2026年1月、国際宅配便サービスの DHL EXPRESS を装い、「再配達のために追加情報が必要」と偽サイトへ誘導する不審なメールが大量に送信されています。
メール内のボタンをクリックすると、個人情報やクレジットカード情報を盗み取られる危険性があります。絶対にリンクを開かないでください。
🔍 今回確認された不審メールの内容
実際に送信されているメールの詳細は以下の通りです。
送信元情報(偽装アドレス)
表示名:DHL EXPRESS
メールアドレス:dm.jqkuvt@vnwenel.cn
【チェック!】
DHLの公式ドメイン(@dhl.com など)ではなく、中国のドメイン(.cn)から送信されています。
これは、詐欺メールを見分ける際の重要な判断材料の一つになります。
件名・タイトル
- お荷物再配達のご案内
- Shipment Re-Delivery Reminder
メール本文(抜粋)
お知らせです。お荷物 US060027310JP は、まだお客様からの指示を待っています。
再配達を試みるために、追加情報が必要です。再配達のスケジュール
This is a reminder that your shipment US060027310JP is still awaiting instructions from you.
We require additional details to attempt to re-deliver this package.Reschedule Delivery
Thank you for using DHL’s delivery service.
❗ このメールが不審と判断できる3つのポイント
1. 追跡番号が「DHLの形式」ではない
本文にある US060027310JP という番号は、末尾が「JP」となっており、これは本来 日本郵便(EMS等) で使われる形式です。
DHLの追跡番号は通常、10桁前後の数字のみで構成されます。
2. 誘導先URLが公式サイトではない
「再配達のスケジュール」などのボタンに設定されているリンク先は、以下のようなURLです。
https://headization.lexkd.cn/portal_login_exp/...DHLの公式サイト(dhl.com)とは無関係な、海外(.cn)のドメインで構成されています。
.cn ドメインから送信されるDHLを名乗るメールは、詐欺と疑われるケースが非常に多く報告されています。
3. 日本語と英語が不自然に混在している
公式な配送通知であれば、利用者の言語設定に基づいた、統一感のある文章が使用されます。
このように日本語と英語が混在する文面は、海外の不正グループがテンプレートを使い回している際によく見られる特徴です。
🛡 不審メールから身を守るための対策
1. リンクを絶対にクリックしない
誤って開いてしまった場合でも、
氏名・住所・クレジットカード番号・パスワードなどは絶対に入力しないでください。
2. 公式サイト・公式アプリから直接確認する
荷物の状況が気になる場合は、メール内のリンクは使わず、
公式アプリやGoogleなどで 「DHL 追跡」 と検索し、公式サイトから直接確認しましょう。
3. セキュリティ対策を導入する
昨今は、証券会社などで不正アクセスが問題化しております。それらの多くは、フィシング詐欺サイトに情報を入力し、盗み取られたとみられています。
疲れている時や、体調不良の時は、集中力も落ちやすく、間違えてクリックしてしまう事があります。
そのような時でも、不審なURLやフィッシングサイトをリアルタイムで検知・ブロックする
セキュリティ対策ソフトを導入しておくと、被害を未然に防ぐ一助になります。
(※最新のフィッシングサイトや不審なURLをリアルタイムで検知・ガードします)
📌 まとめ
- DHLを名乗る .cn ドメインのメール には特に注意が必要です
- 「再配達」「追加情報」などの文言でリンクを押させようとする手口が確認されています
- 少しでも不審に感じたら、必ず 公式サイトから直接確認 してください
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参照・出典
- 外務省|【注意喚起】DHLを装ったフィッシング詐欺の発生について
- DHL公式|不正取引防止
- 国民生活センター|宅配便業者を装った「不在通知」の偽SMSに注意しましょう
- フィッシング対策協議会|宅配便の不在通知を装うフィッシング (2020/07/09)
🧾 免責事項
本記事は、2026年1月時点で確認された情報を基にした注意喚起を目的としています。
特定のドメインやURLを恒久的に犯罪と断定するものではありません。
最新情報は各公式サイトをご確認ください。

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