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+が表示されない国際電話はなぜ?スマートフォンと固定電話の表示の違いを解説

「海外から電話がかかってきたら、電話番号の先頭に『+』が付くのでは?」

「着信履歴に+がないから、国内からの電話だと思っていた」

このように、国際電話の表示について疑問を持つ方は少なくありません。

スマートフォンでは、海外からの国際電話が「+1」「+44」「+86」など、「+」から始まる番号で表示されることが一般的です。

ところが、固定電話では、国際電話の着信であっても「+」が表示されない場合があります。

そのため、

「+が付いていない=国内電話」

とは限りません。

この記事では、スマートフォンと固定電話で国際電話の表示がどのように異なるのか、「+」が表示されない国際電話にどう注意すればよいのかを分かりやすく解説します。


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「+」から始まる電話番号は国際電話

まず、国際電話番号でよく見かける「+」について確認しておきましょう。

たとえば、次のような番号です。

  • +1 833 XXX XXXX
  • +86 XXX XXXX
  • +44 XXXX XXXXXX
  • +880 XXXX XXXX

このような番号では、電話番号の先頭に「+」が付いています。

警察庁も、「+1」や「+44」などから始まる国際電話番号を利用した特殊詐欺が多発しているとして注意を呼びかけています。携帯電話については、「+から始まる電話番号」や見知らぬ番号からの着信を無視するなどの対策を推奨しています。

「+」の後ろに続く数字は国番号です。

たとえば、

表示国番号
+1北米番号計画(NANP)の国番号
+44イギリス
+86中国
+852香港
+880バングラデシュ

というように、「+」の後ろにある数字を見ることで、国際電話番号の種類を判断できます。

ただし、「+」の表示だけで安全な電話かどうかを判断することはできません。


スマートフォンでは「+」が表示されることが多い

スマートフォンに海外から電話がかかってきた場合、着信画面や着信履歴には、

+1 833 XXX XXXX

のような国際電話番号が表示されることがあります。

そのため、

「+から始まる番号=海外からの電話」

という認識を持っている方も多いでしょう。

実際、警察庁も携帯電話の対策として、「国際電話番号(+から始まる電話番号)」や見知らぬ電話番号からの着信を無視することを案内しています。

しかし、ここで注意したいのが固定電話です


固定電話では「+」が表示されない場合がある

固定電話のナンバー・ディスプレイでは、スマートフォンと同じように「+」から始まる番号が表示されるとは限りません。

でんわんセンター」も、固定電話では電話番号の先頭に「+」が表示されないと案内しています。

また、NTT西日本では、加入電話のナンバー・ディスプレイについて、国際電話からの着信時には国番号や国内プレフィックスを除いた番号が表示されると案内しています。

つまり、電話を受けた人から見ると、

「+が付いていない普通の番号」

のように見える場合があります。

そのため、

「+がないから国際電話ではない」

と判断するのは危険です。


「+が表示されない=国内電話」ではありません

ここがこの記事で一番覚えておいてほしいポイントです。

スマートフォン

国際電話

「+」から始まる番号で表示されることが多い

固定電話

国際電話

「+」が表示されない場合がある

この違いがあるため、着信履歴だけを見て、

「+がないから日本国内からの電話だろう」

と決めつけることはできません。

特に、普段から海外と電話をする機会がない方は、見覚えのない番号からの着信には注意することが大切です。


固定電話ではどのように表示される?

固定電話の国際電話着信は、利用している電話サービスやナンバー・ディスプレイなどによって表示方法が異なります。

NTT西日本では、国際電話から発信者番号が通知された場合、電話機などには国番号や国内プレフィックスを除いた発信者番号が表示されると説明しています。

また、電話番号を通知しない国際電話については、電話番号そのものが表示されない場合もあります。

したがって、

  • 「+」から始まる
  • 「+」がない
  • 電話番号が表示されない
  • 「表示圏外」「不明」などと表示される

など、着信時の表示は一律ではありません。

電話機や通信サービスによって表示が異なることがあると覚えておきましょう。


「+がないから安心」は危険

最近は、国際電話番号を利用した特殊詐欺が問題になっています。

警察庁によると、特殊詐欺に利用された電話番号のうち、2025年(令和7年)には約75.5%が国際電話番号でした。

また、警察庁は「+1」や「+44」などから始まる国際電話番号を利用した特殊詐欺について注意喚起しています。

たとえば、

  • 「未払い料金があります」
  • 「あなたの電話が犯罪に利用されています」
  • 「警察です」
  • 「口座が犯罪に使われています」
  • 「本人確認が必要です」
  • 「今すぐ手続きをしてください」

などと言って、個人情報やお金を要求するケースがあります。

このような電話では、電話番号の表示だけで相手を信用しないことが重要です。


固定電話に見覚えのない電話がかかってきたら

固定電話の場合、「+」が表示されないことがあるため、番号だけを見て国際電話かどうかを判断するのは難しい場合があります。

そのため、次のような対応をおすすめします。

心当たりのない電話には出ない

海外に知人や家族が住んでいない・取引先がないなど、国際電話がかかってくる可能性がないのであれば、見覚えのない電話には慎重に対応しましょう。

電話に出ても、個人情報を伝えない

名前、生年月日、住所、口座情報、暗証番号、クレジットカード情報などを電話で聞かれても、安易に答えないでください。

「警察」「銀行」「役所」などを名乗っても信用しない

相手が公的機関や金融機関を名乗ったとしても、その電話だけで本物だと判断しないようにしましょう。

一度電話を切り、公式サイトなどで確認した連絡先に自分から電話して確認することが大切です。

不審な自動音声が流れたら切る

「1番を押してください」「オペレーターにつなぎます」などとボタン操作を求める自動音声にも注意してください。

必要がなければ、そのまま電話を切りましょう。

折り返さない

見覚えのない海外発と思われる電話に、こちらから折り返す必要はありません。

警察庁も、国際電話番号を利用した特殊詐欺への対策として、心当たりのない国際電話には出ない、かけ直さないことを呼びかけています。


「+」が表示されなくても、海外からの電話に注意

ここまで説明したように、スマートフォンでは国際電話が「+」から始まる番号で表示されることがあります。

一方、固定電話では、国際電話の着信でも「+」が表示されない場合があります。

したがって、

「+が付いているかどうか」だけで国際電話かどうかを判断しない

ことが重要です。

特に、

「海外から電話がかかってくる予定はない」

という方は、見覚えのない番号からの着信そのものに注意しましょう。


「+」が表示されない電話と「+1」の電話はどう違う?

スマートフォンでは、

+1 833 XXX XXXX

のような番号が表示されることがあります。

これは「+1」と「833」などが組み合わさった国際電話番号です。

一方、固定電話では同じような国際電話からの着信でも、「+」が表示されず、番号の一部だけが表示される場合があります。

そのため、

「+1 833」と表示された場合

Ctrl+K コマンドパレットを開く

「+がない番号が表示された場合」

では、見た目が大きく異なることがあります。

この違いを知っておくと、

「+がないから国内電話だと思って出てしまった」

という誤解を防ぎやすくなります。


よくある質問(FAQ)

Q
「+」が付いていない電話は国際電話ではありませんか?
A

いいえ。

固定電話では、国際電話の着信でも「+」が表示されない場合があります。

そのため、「+がない=国内電話」とは限りません。

Q
スマートフォンなら国際電話には必ず「+」が付きますか?
A

国際電話番号は「+」から始まる形式で表示されることが一般的ですが、端末や通信サービスなどによって表示方法が異なる場合があります。

「+」の有無だけで安全性を判断しないようにしましょう。

Q
「+」が付いていたら詐欺ですか?
A

いいえ。

「+」は国際電話番号を示す記号であり、「+」が付いている電話がすべて詐欺というわけではありません。

ただし、日本では国際電話番号を利用した特殊詐欺が多発しているため、心当たりのない国際電話には注意が必要です。警察庁も「+1」「+44」などから始まる国際電話番号を利用した特殊詐欺について注意を呼びかけています。

Q
固定電話に海外から電話がかかってきたらどうすればいいですか?
A

海外から電話がかかってくる予定がない場合は、無理に応答する必要はありません。

NTT西日本も、固定電話・ひかり電話について、心当たりのない国番号が表示された電話には出ないよう案内しています。

Q
国際電話の着信を止めることはできますか?
A

海外との電話が不要な方は、固定電話について国際電話の利用休止を検討できます。

警察庁は、固定電話について国際電話の着信ブロックを特殊詐欺対策として推奨しています。

国際電話不取扱受付センターの電話番号は0120-210-364です

まとめ:「+がない=国内電話」とは限らない

今回のポイントをまとめます。

  • スマートフォンでは、国際電話が「+」から始まる番号で表示されることが多い
  • 固定電話では、国際電話の着信でも「+」が表示されない場合がある
  • 電話サービスや電話機によって、着信時の表示方法は異なる
  • 「+がないから国内電話」とは判断できない
  • 「+」が付いている電話がすべて詐欺というわけではない
  • ただし、国際電話番号を利用した特殊詐欺が多発している
  • 心当たりのない電話には出ない、かけ直さない
  • お金や個人情報を要求された場合は特に注意する
  • 海外との電話が不要なら、固定電話の国際電話着信ブロックも検討する

特に覚えておきたいのは、

「国際電話なら必ず+が表示される」とは限らない

ということです。

スマートフォンと固定電話では、着信時の番号表示が異なる場合があります。

「+がないから大丈夫」と思い込まず、見覚えのない電話には慎重に対応しましょう。

不審な電話について不安を感じた場合は、警察相談専用電話 #9110 や消費者ホットライン 188 に相談できます。


この記事の要点

+が表示されない国際電話はあります。

スマートフォンでは国際電話が「+」から始まる番号で表示されることが多い一方、固定電話では「+」が表示されない場合があります。

そのため、「+の有無だけで国内電話・国際電話を判断しない」ことが大切です。

心当たりのない電話には出ない、折り返さない、個人情報やお金を要求されても応じない――この3点を覚えておきましょう。

※本記事では、電話番号の表示方法について一般的な情報を紹介しています。実際の表示は、電話会社・通信サービス・電話機・端末などによって異なる場合があります。


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参照・出典


免責事項

本記事では、国際電話の着信時における電話番号の表示や、不審な電話への一般的な対処方法について、公開されている情報をもとに解説しています。

電話番号の表示方法は、携帯電話・スマートフォン、固定電話、電話機、通信事業者、利用している電話サービスなどによって異なる場合があります。そのため、本記事の内容がすべての端末や通信サービスに当てはまることを保証するものではありません。

また、「+」が表示されている、または「+」が表示されていないという情報だけで、その電話が安全なものか、詐欺や迷惑電話であるかを断定することはできません。

不審な電話を受けた場合は、相手に個人情報や金融情報を伝えたり、指示された番号へ折り返したりせず、必要に応じて電話会社、警察、消費生活センターなどの公的な相談窓口へ確認してください。

本記事の情報を利用したことによって生じたいかなる損害についても、当サイトでは責任を負いかねます。重要な判断をする際は、各電話会社や公的機関が発表している最新情報もあわせてご確認ください。

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