「日本郵便です」「郵便局から重要なお知らせがあります」などと名乗る電話が突然かかってきて、自動音声で「荷物に問題があります」「1を押してください」などと案内されるケースがあります。
なかには、携帯電話番号から着信したり、実在する郵便局名や部署名を名乗ったりするケースもあり、本当に日本郵便からの連絡なのか判断に迷うことがあります。
日本郵便も、日本郵便や郵便局を装った不審な電話について注意喚起しています。
この記事では、日本郵便を名乗る自動音声電話の特徴や、「1を押してください」と案内された場合の注意点、電話に出てしまった場合の対処法について、日本郵便の公式情報をもとに解説します。
- 日本郵便を名乗る自動音声電話に注意
- 「日本郵便です」と自動音声が流れたら要注意
- 「1を押してください」と言われたらどうする?
- 「2を押してください」などの場合も同じ
- 「郵便局です」と名乗る電話にも注意
- 「警察につなぎます」と言われるケースも
- 080・090・070などの携帯電話番号だから危険とは限らない
- 「+」から始まる国際電話にも注意
- 日本郵便を名乗る自動音声電話がかかってきたときの対処法
- 間違えて「1」を押してしまった場合は?
- 個人情報や金融情報を伝えてしまった場合
- 電話番号検索サイトだけで「詐欺」と判断しない
- まとめ|日本郵便を名乗る自動音声電話には慎重に対応
- この記事のポイント
- よくある質問
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- 参照・出典
- 免責事項
日本郵便を名乗る自動音声電話に注意
日本郵便は、日本郵便や郵便局を装った不審な電話が確認されているとして注意を呼びかけています。
不審な電話では、自動音声を利用して、次のような内容を案内するケースがあります。
- 「お荷物に問題が見つかりました」
- 「お荷物の保管期間が切れます」
- 「お荷物をお届けできませんでした」
- 「○○郵便局からの重要なお知らせです」
- 「確認のため1を押してください」
- 「オペレーターにつなぎます」
電話の内容によっては、その後に担当者を名乗る人物につながり、個人情報や金融機関の情報などを聞き出そうとするケースもあります。
日本郵便の公式サイトでも、こうした不審な電話について注意喚起されています。
「日本郵便です」と自動音声が流れたら要注意
特に注意したいのが、突然の電話で日本郵便や郵便局を名乗り、荷物に関するトラブルを伝えてくるケースです。
例えば、
「こちらは日本郵便です。お荷物に問題があります」
「お荷物の保管期間が切れます」
「○○郵便局からの重要なお知らせです」
などと案内された後、
「確認する場合は1を押してください」
のように、電話機のボタン操作を求められることがあります。
このような電話を受けた場合は、案内に従ってボタンを押したり、相手に個人情報を伝えたりしないことが重要です。
「1を押してください」と言われたらどうする?
「1を押してください」と案内された場合でも、その場でボタンを押さず、いったん電話を切ることをおすすめします。
特に、次のような状況が重なっている場合は注意が必要です。
- 事前に連絡を受けていない
- 携帯電話番号から突然かかってきた
- 「荷物に問題がある」と急かされる
- 「今日中に対応が必要」などと言われる
- 「1を押してください」と操作を求められる
- オペレーターにつなぐと言われる
- 氏名や住所、生年月日などを聞かれる
- 銀行口座やキャッシュカードについて質問される
- 金銭の支払いを求められる
重要なのは、「1を押したかどうか」だけで判断するのではなく、電話全体の内容を見ることです。
もし突然このような電話がかかってきた場合は、電話を切って、必要であれば日本郵便の公式サイトから荷物の状況や問い合わせ先を確認しましょう。
「2を押してください」などの場合も同じ
「1を押してください」ではなく、
- 「2を押してください」
- 「3を押してください」
- 「担当者につなぐ場合は1を押してください」
- 「再配達を希望する場合は2を押してください」
などと案内される場合もあります。
押す番号が1なのか2なのかという違いだけで、安全性を判断することはできません。
重要なのは、日本郵便を名乗る突然の電話で、どのような内容を伝えられ、何を要求されているかです。
そのため、「1を押してください」というケースと「2を押してください」というケースを、番号だけを理由に別のものとして考える必要はありません。
「郵便局です」と名乗る電話にも注意
日本郵便だけでなく、実在する郵便局の名称を名乗るケースにも注意が必要です。
例えば、
「○○郵便局からの重要なお知らせです」
などと、実際に存在する郵便局名を使って信用させようとする可能性があります。
郵便局名を知っているからといって、その電話が本物とは限りません。
突然電話がかかってきて、荷物の問題や本人確認などを理由に個人情報の提供やボタン操作を求められた場合は、電話を切って公式の問い合わせ先から確認するのが安全です。
「警察につなぎます」と言われるケースも
日本郵便を装った不審な電話では、荷物の話だけで終わらず、
「警察官につなぎます」
などと案内されるケースも、日本郵便が注意喚起の中で例示しています。
さらに、
「偽造パスポートが見つかった」
など、利用者を不安にさせるような内容を伝えてくるケースもあります。
このように話が郵便物の確認から警察や犯罪の話へ変わったとしても、電話の指示にそのまま従わないことが重要です。
「警察につなぐ」と言われた場合でも、その電話をいったん終了し、必要であれば自分から警察の公式な相談窓口などへ確認してください。
080・090・070などの携帯電話番号だから危険とは限らない
日本郵便を名乗る電話が、
- 080
- 090
- 070
などの携帯電話番号からかかってくることがあります。
ただし、番号の先頭が080・090・070だからという理由だけで、詐欺電話と断定することはできません。
反対に、携帯電話番号だから安全ということでもありません。
電話番号だけで判断せず、
- 日本郵便を名乗っているか
- 荷物の問題を理由にしているか
- 自動音声でボタン操作を求めているか
- 個人情報を聞いているか
- 金銭や口座情報を求めているか
などを確認することが大切です。
「+」から始まる国際電話にも注意
日本郵便の注意喚起では、国際電話番号を利用した不審な電話についても案内されています。
電話番号が「+」から始まっている場合、海外からの着信である可能性があります。
例えば、
- +1
- +44
- +65
などです。
ただし、電話番号の表示だけで発信者の実態を確実に判断できるとは限りません。
日本郵便を名乗る電話で、身に覚えのない国際電話番号から突然着信した場合も、安易に折り返したり、音声案内に従ったりしないようにしましょう。
日本郵便を名乗る自動音声電話がかかってきたときの対処法
不審な自動音声の電話がかかってきた場合は、次のように対応しましょう。
1.ボタンを押さない
「1を押してください」「確認する場合は2を押してください」などと案内されても、慌てて操作しないようにします。
2.個人情報を伝えない
次のような情報を聞かれても、電話では答えないようにしましょう。
- 氏名
- 住所
- 生年月日
- 電話番号
- 銀行口座情報
- キャッシュカードに関する情報
- 暗証番号
- SMSなどで受け取った認証コード
3.電話を切る
不審に感じた場合は、そのまま電話を終了してください。
相手から「電話を切らないでください」「今すぐ対応してください」と言われても、従う必要はありません。
4.荷物については公式サイトで確認する
荷物に関する電話だった場合は、電話の相手に確認するのではなく、日本郵便の公式サイトから配送状況を確認しましょう。
心当たりのある荷物がある場合でも、電話で案内されたURLや連絡先をそのまま利用するのではなく、自分で日本郵便の公式サイトを開いて確認することが重要です。
5.必要に応じて公式窓口へ確認する
電話が本物かどうか判断できない場合は、日本郵便の公式サイトに掲載されている問い合わせ先を利用して確認しましょう。
電話をかけ直す場合も、着信履歴に表示された番号ではなく、公式サイトに掲載されている連絡先を自分で確認することが大切です。
間違えて「1」を押してしまった場合は?
「1を押してください」と言われて、誤ってボタンを押してしまった場合でも、ボタンを押しただけで直ちに被害が発生したと決まるわけではありません。
その後の案内に従わず、個人情報や金融情報などを伝えていないのであれば、電話を終了して、それ以上対応しないようにしましょう。
重要なのは、その後は相手の指示に従わないことです。
例えば、
- 名前や住所を伝える
- 生年月日を伝える
- 銀行口座を伝える
- キャッシュカードについて答える
- 暗証番号を伝える
- SMSの認証コードを伝える
- 指定された口座へ送金する
といった対応は避けてください。
個人情報や金融情報を伝えてしまった場合
もし電話の相手に個人情報や金融機関に関する情報を伝えてしまった場合は、内容に応じて早めに対応してください。
銀行口座やキャッシュカードに関する情報を伝えた場合は、利用している金融機関へ連絡し、必要な対応を確認しましょう。
認証コードやログイン情報などを伝えてしまった場合は、対象となるサービスの公式窓口から対応方法を確認してください。
金銭的な被害が発生した場合や、犯罪の可能性について相談したい場合は、警察相談専用電話「#9110」などの公的な相談窓口の利用も検討できます。
電話番号検索サイトだけで「詐欺」と判断しない
知らない番号から電話がかかってくると、電話番号検索サイトで番号を調べたくなることがあります。
検索結果に、
「日本郵便を名乗る電話だった」
「自動音声だった」
などの利用者報告が掲載されている場合もあります。
ただし、こうした情報はあくまで第三者による投稿・報告であり、日本郵便が公式にその番号を詐欺電話として認定したことを意味するわけではありません。
電話番号検索サイトは参考情報として利用し、最終的には日本郵便の公式情報や公式窓口を確認するようにしましょう。
まとめ|日本郵便を名乗る自動音声電話には慎重に対応
日本郵便や郵便局を名乗り、突然自動音声で電話がかかってきた場合は、安易に信用しないようにしましょう。
特に、
- 「荷物に問題があります」と言われる
- 「荷物の保管期間が切れます」と言われる
- 「1を押してください」と操作を求められる
- 「郵便局からの重要なお知らせ」と案内される
- 「警察につなぎます」と言われる
- 個人情報の提供を求められる
- 銀行口座やキャッシュカードについて聞かれる
- 「+」から始まる国際電話番号から着信する
- 携帯電話番号から着信する
といった場合は注意が必要です。
不審に感じたら、ボタンを押さず、個人情報を伝えず、電話を終了することを基本にしてください。
荷物について確認したい場合は、電話の相手が案内した連絡先ではなく、日本郵便の公式サイトから自分で確認するようにしましょう。
この記事のポイント
- 日本郵便や郵便局を名乗る不審な自動音声電話が確認されている
- 「荷物に問題がある」「1を押してください」などの案内に注意
- 「1」や「2」など、押す番号だけで安全・危険を判断しない
- 080・090・070などの携帯電話番号だけで詐欺と断定しない
- 「+」から始まる国際電話番号からの着信にも注意
- 不審な電話ではボタンを押さず、個人情報を伝えない
- 荷物の状況は日本郵便の公式サイトから確認する
- 電話番号検索サイトの利用者報告は参考情報として扱う
よくある質問
- Q日本郵便を名乗る自動音声で「1を押してください」と言われました。詐欺ですか?
- A
日本郵便は、日本郵便や郵便局を装った不審な電話について注意喚起しています。
突然の電話で荷物の問題などを伝えられ、ボタン操作や個人情報の提供を求められた場合は、安易に指示へ従わないようにしましょう。
「1を押してください」という言葉だけで電話の正当性を断定するのではなく、電話全体の内容を確認することが重要です。
- Q「郵便局です」と携帯電話から自動音声がかかってきました。本物ですか?
- A
携帯電話番号からの着信だけで、本物か偽物かを判断することはできません。
郵便局名を名乗っていても、突然の電話で荷物の問題を伝えたり、ボタン操作や個人情報の提供を求めたりする場合は注意してください。
不安な場合は電話を切り、日本郵便の公式サイトから確認しましょう。
- Q「2を押してください」と言われた場合も注意が必要ですか?
- A
はい。押す番号が「1」か「2」かという違いだけで、安全性を判断することはできません。
突然の電話でボタン操作を求められた場合は、まず電話を切り、必要な情報を公式サイトから確認するのが安全です。
- Q「1を押してしまった」だけでも被害になりますか?
- A
ボタンを押しただけで、直ちに被害が発生したと決まるわけではありません。
その後に個人情報や金融情報などを伝えていないのであれば、電話を終了し、それ以上の指示に従わないようにしましょう。
- Q日本郵便を名乗る電話番号を検索すれば本物か分かりますか?
- A
電話番号検索サイトの情報は参考にはなりますが、それだけで本物・偽物を確定することはできません。
利用者による投稿と、日本郵便が公式に発表している情報は分けて考える必要があります。
- Q本当に日本郵便からの電話か確認したい場合はどうすればいいですか?
- A
着信した電話番号へ直接かけ直すのではなく、日本郵便の公式サイトを自分で開き、公式の問い合わせ先を確認してください。
荷物に関する内容であれば、公式の追跡サービスから配送状況を確認する方法もあります。
あわせて読みたい関連記事
参照・出典
免責事項
本記事は、日本郵便が公開している注意喚起などの情報をもとに、不審な電話への一般的な対処方法を紹介するものです。
特定の電話番号について、第三者による報告のみを根拠として、詐欺電話であると断定するものではありません。
電話番号や詐欺手口に関する情報は変更される可能性があります。実際に不審な電話を受けた場合は、日本郵便などの公式情報を確認し、必要に応じて各機関へ相談してください。
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