「+1700から始まる電話番号から着信があったけれど、どこの国?」
「+1 700から電話がかかってきたけど、詐欺なの?」
「+1700からNTTや日本郵便を名乗る自動音声が流れた」
このような電話がかかってくると、不安になる方も多いでしょう。
結論からいうと、+1700は「+17」という国番号ではありません。
「+1」が北米番号計画(NANP)の国番号で、その後に続く「700」は、一般的な地域番号とは異なる通信事業者向けの非地理的な番号帯(Interexchange Carrier Services)として使われています。
NANPA(North American Numbering Plan Administrator)の2025年年次報告書でも、NPA 700は「Interexchange Carrier Services」とされています。通常の市外局番のように、特定の都市や州を直接示す番号ではありません。
一方で、+1700という表示だけから、電話の発信者や発信場所、電話の内容が正規のものかどうかを判断することはできません。
知らない国際電話から自動音声が流れ、「1を押してください」「未納料金があります」「警察につなぎます」などと案内された場合は注意が必要です。
この記事では、+1 700・+1700の意味から、NTT、日本郵便、宅配会社、厚生労働省、金融機関、警察などを名乗る電話への対処法までまとめて解説します。
- +1 700・+1700から始まる電話番号はどこ?
- +1700は国番号?どこの国からの電話?
- +1700から電話がかかってくるのはなぜ?
- +1700を使った詐欺電話に注意
- 自動音声で「1を押してください」と案内する
- 警察・行政機関を名乗る
- 未納料金・口座・保険などを理由にする
- 宅配便・郵便物を理由にする
- クレジットカード会社を名乗る
- +1700からNTT・NTTファイナンスを名乗る電話
- +1700から日本郵便・郵便局を名乗る電話
- +1700からヤマト運輸を名乗る電話
- +1700から佐川急便を名乗る電話
- +1700から厚生労働省・保険関係を名乗る電話
- +1700から三菱UFJ・三井住友フィナンシャルグループなどを名乗る電話
- 電話に出ただけならどうする?
- 自動音声で「1」を押してしまったら?
- 個人情報を伝えてしまったら?
- SMSが届いたら?
- 折り返してしまったら?
- スマートフォンで着信拒否する
- 携帯電話会社の迷惑電話サービスを利用する
- 国際電話を利用しない場合は利用休止も検討
- +1700からの電話を受けたときの正しい対応
- よくある質問(FAQ)
- まとめ|+1700は国番号ではないが、知らない電話には注意
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- 参照・出典
+1 700・+1700から始まる電話番号はどこ?
まず、「+1700」という表示を分解して考える必要があります。
たとえば、電話番号が次のように表示されたとします。
+1700XXXXXXXX+1 700 XXX XXXX+1(700)XXX-XXXX1700XXXXXXX
この場合、基本的には、
+1 + 700 + その後の加入者番号
という構造として考えます。
「+17」という国番号ではありません。
+1700の基本的な意味
| 表示 | 意味 |
|---|---|
+1 | 北米番号計画(NANP)の国番号 |
700 | 非地理的な特殊番号帯 |
+1 700 | 北米番号計画における700番号帯 |
+1700 | 「+1」と「700」が連続して表示されたもの |
NANPAの最新資料では、700は「Interexchange Carrier Services」に分類されています。つまり、一般的な「ニューヨークの○○番」「カリフォルニアの○○番」のような地理的な市外局番とは性質が異なります。
そのため、
+1700=特定の国や都市を表す国番号
と考えるのは正確ではありません。
+1700は国番号?どこの国からの電話?
「+1700 国番号」「+1700 どこ」という検索をする方もいると思います。
ここで重要なのは、+1700という独立した国番号があるわけではないということです。
「+17」という国番号ではありません
国際電話番号では、先頭の「+」の後に国番号が続きます。
しかし、
+1700
を見て、
+17
という国番号があると考えるのは間違いです。
この表示は、
+1 + 700
と分けて考えます。
「1」は北米番号計画(NANP)で使用される国番号です。
NANPにはアメリカ、カナダだけでなく、複数のカリブ海地域なども含まれます。そのため、+1だけを見て必ずアメリカからの電話と断定することもできません。
さらに700は、特定の地域を示す通常の市外局番ではなく、通信事業者向けの非地理的な番号帯です。
+1700の表示だけで発信場所は断定できない
もう一つ注意したいのが、電話番号表示と実際の発信者が一致するとは限らないことです。
電話番号を偽装して表示させる「Caller ID spoofing(発信者番号偽装)」が悪用されることがあります。
米国FCCも、迷惑電話や詐欺電話への対策として発信者番号偽装を問題視しています。
したがって、
「+1700だから○○という国から電話が来た」
「+1700だから○○という会社が電話してきた」
と、番号表示だけで発信者を確定することはできません。
+1700から電話がかかってくるのはなぜ?
+1700からの着信があった場合、さまざまな可能性があります。
たとえば、
- 海外からの正規の電話
- 自動音声による案内
- 営業・勧誘電話
- 迷惑電話
- 詐欺を目的とした電話
- 発信者番号を偽装した電話
などです。
特に注意したいのが、自動音声を利用して相手にボタン操作をさせ、その後オペレーターを装った人物につなぐ手口です。
国民生活センターも、+から始まる国際電話について、自動音声で「1」を押すよう案内され、その後に個人情報を聞かれる事例を紹介しています。
そのため、+1700から着信があったことだけで詐欺と判断するのではなく、「何を名乗ったか」「何を要求されたか」まで確認することが重要です。
+1700を使った詐欺電話に注意
+1700そのものが詐欺番号という意味ではありません。
しかし、知らない国際電話から、
- 自動音声が流れる
- 未納料金を請求される
- 「1」を押すよう求められる
- 警察や行政機関を名乗る
- 個人情報を聞かれる
- 口座情報を聞かれる
- クレジットカード情報を聞かれる
- SMSやSNSへ誘導される
- 送金を要求される
といった内容があった場合は、十分に注意してください。
自動音声で「1を押してください」と案内する
特に警戒したいのが、
「確認する場合は1を押してください」
「オペレーターにつなぐ場合は1を押してください」
などと案内する自動音声です。
ボタンを押すと、電話口の人物に接続され、
「本人確認が必要です」
「あなた名義の契約に問題があります」
「犯罪に利用されています」
などと不安をあおられる場合があります。
警察庁も、特殊詐欺では自動音声から「1」を押させ、その後に警察官などを名乗る人物につなぐ事例を紹介しています。
身に覚えのない電話でボタン操作を求められても、押さないことが基本です。
警察・行政機関を名乗る
「警察です」
「○○県警です」
「行政機関です」
「あなたの名前が犯罪に使われています」
などと言われるケースにも注意してください。
特に、
「あなたの口座が犯罪に使われている」
「逮捕状が出ています」
「資産を確認する必要があります」
などと言って、金銭や個人情報を要求する場合は警戒が必要です。
警察庁も、警察官を名乗って「あなたの口座が犯罪に利用されている可能性がある」などと伝えるニセ警察官の手口について注意喚起しています。
本当に警察から連絡があったのか不安な場合でも、電話の相手が案内した番号へ折り返すのではなく、公式サイトなどで確認した正規の窓口へ相談しましょう。
未納料金・口座・保険などを理由にする
詐欺電話では、
- 未納料金
- 電話料金
- 保険料
- 税金
- 口座
- クレジットカード
- 契約料金
などを理由にして、不安をあおるパターンがあります。
国民生活センターは、実在する事業者をかたって自動音声で未納料金を請求する詐欺について注意喚起しています。特にNTTファイナンスをかたる事例が紹介されています。
「今日中に支払わなければ法的措置を取る」など、急いで対応するよう求められても、その場で支払わないことが大切です。
宅配便・郵便物を理由にする
「荷物があります」
「不在の荷物があります」
「荷物に不備があります」
「確認のため1を押してください」
など、配送を理由にした電話にも注意してください。
日本郵便は、同社や郵便局を装い、自動音声などで電話をかけ、プッシュボタン操作を促したうえで個人情報を聞き出したり、金銭などをだまし取ろうとしたりする事例について公式に注意喚起しています。
また、発信番号が「+」から始まる国際電話番号になっているケースも確認されています。
クレジットカード会社を名乗る
「カードが不正利用されています」
「カードを停止します」
「本人確認が必要です」
などと、カード会社を名乗る電話にも注意しましょう。
本当にカードに問題があるか確認したい場合は、電話の相手にカード番号や暗証番号を伝えるのではなく、カード裏面や公式サイトなどに記載された正規の窓口から確認することが重要です。
+1700からNTT・NTTファイナンスを名乗る電話
+1700から、
「NTTファイナンスです」
「現在ご利用中の電話回線で未納料金があります」
「支払わなければ法的措置を取ります」
などといった自動音声が流れた場合は注意してください。
ただし、
「+1700=NTTファイナンスからの詐欺電話」
と番号だけで断定することはできません。
重要なのは、+1700からNTTやNTTファイナンスを名乗り、未納料金などを理由にボタン操作や支払いを要求された場合は、正規の連絡かどうかを公式窓口から確認することです。
NTTファイナンスは、自動音声ガイダンスを使って契約状況や回線利用停止を通知することは行っていないと公式に注意喚起しています。
「未納料金がある」と言われても、その電話だけで支払わないようにしてください。
+1700から日本郵便・郵便局を名乗る電話
+1700から日本郵便や郵便局を名乗る電話があった場合も注意が必要です。
日本郵便が公式に注意喚起している不審電話では、
- 「日本郵便です」と名乗る
- 荷物に問題があると伝える
- 自動音声を流す
- 「○番を押してください」と案内する
- オペレーターにつなぐ
- 氏名や住所などを聞く
- キャッシュカードや現金などを要求する
といった事例が確認されています。
また、
「不審な荷物があります」
「名前が悪用されています」
「警察につなぎます」
など、不安をあおって別の人物へ電話を転送するような手口も確認されています。
日本郵便からの電話か確認したい場合
電話の相手から案内された番号へ折り返すのではなく、日本郵便の公式サイトから正規の問い合わせ先を確認してください。
「荷物が届く予定がある」というだけで、電話の内容を信用しないことも大切です。
+1700からヤマト運輸を名乗る電話
+1700からヤマト運輸などの宅配会社を名乗り、
- 荷物を預かっている
- 配達できない
- 不在になっている
- 住所確認が必要
- 本人確認が必要
- SMSを確認してほしい
などと言われた場合は注意してください。
特に、電話からSMSやWebサイトへ誘導され、
「こちらから住所を入力してください」
「再配達手続きをしてください」
などと個人情報や決済情報の入力を求められた場合は、すぐに操作しないようにしましょう。
荷物の確認が必要な場合は、公式サイトや公式アプリなどから自分で配送状況を確認する方法が安全です。
「+1700からヤマト運輸を名乗った=ヤマト運輸からの正式な電話」とは限りません。
+1700から佐川急便を名乗る電話
佐川急便などの配送会社を名乗る場合も、
- 不在
- 配達
- 荷物
- 住所
- 本人確認
- SMSへの誘導
などを理由にしてくる可能性があります。
「荷物を受け取るために個人情報を教えてください」と言われても、その場で伝えないようにしてください。
配送予定がある場合でも、電話番号ではなく公式サイトや公式アプリから配送状況を確認するのが基本です。
+1700から厚生労働省・保険関係を名乗る電話
「厚生労働省です」
「保険課です」
「保険料が未納です」
「還付金があります」
「保険証に問題があります」
など、行政機関や保険関係を名乗る電話にも注意しましょう。
特に、
「今日中に手続きしないと保険が使えなくなります」
「還付金を受け取るためにATMへ行ってください」
など、急いで行動させようとする場合は警戒してください。
行政機関からの正式な連絡か確認したい場合は、電話の相手に確認するのではなく、厚生労働省や自治体などの公式サイトに掲載されている窓口へ直接確認してください。
+1700から三菱UFJ・三井住友フィナンシャルグループなどを名乗る電話
金融機関を名乗る電話では、
- 「口座に異常があります」
- 「不正利用されています」
- 「口座を停止します」
- 「本人確認が必要です」
- 「セキュリティ確認が必要です」
などと言われることがあります。
しかし、電話で、
- キャッシュカード番号
- 暗証番号
- インターネットバンキングのID
- パスワード
- ワンタイムパスワード
- クレジットカード情報
などを求められた場合は、安易に伝えないでください。
金融機関からの連絡か確認したい場合は、相手から教えられた番号ではなく、自分で公式サイトやカード・通帳などから正規の連絡先を確認することが重要です。
なお、ここでも、
「+1700=三菱UFJや三井住友フィナンシャルグループからの詐欺」
と一律に判断するのではなく、
「+1700から金融機関を名乗り、個人情報や認証情報を要求された場合は要注意」
という考え方をしてください。
+1700から楽天カード・VISAカードを名乗る電話
カード会社やブランドを名乗る電話では、
「カードが不正利用されています」
「利用を停止します」
「本人確認が必要です」
「不正利用を確認するため情報を教えてください」
などと言われる場合があります。
心当たりがない場合は、電話口でカード情報を伝えるのではなく、自分で公式アプリや公式サイトを開いて利用履歴を確認しましょう。
不正利用が疑われる場合は、公式に掲載されている問い合わせ窓口へ連絡してください。
+1700から警察を名乗る電話
これは特に注意したいパターンです。
「警察です」
「あなたの名義が犯罪に使われています」
「あなたの口座が犯罪に利用されています」
「逮捕状が出ています」
などと言われると、冷静に判断することが難しくなります。
しかし、警察庁が注意喚起しているニセ警察官詐欺でも、電話をきっかけとして、口座や犯罪関係を理由に不安をあおる手口が確認されています。
さらに、
- SNSへ誘導する
- ビデオ通話へ移行する
- 身分証を見せるよう要求する
- 口座残高を確認すると言う
- 指定口座へ送金するよう要求する
といった流れになった場合は、強く警戒してください。
「警察から電話が来た」というだけで信用してはいけません。
本当に警察からの連絡なのか不安な場合は、いったん電話を切り、警察相談専用電話「#9110」など正規の窓口へ相談してください。
+1700からの電話に出てしまったら?
「+1700からの電話に出てしまった」
という場合でも、慌てる必要はありません。
重要なのは、その後に何をしたかです。
電話に出ただけならどうする?
電話に出ただけで、個人情報や金銭を渡していないのであれば、まず電話を切ってください。
その後、
- 着信履歴を確認する
- 番号を控える
- SMSなどが届いていないか確認する
- 相手に伝えた情報がないか整理する
- 不審なリンクを開かない
という対応をしましょう。
自動音声で「1」を押してしまったら?
「1」を押しただけで、必ず被害に遭うわけではありません。
ただし、その後にオペレーターと話して、
- 氏名
- 生年月日
- 住所
- 電話番号
- 銀行口座
- カード情報
- IDやパスワード
などを伝えていないか確認してください。
何らかの個人情報を伝えてしまった場合は、消費生活センターや警察などへの相談を検討しましょう。
国民生活センターも、自動音声で「1」を押させ、その後に個人情報を聞き出す事例について注意喚起しています。
個人情報を伝えてしまったら?
伝えてしまった情報の種類によって対応が変わります。
氏名・住所・生年月日など
今後、不審な電話やSMSが増える可能性があります。
不審な連絡があっても、追加の個人情報を伝えないようにしましょう。
クレジットカード情報
カード会社の公式窓口へ連絡し、必要な対応を確認してください。
銀行口座・暗証番号など
金融機関へ速やかに相談してください。
ID・パスワード
同じパスワードを他のサービスでも使用している場合は、正規サイトから変更を検討してください。
SMSが届いたら?
+1700から電話があった後に、
「確認はこちら」
「未納料金の確認」
「再配達はこちら」
などのSMSが届いても、リンクをすぐに開かないでください。
電話とSMSを組み合わせて信用させようとする手口も考えられます。
必要な手続きがあると思った場合でも、SMSのリンクではなく公式アプリや公式サイトを自分で開いて確認するようにしましょう。
折り返してしまったら?
+1700など、身に覚えのない国際電話へ折り返してしまった場合は、まずそれ以上の通話を続けないようにしてください。
「折り返しただけで必ず高額請求される」とは限りませんが、通話料や接続先、利用しているサービスなどによって料金が発生する可能性があります。
そのため、
身に覚えのない+1700からの着信には、基本的に折り返さない
ことをおすすめします。
国民生活センターも、知らない国際電話について「出ない」「折り返さない」ことを呼びかけています。
+1700からの電話を着信拒否する方法
+1700など、海外からの知らない電話を今後受けたくない場合は、着信拒否や迷惑電話対策を検討しましょう。
スマートフォンで着信拒否する
スマートフォンには、特定の番号をブロックする機能があります。
繰り返し同じ番号から着信がある場合は、端末の着信履歴からブロックを検討してください。
また、機種によっては、
- 連絡先に登録されていない番号を拒否
- 迷惑電話を識別
- 非通知着信を拒否
- 国際電話をブロック
などの機能を利用できる場合があります。
携帯電話会社の迷惑電話サービスを利用する
携帯電話会社によって、迷惑電話や迷惑SMSへの対策サービスが用意されています。
利用できるサービスや設定方法は契約している携帯電話会社・端末によって異なるため、公式サイトで確認してください。
国際電話を利用しない場合は利用休止も検討
固定電話で国際電話を利用する必要がない場合、国際電話の利用休止を申し込む方法もあります。
警察庁や国民生活センターも、国際電話を利用しない人に対して利用休止などの対策を案内しています。
国際電話不取扱受付センターでは、固定電話の国際電話利用休止を無料で受け付けています。
+1700からの電話は折り返しても大丈夫?
基本的には、心当たりのない+1700からの着信には折り返さないことをおすすめします。
特に、
- 自動音声だった
- 未納料金と言われた
- 警察を名乗った
- 金融機関を名乗った
- 荷物の問題を理由にした
- 「1」を押すよう求められた
- SMSへ誘導された
- 個人情報を要求された
という場合は、折り返さないでください。
「重要な連絡かもしれない」と思っても、電話番号から直接確認するのではなく、相手が名乗った企業・組織の公式サイトから正規の問い合わせ先を調べることが重要です。
+1700からの電話で注意したいポイント
次の項目が複数当てはまる場合は、特に警戒してください。
- 知らない国際電話だった
- 「+」から始まる番号だった
- 自動音声が流れた
- 「1を押してください」と言われた
- 未納料金を請求された
- 「今日中」など期限を指定された
- 警察・行政機関を名乗った
- 金融機関を名乗った
- 荷物の問題を理由にされた
- 個人情報を聞かれた
- 銀行口座を聞かれた
- カード情報を聞かれた
- SMSのリンクを開くよう言われた
- SNSやビデオ通話へ誘導された
- 送金を要求された
こうした場合は、電話を切ってください。
祖父母・家族にも伝えておきたい「3つのルール」
+1700のような海外番号からの電話は、家族にも注意してもらいましょう。
特に高齢の家族には、難しい説明をするより、次の3つだけ覚えてもらう方法があります。
ルール1:知らない「+」の電話には出ない
「+」から始まる番号は国際電話です。
海外から電話が来る予定がないなら、基本的に応答しないようにします。
ルール2:「お金」「未納」「警察」と言われたら電話を切る
「未納料金があります」
「口座が犯罪に使われています」
「逮捕されます」
などと言われても、その電話だけで対応しないことが重要です。
ルール3:困ったら家族に相談する
一人で判断しないことも大切です。
「電話で何か言われたけど、よく分からない」
という場合は、電話を切ってから家族に相談しましょう。
警察庁も、国際電話番号や知らない番号からの着信を無視し、留守番電話を活用するなどの対策を案内しています。
+1700からの電話を受けたときの正しい対応
最後に、実際に着信があった場合の対応をまとめます。
STEP1:その場で信用しない
相手が、
「NTTです」
「日本郵便です」
「警察です」
「銀行です」
などと名乗っても、電話だけで本人確認をしないようにしましょう。
STEP2:ボタンを押さない
「1を押してください」
「9を押してください」
などと案内されても操作しません。
STEP3:個人情報を伝えない
氏名、住所、生年月日、口座情報、カード情報などを伝えないようにします。
STEP4:電話を切る
不審に感じたら、会話を続ける必要はありません。
STEP5:公式窓口から確認する
必要な連絡だったかどうか確認したい場合は、自分で公式サイトを開き、正規の問い合わせ先へ連絡してください。
STEP6:被害が心配なら相談する
金銭を支払った、個人情報を伝えた、詐欺かもしれないと不安になった場合は、消費生活センターや警察へ相談しましょう。
消費者ホットラインは「188」、警察相談専用電話は「#9110」です。国民生活センターも、海外からの不審な電話についてこれらの相談窓口を案内しています。
よくある質問(FAQ)
- Q+1700はどこの国ですか?
- A
+1700は「+17」という国番号ではありません。
「+1」が北米番号計画(NANP)の国番号で、その後の「700」は通信事業者向けの非地理的な番号帯です。
そのため、+1700という表示だけで特定の国や都市を判断することはできません。
- Q+1700は国番号ですか?
- A
いいえ。
+1700という独立した国番号ではありません。
「+1」と「700」に分けて考える必要があります。
- Q+1(700)からの電話は詐欺ですか?
- A
+1(700)という番号帯だけで詐欺と断定することはできません。
ただし、知らない+1(700)から電話があり、自動音声でボタン操作を求められたり、未納料金や警察、金融機関などを理由に個人情報や金銭を要求された場合は注意してください。
- Q+1700から電話がかかってきたら出ても大丈夫ですか?
- A
海外からの電話に心当たりがない場合は、出ないことをおすすめします。
特に自動音声が流れる場合や、ボタン操作を求められる場合は、そのまま電話を切りましょう。
- Q+1700からの電話に出てしまったらどうすればいいですか?
- A
電話を切り、相手に何を伝えたか確認してください。
個人情報、カード情報、口座情報などを伝えてしまった場合は、関係する金融機関やカード会社、消費生活センター、警察などに相談してください。
- Q+1700から日本郵便を名乗る電話は本物ですか?
- A
番号表示だけでは、本物かどうか判断できません。
日本郵便は、同社や郵便局を装った自動音声による不審電話について公式に注意喚起しています。
「荷物に問題がある」「○番を押してください」などと言われても、電話の相手の案内だけで対応しないようにしてください。
- Q+1700からNTTファイナンスを名乗る電話は詐欺ですか?
- A
+1700という番号だけで判断することはできません。
ただし、NTTファイナンスを名乗って自動音声で未納料金を請求し、ボタン操作を促す電話については注意が必要です。
NTTファイナンスは、自動音声ガイダンスを使って契約状況や回線利用停止を通知することは行っていないと公式に案内しています。
- Q+1700から警察を名乗る電話は詐欺ですか?
- A
+1700という番号だけで詐欺と断定することはできません。
しかし、「口座が犯罪に使われている」「逮捕状が出ている」などと不安をあおり、送金や個人情報の提供を要求する場合は、ニセ警察官詐欺を疑ってください。
不安な場合は電話を切り、#9110などの正規窓口へ相談しましょう。
- Q+1700に折り返しても大丈夫ですか?
- A
身に覚えのない電話なら、基本的に折り返さないことをおすすめします。
特に自動音声や未納料金、警察、金融機関などを理由にした電話には注意してください。
まとめ|+1700は国番号ではないが、知らない電話には注意
+1700から電話がかかってきた場合、まず覚えておきたいのは、
「+1700」は「+17」という国番号ではない
ということです。
「+1」が北米番号計画(NANP)の国番号で、「700」は通信事業者向けの非地理的な番号帯です。NANPAの最新資料でも700は「Interexchange Carrier Services」とされています。
ただし、番号の表示だけで電話の発信者を特定することはできません。
また、発信者番号偽装によって、実際の発信元とは異なる番号が表示される可能性もあります。
そのため、
+1700=詐欺
と一律に判断するのではなく、
「+1700から、誰を名乗って、何を要求されたのか」
を確認することが重要です。
特に、
- 自動音声
- 「1を押してください」
- 未納料金
- 荷物の問題
- 警察
- 口座
- クレジットカード
- 個人情報
- SMS・SNSへの誘導
- 送金要求
などが出てきた場合は注意してください。
知らない国際電話には出ない、折り返さない、個人情報を伝えないことが基本です。
もし電話に出てしまったり、個人情報を伝えてしまったりした場合は、一人で判断せず、消費者ホットライン「188」や警察相談専用電話「#9110」などに相談してください。
+1700という番号だけを恐れるのではなく、「電話の内容」と「相手の要求」を基準に判断することが大切です。
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