最近、「警察を名乗る不審な国際電話」が全国で増加しています。
その中でも新たに確認されているのが、「+850」から始まる電話番号です。
「見慣れない番号?本当に事件に巻き込まれているのでは…?」
このように不安を感じてしまうかもしれませんが、結論から言います。
👉 その電話は詐欺の可能性が極めて高いです
この記事では、「+850」の正体と詐欺の手口、そして被害を防ぐための具体的な対処法をわかりやすく解説します。
■ 「+850」は北朝鮮の国番号
「+850」は、
👉 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に割り当てられている国番号です。
ただし、ここで重要なのは👇
👉 表示されている番号=実際の発信元とは限らない
という点です。
詐欺グループは、
- 国際回線
- IP電話
- 番号偽装(スプーフィング)
などを利用し、発信元を自由に偽装することが可能です。
つまり、
👉 「+850だから北朝鮮からの電話」とは限らないが、いずれにしても極めて不審
という認識が正しいです。
■ 詐欺の典型的な手口
「+850」からの詐欺電話も、これまで報告されている警察なりすまし詐欺と同じ構造です。
▼ よくある流れ
- 警察(捜査二課・刑事など)を名乗る
- 「あなた名義の口座が犯罪に使われている」と不安を煽る
- 個人情報(氏名・住所・口座情報など)を聞き出す
- LINEなどのアプリに誘導
- ビデオ通話で偽の警察手帳や逮捕状を見せる
- 「潔白を証明するため」などを理由に送金を要求
👉 最終的な目的は「お金」です
■ なぜ「+850」が使われるのか?
詐欺グループが「+850」を使う理由は明確です。
✔ 海外番号で警戒心を揺さぶる
「普通じゃない番号」=「重大な連絡かも」と思わせる
✔ 心理的にパニック状態にする
「容疑がかかっている」「逮捕状」などのワードで冷静さを奪う
✔ 発信元の特定を困難にする
番号偽装により追跡が難しくなる
つまり、
👉 「恐怖」と「混乱」を同時に与えるための演出ツール
として使われています。
■ ここだけは絶対に覚えてください
以下の3つは、日本の警察では絶対にありえません
❌ 国際電話(+番号)で連絡してくる
❌ LINE・ビデオ通話で事情聴取する
❌ 電話で送金を指示する
👉 1つでも当てはまれば100%詐欺です
■ 被害を防ぐための対処法
実際に重要なのはここです👇
✔ 知らない国際電話番号には出ない
特に「+850」は警戒対象です
✔ 折り返し電話は絶対にしない
高額通話料+詐欺ターゲット化のリスク
✔ 個人情報は絶対に伝えない
一度渡すと二次被害につながります
✔ LINE誘導は即ブロック
警察がLINEを使うことはありません
✔ 家族・周囲と情報共有
特に高齢者は被害リスクが高いです
✔ 不安な場合は「#9110」へ
警察相談専用窓口で確認できます
■ まとめ
今回のポイントを整理すると👇
- 「+850」は北朝鮮の国番号だが、発信元は偽装の可能性が高い
- 警察を名乗る国際電話は詐欺を強く疑うべき
- LINE誘導・送金要求は100%詐欺
- 不審な電話は「出ない・折り返さない・相談する」が基本
👉 「国際電話×警察×お金」の組み合わせはすべて疑う
これを覚えておくだけで、被害リスクは大きく下げられます。
■ FAQ(よくある質問)
Q1. 「+850」からの電話はすべて詐欺ですか?
A. すべてが詐欺とは断定できませんが、日本国内の一般利用者に対して警察を名乗る電話であれば、詐欺の可能性が極めて高いです。
Q2. 本当に北朝鮮からかかってきているのですか?
A. 必ずしもそうではありません。番号なりすましにより、別の国から発信されているケースが多いと考えられます。
Q3. 電話に出てしまいました。どうすればいいですか?
A. すぐに通話を切り、着信拒否を設定してください。不安な場合は「#9110」へ相談しましょう。
Q4. 個人情報を伝えてしまった場合は?
A. 速やかに警察へ相談し、必要に応じて金融機関にも連絡してください。早めの対応が被害拡大を防ぎます。
Q5. なぜ警察を名乗るのですか?
A. 日本人は「権威」に弱いためです。警察という存在を利用して、従わせようとする典型的な詐欺手口です。
■ 免責事項
本記事に掲載している情報は、執筆時点(2026年)の公開情報および確認されている事例をもとに作成しています。
詐欺の手口は日々変化・巧妙化しており、すべてのケースに当てはまることを保証するものではありません。
万が一、不審な電話や勧誘により被害の恐れがある場合は、速やかに最寄りの警察署または警察相談専用電話「#9110」へご相談ください。
本記事の情報を利用したことによって生じた損害・トラブルについて、筆者は一切の責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
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