JCB(ジェーシービー)を装い、「MyJCBシステム更新に伴うお客様情報の再確認について」という件名の不審なメールが確認されています。
このメールは、MyJCBアカウントがセキュリティ上の理由でロックされたと説明し、ロック解除のためとして記載されたリンクへのアクセスを促す内容です。
メールには「複数回の不正ログイン試行」や「3日以内に対応」といった文言が記載されており、受信者の不安や焦りをあおる手口が使われています。
しかし、メールの送信元や誘導先URLには不審な点があるため、安易にリンクを開いたり、個人情報やカード情報を入力したりしないよう注意してください。
確認されているJCBを装う不審なメール
今回確認されている不審なメールの情報は以下のとおりです。
送信者: JCB Webmaster
送信元メールアドレス: noreply@mail40[.]smqizhong[.]com
件名: MyJCBシステム更新に伴うお客様情報の再確認について
メール本文では、MyJCBアカウントがセキュリティ上の理由でロックされたとして、ロック解除手続きを行うよう案内しています。
メール本文(抜粋)
○△□@yahoo.co.jp 様
いつも MyJCB をご利用いただき、誠にありがとうございます。
お客様のMyJCBアカウントは、2026年11月5日にセキュリティ上の理由でロックされました。
解除するために、以下のリンクをご利用ください。
◆ロック詳細
日時:2026/11/5 15:24:54
理由:複数回の不正ログイン試行
ロック解除手続きhxxps://www[.]btavs[.]shop/seures2/my/iss/members/personalauth/personalAuthInputs
※3日以内にご対応をお願いいたします。
※対応がない場合、アカウントが制限されたままとなります。
本メールは自動送信専用です。ご返信はご遠慮ください。
© 2026 JCB株式会社. All Rights Reserved。
※上記は確認されたメールの内容をもとに、一部加工して掲載しています。メールアドレスやURLは誤アクセス防止のため無効化しています。
このメールが怪しい理由
今回のメールには、フィッシング詐欺を疑うべき不審な点があります。
送信元メールアドレスのドメインがJCB公式のものではない
送信者名は「JCB Webmaster」と表示されていますが、送信元メールアドレスのドメインは「smqizhong[.]com」です。
送信者名は自由に設定できるため、実際の送信元がJCBであることを証明するものではありません。
企業名を名乗るメールであっても、送信元メールアドレスを確認することが重要です。
誘導先URLがJCB公式サイトとは異なる
メール内には、MyJCBのロック解除手続きとしてURLが記載されています。
しかし、そのドメインは「btavs[.]shop」であり、JCBの公式サイトとは異なります。
JCBを名乗るメールであっても、リンク先が公式サイトとは限りません。
偽サイトに誘導され、MyJCBのログイン情報やクレジットカード情報などを盗み取られるおそれがあります。
アカウントロックと期限を使って不安をあおっている
今回のメールでは、「複数回の不正ログイン試行によってアカウントがロックされた」と説明しています。
さらに、「3日以内に対応しない場合、アカウントが制限されたままとなる」と案内しています。
このように、アカウントが使えなくなるという不安を与え、短い期限を設定して手続きを急がせるのは、フィッシングメールでよく見られる手口です。
メールに記載されたURLにはアクセスしない
今回のメールを受信しても、本文に記載された「ロック解除手続き」のリンクはクリックしないでください。
リンク先がJCBの公式サイトではないため、アクセスすると偽サイトに誘導される可能性があります。
また、誘導先のページでMyJCBのIDやパスワード、クレジットカード番号、セキュリティコードなどを入力してはいけません。
アカウントの状態が気になる場合は、メール内のリンクを利用せず、普段から利用している公式アプリや、ブックマークした公式サイトから確認しましょう。
JCBを装う不審なメールを受信した場合の対処法
JCBを装う不審なメールを受信した場合は、以下の点に注意してください。
- メール本文に記載されたURLをクリックしない
- メールに返信しない
- IDやパスワード、カード情報などを入力しない
- 不審なメールは削除する
- アカウントの状況はJCB公式アプリや公式サイトから確認する
すでにリンクをクリックしてしまった場合でも、情報を入力していなければ、まずはページを閉じてください。
MyJCBのIDやパスワードを入力してしまった場合は、速やかに公式サイトからパスワードを変更し、JCBへ相談してください。
クレジットカード情報を入力してしまった場合は、カードの不正利用を防ぐため、速やかにカード裏面などに記載された正規の問い合わせ先へ連絡しましょう。
まとめ
今回確認された「MyJCBシステム更新に伴うお客様情報の再確認について」というメールは、MyJCBアカウントがロックされたと偽り、偽サイトへ誘導しようとするフィッシングメールの可能性があります。
送信者名には「JCB Webmaster」と表示されていますが、送信元メールアドレスのドメインや誘導先URLには不審な点があります。
JCBを名乗るメールであっても、安易に信用しないことが大切です。
同様のメールを受信した場合は、リンクをクリックせず、公式アプリや公式サイトからアカウントの状況を確認してください。
不審なメールに記載されたリンクから、MyJCBのログイン情報やクレジットカード情報などを入力しないよう注意しましょう。
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参照・出典
- JCB:不審なメールがきた
- JCB:JCBを名乗る怪しいメール・SMSが届きました
- JCB:「カードご利用内容の確認のお願い」のメールを受け取りましたが、本当にJCBからのメールでしょうか?
- JCB:偽サイトに個人情報を入力してしまったら、どうしたらいいですか?
免責事項
本記事は、確認した不審なメールの内容とJCB公式サイトの注意喚起をもとに、フィッシング詐欺への注意を呼びかける目的で作成しています。
掲載しているメールの内容は確認時点の情報であり、同様のメールであっても件名、送信元、本文、リンク先などが異なる場合があります。
また、本記事はJCBの公式発表ではありません。カードの利用状況や手続きについては、必ずJCB公式サイトや正規の問い合わせ窓口で確認してください。
不審なメールに記載されたURLや電話番号にはアクセスせず、カード情報や個人情報を入力しないようご注意ください。

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