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【注意】「こちらは日本郵便でございます。お客様のお荷物に関しまして…」は詐欺電話?国際電話や自動音声ガイダンスの対処法を解説【2026年6月】

※本記事は警察・消費生活センター等が公表している特殊詐欺の注意喚起情報および利用者から寄せられた事例をもとに作成しています。掲載内容は一般的な注意喚起を目的としたものであり、すべての着信内容を保証するものではありません。

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■ 「こちらは日本郵便でございます…」という自動音声電話に注意

2026年現在、日本郵便(郵便局)を名乗る不審な自動音声の電話に関する相談が急増しています。

実際に寄せられている主な音声ガイダンスの例は以下の通りです。

📞 自動音声の文面例
「こちらは日本郵便でございます。お客様のお荷物に関しまして、ご確認させて頂きたい事項がございます。詳細をご案内いたしますので、1を押してください。担当オペレーターにお繋ぎ致します」

一見すると本物の郵便局からの業務連絡のように聞こえますが、日本郵便が自動音声を使って、荷物の確認や個人情報の入力を求めることは原則としてありません。

このような電話は、実在する企業を装って個人情報や金銭をだまし取ろうとする「特殊詐欺」の可能性が極めて高いため、慎重に対応する必要があります。

■ 💡 要点まとめ

  • 日本郵便を名乗る不審な自動音声電話(特殊詐欺の疑い)が相次いでいる
  • 着信画面に「+1」など、海外からの国際電話番号が表示されるケースが多発
  • 「荷物の確認」「トラブル」を理由に、電話のボタン「1」を押させようとする
  • 電話に出ただけ、あるいは留守番電話を聞いただけなら、通話料金や実被害は発生しない
  • 案内された番号に折り返し電話をすると、高額な国際通話料が発生する恐れがある
  • 不安な場合は直接折り返さず、郵便局や警察(#9110)などの公的窓口へ相談する

■ 不審な「国際電話(+1)」からかかってくる特徴

近年の詐欺電話における大きな特徴として、国内からの着信ではなく「+」から始まる国際電話番号が多く利用されている点が挙げられます。

  • 「+1」から始まる番号(アメリカやカナダの国番号)
     例: +18330931191+1 (833) 093-1191 など
  • その他の国番号: ほかにも、見慣れない桁数の番号や「+」が付く様々な海外番号からの架電が報告されています。

詐欺グループが、捜査を逃れるために海外の回線を経由して国内へ一斉架電しているとみられており、身に覚えのない国際電話からの着信には、最初から出ないようにすることが最も安全な対策です。

■ 電話に出てしまった・ボタンを押してしまった場合の対処法

① 電話に出てしまった(応答した)場合

着信に応答して自動音声を聞いてしまっただけであれば、実被害や個人情報の漏洩が発生することはありません。また、国内での着信において、電話に出た側に通話料金が発生することはありません。不審なガイダンスが流れた時点で、そのまま静かに電話を切りましょう。

② 1(ボタン)を押してしまった場合

「1を押してください」という案内に従ってボタン操作をしてしまっただけで、直ちに金銭的な被害が発生するわけではありません。 ただし、ボタンを押すと「偽物の郵便局員(オペレーター)」を名乗る詐欺グループの人物に転送される可能性があります。

③ 偽物の郵便局員と話してしまった場合

もし相手と会話をしてしまった場合は、どこまでの情報を伝えたかによって対応が変わります。

  • 氏名や住所、生年月日などを伝えた場合: 個人情報が悪用されたり、今後さらに巧妙な不審電話・架空請求が届いたりするリスクがあります。見知らぬ連絡への警戒を強めてください。
  • クレジットカード情報や口座情報を伝えた場合: 二次被害を防ぐため、速やかにカード会社や金融機関へ連絡し、カードの利用停止や口座の監視・変更手続きを行ってください。

④ 留守番電話が残っていた場合

留守番電話のメッセージを再生して聞いただけであっても、料金が発生したり、スマートフォンがウイルスに感染したりすることは一切ありません。内容が「荷物の確認」であっても、慌てて対応する必要はありません。

■ 折り返し電話はした方が良い?

絶対に折り返し電話をしてはいけません。

着信履歴や留守電に残された番号が国際電話(+から始まる番号)や海外の高額課金番号である場合、こちらから掛け直すことで高額な国際通話料金が発信者(あなた)側に発生するリスクがあります。

もし「本当に自分宛ての荷物でトラブルがあったのでは?」と心配になった場合は、着信履歴の番号へ直接折り返すのではなく、最寄りの郵便局の窓口や、日本郵便の公式サイトに記載されている正規のカスタマーサポートへ自ら検索して問い合わせ、事実確認を行ってください。

■ 不安な場合の相談先

  • 最寄りの郵便局: 追跡番号などがある場合、実際の配達状況や荷物の有無に関して正しい事実確認が可能です。
  • 警察相談専用電話(#9110): 事件や事故にいたる前の段階で、不審な電話や詐欺の疑いに関する相談を受け付けている警察の専門窓口です。
  • 消費者ホットライン(188): 「いやや!」の語呂合わせで知られる窓口で、最寄りの消費生活センター等に繋がり、特殊詐欺や悪質商法についての具体的なアドバイスが受けられます。

■ よくある質問(FAQ)

Q1. 電話に出ただけで通話料や情報漏洩などの実被害はありますか? A. いいえ、着信に応答しただけで料金が請求されたり、スマホ内の個人情報が抜き取られたりすることはありません。日本の通信ルール上、着信側に通話料はかかりませんのでご安心ください。

Q2. 留守番電話を聞いただけで高額請求されることはありますか? A. ありません。留守番電話の音声を再生しただけで料金が発生したり、トラブルに巻き込まれたりすることはありませんので、そのままメッセージを削除してしまって問題ありません。

Q3. 案内通りに「1」を押してしまったのですが大丈夫でしょうか? A. ボタンを押した瞬間に自動で決済されるような仕組みはありません。ただし、その後に繋がるオペレーター(偽物)に対して、氏名・住所・口座情報などを絶対に教えないよう注意し、すぐに電話を切ってください。

Q4. なぜ日本郵便なのに海外の番号(+1など)からかかってくるのですか? A. 日本郵便が海外の電話番号を使って国内の利用者に自動音声案内を行うことはありません。これは詐欺グループが発信元を偽装したり、追跡を逃れたりするために海外回線を利用しているためと考えられます。

Q5. クレジットカード番号を教えてしまった場合はどうすればいいですか? A. 不正利用される危険性がありますので、一刻も早く該当のクレジットカード会社の紛失・盗難受付デスク(24時間対応が多いです)へ電話し、カードの利用停止と再発行を依頼してください。

■ 🧭 まとめ

  • 着信の正体: 日本郵便を騙り、個人情報を聞き出そうとする自動音声の詐欺電話(特殊詐欺)。
  • 番号の特徴: 「+1」など海外からの国際電話番号でかかってくるケースが多い。
  • 適切な対策: 電話に出ただけ・留守電を聞いただけなら被害はありません。絶対に「1」を押して会話を続けたり、着信履歴へ折り返しの電話をかけたりしないよう注意し、不安な場合は警察(#9110)や公式窓口へ相談しましょう。

■ 📚 参照・出典

■ 免責事項

本記事は警察・消費生活センター等が公表している特殊詐欺の注意喚起情報およびインターネット上の事例をもとに作成した一般的な注意喚起情報です。掲載内容は記事作成時点のものであり、すべての着信内容や特定の番号について違法行為を断定するものではありません。実際の対応や判断は、ご自身の責任において公的機関や公式窓口へご確認の上行ってください。

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