2026年1月現在、三菱UFJ銀行の「取引管理部」を名乗り、「口座取引の確認」を求める不審なメールが多数確認されています。
このメールは、正規の「取引モニタリング」を装った内容ですが、偽サイトへ誘導し、個人情報を盗み取ろうとするフィッシング詐欺の可能性が極めて高いものと考えられます。
本記事では、実際の文面例をもとに、その特徴や見分け方を解説します。
📩 確認された不審メールの全文(文面例)
実際に送信されているメールの内容は以下の通りです。
送信元アドレスが公式とは確認されていない点に注目してください。
送信元表示:【三菱UFJ銀行】取引管理部
メールアドレス:keiko.nexus2y@ayumi19.cddalvshi[.]com
件名:お取引内容についてのご確認依頼。番号〇〇〇
本文:
【三菱UFJ銀行】取引確認に関する公式通知
お取引内容についてのご確認依頼
平素より 三菱UFJ銀行 の各種サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。
当行では、お客さまの資産保護および取引の安全性確保を目的として、定期的に口座取引の確認を実施しております。
その過程において、今回お客さまの口座に関連する一部取引について、内容確認を要する可能性がある項目が検出されました。
【確認対象となる代表的なケース】
・過去のご利用状況と異なる取引傾向
・一定期間内に集中した資金の移動
・取引目的の明確化が必要と判断される取引本確認は、関係法令および当行内部規程に基づく通常の対応であり、
現時点で不正取引が確定したものではありません。取引内容の確認を行う
※ 上記リンクは公式の確認ページです。
※ フォーム内で暗証番号・ログインパスワード等を入力いただくことはありません。
※ 本通知にお心当たりがない場合は、対応せず公式サイトより直接ご確認ください。お客さまにはお手数をおかけいたしますが、 何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
【三菱UFJ銀行】
取引管理部門(自動通知)
⚠️ このメールが「フィッシングの可能性が高い」と判断される理由
1. 送信元アドレスが公式ドメインではない
三菱UFJ銀行の公式ドメインは 「mufg.jp」 です。
今回のメールアドレスに使われている cddalvshi[.]com は、公式ドメインとは一致しておらず、正規の案内としては通常は考えにくいものです。
2. 誘導先URLが公式サイトとは確認されていない
メール内リンク先は以下のURLでした。
https://bk.mufg.jp[.]otorihiki-kakunin.youwenbiao[.]com/一見すると「bk.mufg.jp」を含んでいますが、
実際のドメインは「youwenbiao[.]com」 であり、
三菱UFJ銀行の公式サイトであることは確認されていません。
このように、公式URLを装った構造は、フィッシングサイトでよく確認される手口です。
3. 「パスワードは入力させない」という記載
本文中には、
「暗証番号・ログインパスワード等を入力いただくことはありません」
と書かれていますが、これは利用者を安心させてリンクをクリックさせるために使われる表現として、フィッシングメールで多く見られます。
実際には、リンク先で認証情報の入力を求められるケースが報告されており、注意が必要です。
🛡 被害を防ぐための正しい対処法
- メール内のリンクは開かない
銀行を名乗るメールであっても、本文中のボタンやURLは使用しないでください。 - 公式サイトやアプリから直接確認する
取引状況に不安がある場合は、事前にブックマークした公式サイト、または「三菱UFJ銀行公式アプリ」から直接ログインして確認しましょう。 - フィッシング対策機能を活用する
セキュリティソフトやブラウザの警告機能を有効にしておくことも有効です。
🛡 被害を未然に防ぐためのセキュリティ対策
近年、今回のような「公式サイトを精巧に模倣した偽サイト」を個人の目で見分けるのは非常に困難になっています。
忙しい時や体調が優れない時など、注意力が散漫なタイミングでうっかりURLを開いてしまうリスクを減らすには、システム側で「フィッシング詐欺サイトへのアクセスを検知・警告する機能」を持つセキュリティソフトの導入が有効です。
口座情報の盗難や金銭的被害に遭う前に、信頼できるソフトでデバイスを保護しておくことも一つの方法です。
| 推奨されるセキュリティ対策(参考情報) |
| 【公式】ウイルスバスター クラウド等 (銀行や銀行・証券会社を装う偽サイトへのアクセスをブロック) |
🚨 もし情報を入力してしまった場合
万が一、偽サイトとみられるページで
ログイン情報・暗証番号・カード情報などを入力してしまった場合は、
速やかに三菱UFJ銀行の公式窓口(不正利用対応窓口)へ連絡し、利用停止などの対応を依頼してください。
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参照・出典
- 三菱UFJ銀行|金融機関を装う電子メールにご注意ください。
- 全国銀行協会|銀行などの金融機関を装ったフィッシングメールやSMSによる被害が過去最悪となっています!
- 政府広報オンライン|巧妙化するフィッシングから身を守るには
- 警察庁|フィッシング対策
- 国民生活センター|そのURLのクリック、ちょっと待って!-SMSやメールでの“フィッシング詐欺”の相談が依然高水準!-
- フィッシング対策協議会|フィッシングとは
🧾 免責事項
本記事は、2026年1月時点で確認された情報をもとに、一般的な注意喚起を目的として作成しています。
特定の個人・団体・送信元を断定的に非難するものではなく、内容の正確性・安全性を保証するものでもありません。
最終的な判断および対応は、必ず各公式機関・金融機関の案内をご確認のうえ、読者ご自身の責任で行ってください。


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