2026年8月現在、全国各地で「入国管理局(出入国在留管理庁)」を名乗る自動音声ガイダンス付きの不審な国際電話が相次いで報告されています。
特に「+1」や「+80」、「+295」などの国際電話番号からかかってくるケースが多く、行政機関を装って不安を煽る手口に厳重な警戒が必要です。
📞 「入国管理局」を名乗る不審な自動音声の内容
実際にかかってきた電話の多くは、機械的な自動音声によるアナウンスから始まります。最近の報告で確認されている主な音声ガイダンスの一例は次の通りです。
- 「入国管理局から重要なお知らせ。重要なお知らせがあります。お問い合わせは日本語の場合は1。中国語の場合は2を押してください。」
- 「入国管理局から、まだ収集されていない書類があることをお知らせします。お問い合わせの場合は8を、収集の場合は9を押してください。」
音声ガイダンスの最後で特定の番号(1、2、8、9など)を押すよう促されるのが共通の特徴です。
🔍 よく報告されている発信元の番号例
「入国管理局」を名乗る自動音声による不審電話は、さまざまな国際電話番号から発信されていることが報告されています。
主な発信例として、以下のような番号帯が挙げられます。
このような見慣れない国際電話番号から着信があり、自動音声で案内が流れた場合は特に注意が必要です。
🔗 具体的な番号について詳しく知りたい方へ 各種国際電話番号の仕組みや、特定の番号に関する詳細な解説については、個別記事でも順次ご確認いただけます。
🗣️ 番号を押すとどうなる?(中国語での対応や手口)
自動音声の指示に従って番号を押してしまうと、詐欺グループのオペレーターへと接続されます。
- 中国語で話しかけられるケースが多く報告されています 接続されたオペレーターが中国語で話しかけてくるケースが多数報告されており、日本語が母語ではない外国籍の方や、日本に在留する中国語話者が主要なターゲットになっているとみられます。
- 巧妙な脅し文句と誘導 「在留資格に問題がある」「不法滞在になっている」「罰金を支払わないと強制送還になる」などと不安や恐怖をあおり、個人情報や在留カード番号を聞き出したり、LINEやWeChatなどの外部アプリに誘導して金銭を騙し取ろうとする手口が確認されています。
🚫 絶対にやってはいけないこと
このような国際電話や不審な自動音声を受信した場合は、以下の行動を徹底してください。
- 絶対にボタンを押さない(日本語の「1」や中国語の「2」などを押さない)
- 個人情報や在留カード番号を絶対に伝えない
- LINEやWeChatなど、別の通信アプリへの誘導には絶対に応じない
- お金を振り込んだり、電子マネーやギフトカード等で購入させられたりしない
- 不審に感じたらすぐに電話を切る・折り返さない
✅ 本物の入国管理局(出入国在留管理庁)からの連絡について
日本の出入国在留管理庁や各地方出入国在留管理局が、国際電話番号や自動音声を用いて重要なお知らせや手続きの連絡を行うことは通常考えられません。行政機関を装った国際電話や自動音声による案内には十分注意してください。
📢 まとめ:怪しい電話が来たらすぐに相談を
- 特徴:国際番号(+1、+80、+295、+883、+979など)からの着信 / 「入国管理局」を名乗る自動音声 / 「日本語は1、中国語は2」などの選択肢提示 / 金銭や個人情報の要求
- 対処法:電話に出ない・ボタンを押さない・すぐに切る
ご自身が被害に遭わないことはもちろん、周囲に外国人の友人や知人がいる場合は、ぜひこの手口を共有して注意を呼びかけてあげてください。
万が一、個人情報を伝えてしまったり、金銭的な被害に遭いそうになったりした場合は、速やかに以下の公的窓口へご相談ください。
- 警察相談専用電話:
#9110 - 消費者ホットライン:
188(局番なし) - お近くの警察署または出入国在留管理局の窓口、外国人向けの多言語相談窓口
❓ よくある質問(FAQ)
- Q入国管理局から国際電話がかかってくることはありますか?
- A
通常、日本の出入国在留管理庁や入国管理局が、国際電話番号や自動音声を使って重要なお知らせや手続きの連絡をすることは考えにくいため、不審な電話として慎重に対応してください。
- Q「日本語は1、中国語は2を押してください」と言われました。押しても大丈夫ですか?
- A
絶対にボタンを押さないでください。番号を押すと詐欺グループのオペレーターにつながり、個人情報の詐取や金銭を要求されるトラブルに巻き込まれる恐れがあります。
- Q中国語で「在留カードやビザに問題がある」と言われましたが本当ですか?
- A
不安をあおるための手口である可能性が高いため、その場で信じ込まないようご注意ください。行政機関を装って電話で罰金や個人情報を要求することはありません。
- Q間違ってボタンを押してしまった場合はどうすればいいですか?
- A
すぐに通話を終了させてください。その上で、個人情報や在留カード番号などを伝えていないか確認し、不安な場合は警察や消費生活センター、またはお近くの入管窓口にご相談ください。
参照・出典
- 法務省|入管を名乗る不審な電話、メール等にご注意ください
- 鳥取大学|【重要】入管を名乗る不審な電話、メール、文書にご注意ください
- 警察庁|みんなでとめよう!!国際電話詐欺 #みんとめ
- 国民生活センター|海外からの知らない国際電話が増えています!迷惑な国際電話は無視しましょう ブロックも有効です
🛑 免責事項
本記事は、公開されている情報や公的機関等の注意喚起をもとに、国際電話を利用した不審な電話について一般的な注意点を解説するものです。特定の電話番号や発信者、個人・団体について、その正体や犯罪行為を断定するものではありません。最新情報や個別の判断については、出入国在留管理庁や警察などの公的機関の発表をご確認ください。
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