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「交通反則告知書」は詐欺メール?警察本部を名乗る交通違反の反則金請求に注意

警察本部や警視庁などを名乗り、交通違反の反則金を支払うよう求める不審なメールに注意してください。

最近、交通違反の内容や反則金、違反点数などを具体的に記載し、「交通反則告知書」などの名目でPDFファイルのダウンロードを促すメールが確認されています。

メールには、信号無視などの違反内容や発生日時、場所、反則金の金額などが記載されており、本物の通知のように見える場合があります。

しかし、警視庁は、交通違反や反則金の支払いをメールで通知することはないと注意喚起しています。警察を名乗るメールであっても、記載された内容を信用してはいけません。

この記事では、警察を名乗る交通反則金の詐欺メールについて、メールの件名や本文の例、不審な点、受信した場合の対処方法を解説します。

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確認されている詐欺メールの件名

今回のような不審なメールでは、交通違反に関する正式な通知を装った件名が使われています。

件名の例は、次のとおりです。

  • 【確認のお願い】交通反則告知書
  • 交通反則通知書の再通知について

このほかにも、交通違反や反則金の納付を連想させる件名が使用される可能性があります。

警察からの正式な連絡に見える件名であっても、それだけで本物とは判断できません。身に覚えのない交通違反の通知がメールで届いた場合は、リンクを開かず、慎重に対応してください。

詐欺メールの本文例

今回確認されたメールには、交通違反の告知書を装い、違反内容や反則金などを記載した文章が含まれています。

本文の例は、次のとおりです。

メール本文の例

警察本部より

交通反則告知書

道路交通法第126条第1項の規定に基づき、下記の反則行為について告知します。

免許の種類:普通
車種:普通車
日時:令和8年〇〇月〇〇日 午後2時20分頃
場所:東京都北品川二丁目交差点
反則行為:信号無視(赤色等)
適用法条:道路交通法第7条
反則金:9,000円
基礎点数:2点

その他の詳細情報は、告知書(PDF)でご確認ください。

告知書(PDF)をダウンロード

※上記は提供されたメール文面をもとにした例です。実際のメールでは、文面、日時や場所、違反内容、金額などが異なる場合があります。

このメールでは、交通違反の詳細を記載したうえで、「告知書(PDF)をダウンロード」という部分にリンクが設定されています。

リンクをクリックすると、外部サイトへ誘導されたり、個人情報などの入力を求められたりするおそれがあります。リンク先の安全性が確認できないため、ダウンロードや情報入力は行わないでください。

警察を名乗る交通反則金メールが詐欺と考えられる理由

交通違反や反則金の支払いをメールで通知している

大きな注意点は、警察を名乗り、メールで交通違反や反則金の支払いについて通知していることです。

警視庁は、交通違反の反則金を支払うよう求める偽メールについて、メール内のリンクを押したり、記載された電話番号に電話したりしないよう呼びかけています。

そのため、警察本部や警視庁などの名称を使っていても、メールで交通違反や反則金の支払いを通知する内容は信用しないでください。

違反日時や場所、反則金が具体的に書かれている

今回のメールには、違反したとされる日時や場所、違反内容、反則金、違反点数などが記載されています。

こうした具体的な情報が並んでいると、「実際に交通違反をしたのかもしれない」と不安になる人もいるでしょう。

しかし、日時や場所、反則金などが記載されているからといって、正規の通知とは限りません。記載内容だけで本物かどうかを判断しないことが大切です。

PDFファイルのダウンロードへ誘導している

今回のメールでは、詳細を確認するためとして「告知書(PDF)をダウンロード」というリンクが設置されています。

不審なメールのリンク先では、偽のウェブサイトに誘導され、氏名や住所、電話番号、クレジットカード情報などの入力を求められる場合があります。また、ファイルのダウンロードが不正なプログラムの実行につながる危険性もあります。

今回のリンク先で実際に何が起きるかは、リンク先を確認しない限り断定できません。しかし、不審なメールに添付・リンクされたファイルを開く必要はありません。

警察などの公的機関を名乗っている

警察や官公庁などの名称が記載されていると、正式な連絡だと思い込んでしまうことがあります。

しかし、送信者名やメール本文に公的機関の名称が書かれていても、正規の機関から送られたことの証明にはなりません。

メールアドレスやリンク先の表示だけで安全性を判断するのも避けましょう。表示上は本物らしく見えても、偽装されている可能性があります。

本当に交通違反をした場合、反則金はどうやって支払う?

交通違反に関する手続きでは、違反の内容や手続きの段階に応じて、交通反則告知書や納付書などが用いられます。

警視庁の案内では、交通反則告知を受けた場合、告知の際に渡された納付書を使って金融機関で反則金を納付する流れが説明されています。

そのため、メールに記載されたリンクからPDFをダウンロードしたり、メール内の案内に従って支払ったりすることは避けてください。

実際に交通違反の通知を受けたかどうか不安な場合は、メール内に記載された連絡先を使わず、警察の公式サイトから正規の窓口を確認して問い合わせましょう。

詐欺メールを受信した場合の対処方法

警察を名乗る交通反則金のメールが届いた場合は、次の点に注意してください。

  • メール内のリンクをクリックしない
  • 「告知書(PDF)」などのファイルをダウンロードしない
  • 氏名、住所、電話番号、免許証情報、クレジットカード情報などを入力しない
  • メールに記載された電話番号や連絡先に連絡しない
  • 不審なメールに返信しない
  • 必要に応じて、警察の公式サイトから正規の窓口を確認する
  • メールサービスの迷惑メール報告機能などを利用する

特に、「反則金を支払わなければならない」「交通違反の詳細を確認しなければならない」と不安になっても、メール内のリンクから手続きを進めないでください。

PDFをダウンロードしたり、個人情報を入力したりした場合

誤ってリンクを開いてしまった場合でも、すぐに個人情報や金銭が盗まれたと決まるわけではありません。落ち着いて、その後に行った操作を確認してください。

リンクを開いただけの場合

それ以上操作せず、ページを閉じてください。ファイルのダウンロードや個人情報の入力をしていないかも確認しましょう。

PDFやファイルをダウンロードした場合

ダウンロードしたファイルを開いたり、実行したりしないでください。不審なファイルを開いた場合や、端末に異常がある場合は、利用している端末のセキュリティ機能などで確認し、必要に応じて専門窓口へ相談してください。

個人情報やクレジットカード情報を入力した場合

入力した情報の種類に応じて、速やかに対応してください。

  • クレジットカード情報を入力した場合は、カード会社に連絡して利用停止などを相談する
  • 銀行口座や決済サービスの情報を入力した場合は、金融機関やサービス提供元に連絡する
  • パスワードを入力した場合は、正規の公式サイトやアプリからパスワードを変更する
  • 金銭を支払ってしまった場合は、金融機関や警察に相談する

不安がある場合は、警察相談専用電話「#9110」や、消費者ホットライン「188」などへの相談も検討してください。緊急の事件・事故の場合は110番を利用してください。

よくある質問

Q
「【確認のお願い】交通反則告知書」というメールは本物ですか?
A

件名だけでは本物かどうかを判断できません。ただし、警察を名乗り、メールで交通違反や反則金の支払いを通知する内容には注意が必要です。警視庁も、交通違反の反則金を支払うよう求める偽メールについて注意喚起しています。メール内のリンクは開かず、必要があれば公式窓口で確認してください。

Q
交通違反の日時や場所が書かれていれば本物ですか?
A

いいえ。日時や場所、違反内容、反則金などが具体的に書かれていても、それだけで正規の通知とは判断できません。記載内容に心当たりがある場合でも、メール内のリンクから手続きを進めないでください。

Q
「告知書(PDF)をダウンロード」をクリックしても大丈夫ですか?
A

不審なメールに設定されたリンクはクリックしないでください。リンク先で個人情報の入力を求められたり、ファイルのダウンロードを促されたりする可能性があります。

Q
メールを無視しても大丈夫ですか?
A

警察を名乗る不審なメールについては、メール内のリンクや連絡先を使って対応しないことが重要です。実際の交通違反に心当たりがあり不安な場合は、警察の公式サイトで窓口を確認し、直接問い合わせてください。

Q
警察を名乗るメールに返信しても大丈夫ですか?
A

返信は避けてください。返信によって、メールアドレスが利用中であることを相手に知らせてしまう可能性があります。問い合わせが必要な場合は、メールに記載された連絡先ではなく、公式サイトで確認できる窓口を利用してください。

まとめ

警察本部や警視庁などを名乗り、交通違反の反則金を支払うよう求める不審なメールに注意してください。

今回のメールでは、「【確認のお願い】交通反則告知書」「交通反則通知書の再通知について」などの件名が使われ、違反日時や場所、反則金、違反点数などを記載したうえで、「告知書(PDF)をダウンロード」というリンクへ誘導しています。

主な注意点は次のとおりです。

  • 警察を名乗るメールであっても、送信元や内容を安易に信用しない
  • 交通違反の詳細が具体的に書かれていても、本物とは限らない
  • 不審なメール内のリンクをクリックしない
  • PDFなどのファイルをダウンロードしたり、個人情報を入力したりしない
  • 本当に交通違反の通知か確認したい場合は、警察の公式窓口に直接問い合わせる

反則金や交通違反に関するメールが届いても、慌てて対応する必要はありません。メール内のリンクから手続きを進めず、公式情報を確認するようにしましょう。

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参照・出典

免責事項

本記事は、不審なメールに関する注意喚起を目的とした情報提供です。紹介したメール文面は提供された情報をもとにした例であり、すべての詐欺メールが同じ内容で送信されるとは限りません。また、個別のメールの送信元やリンク先の安全性を検証したものではありません。不審なメールを受信した場合は、リンクを開かず、必要に応じて警察などの公的機関にご相談ください。

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