合は、特に慎重に確認してください。
よくある質問
「楽天アカウント保護」というメールは本物ですか?
今回確認されたメールについては、フィッシングメールとして扱うのが安全です。
特に、メール本文ではGoogle Playストアへ誘導すると説明しているにもかかわらず、実際のリンク先が楽天やGoogleの公式ドメインではない点が重大な問題です。
メールに楽天ペイと書いてあれば本物ですか?
いいえ。
メールの表示名や本文だけで本物と判断することはできません。
送信元アドレス、リンク先URL、公式サイトの案内などを確認する必要があります。
リンクをクリックしてしまいました。どうすればいいですか?
個人情報を入力していない場合は、ページを閉じてください。
そのうえで、アプリがインストールされていないか、ファイルがダウンロードされていないか確認してください。
アプリをインストールしてしまいました
不明なアプリや身に覚えのないアプリがインストールされていないか確認してください。
楽天モバイルも、不審なアプリの確認・アンインストールや、公式ストア以外からのアプリのインストールを避けることを案内しています。
不正利用やアカウント情報の流出が疑われる場合は、楽天や警察などの適切な窓口へ相談してください。
楽天ペイのセキュリティ対策はどこで確認できますか?
メールに記載されたリンクではなく、楽天ペイ公式サイトから確認してください。
まとめ
今回確認された、
【お手続きのお願い】楽天アカウント保護アプリの未導入を確認しました
というメールは、フィッシングメールの可能性が非常に高いものとして警戒する必要があります。
特に注意したいのは次の点です。
- 「楽天ペイ 重要通知」など楽天を装った表示になっている
- 「楽天アカウント保護」というアプリの導入を要求している
- 「2026年10月8日」という期限を設定している
- 対応しない場合はログイン制限が発生すると説明している
- Google Playストアへのリンクと説明している
- 実際のリンク先が楽天やGoogleの公式ドメインではない
- アプリのインストールを促している
楽天ペイ公式サイトでも、楽天を装ったメール・SMSからGoogle Playや模倣サイトへ誘導し、不正なアプリをインストールさせる事例について注意喚起しています。
メールからアプリをインストールせず、楽天ペイを確認する場合は公式サイトや公式アプリを自分で開いてください。
不審なメールを受け取っただけであれば、リンクをクリックせず削除するのが安全です。
もしリンクをクリックしたり、ID・パスワード、カード情報、認証コードなどを入力したり、アプリをインストールした場合は、状況に応じて楽天、カード会社、通信事業者、警察などへ速やかに相談してください。
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参照・出典
免責事項
本記事は、確認できたメール本文および公開されている公式情報をもとに、フィッシング被害を防ぐことを目的として情報を整理したものです。
メールの表示名や本文だけでは送信元を完全に特定できない場合があります。また、フィッシングの手口や公式サービスの仕様は変更される可能性があります。
最新情報や個別の対応については、楽天ペイ、楽天グループ、利用している金融機関・カード会社、警察、その他関係する公式窓口をご確認ください。
本記事は特定のメールについて法的・専門的な判断を行うものではありません。

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