※本記事は、日本郵便や公的機関が公表している情報などをもとに、利用者への注意喚起を目的として作成しています。詐欺の手口は変化する可能性があるため、最新情報は公式発表をご確認ください。
+1800から始まる「日本郵便(郵便局)」を名乗る自動音声電話に注意
2026年に入り、「+1800/+1 800/+1(800)」から始まる国際電話番号から、
- 「日本郵便(郵便局)からの重要なお知らせです」
- 「郵便物が受取人不在のため届けられませんでした」
- 「ご不明な点がある方は1を押してください」
などと案内する不審な自動音声電話に関する相談が確認されています。
このような電話は、日本郵便を装って個人情報を聞き出したり、別の詐欺へ誘導したりすることを目的とした手口とみられています。日本郵便や公的機関も、郵便局を装った不審な電話について注意喚起を行っています。
💡 要点まとめ
- 「+1800」から始まる国際電話で日本郵便を名乗る自動音声電話に注意
- 「郵便物が届けられない」「不在だった」などと不安をあおる内容が特徴
- 「1を押してください」などのボタン操作を求められるケースがある
- 日本郵便は郵便局を装った不審な電話について注意喚起している
- 身に覚えのない電話には応答せず、ボタンも押さないことが重要
- 個人情報や金融情報は絶対に伝えない
確認されている発信番号の例
確認されている発信番号の例として、
- +1 800 XXX XXXX
- +1800XXXXXXX
- +1 (800) XXX-XXXX
- +1 800-XXX-XXXX
不審な電話番号の例
- +1 8005875062/+1 (800) 587-5062
- +1 8006273442/+1 (800) 627-3442
などが報告されています。
ただし、これらはあくまでも一例です。近年の国際電話詐欺では、電話番号偽装(スプーフィング)が行われるケースがあり、毎回同じ番号から発信されるとは限りません。
また、「+1」から始まる番号は本来北米エリアからの発信ですが、発信者番号は技術的に偽装される場合があり、表示された番号だけで発信元を特定できるとは限りません。そのため、特定の番号だけで判断するのではなく、「日本郵便を名乗る自動音声電話」という手口そのものに注意することが大切です。
報告されている自動音声の内容
実際には文言が多少異なる場合がありますが、次のような内容が報告されています。
「日本郵便からの重要なお知らせです。 お客様がお送りした郵便物が受取人不在のため届けられませんでした。 ご不明な点があるお客様は1を押してください。」
「こちらは日本郵便です。お預かりのお荷物があります。担当者にお繋ぎしますのでこのまましばらくお待ちください。0を押してください。」
「こちらは日本郵政です。お客様の郵便物に未配達、未発送があります。オペレーターにお繋ぎしますので10番を押してください。」
「こちらは日本郵便です。お客様宛のお荷物について確認事項があるため、お届けを一時見合わせております。保管期限がございますのでお早めにご対応ください。状況のご確認や今後の配送については、1を押してください。」
このような自動音声が繰り返し流れ、利用者にボタン操作を促すのが特徴です。
なぜ詐欺が疑われるのか?
① 日本郵便が注意喚起している手口と類似している
日本郵便は公式サイトで、日本郵便や郵便局を装った不審な電話について注意喚起しています。公表されている事例の中には、
- 日本郵便を名乗る
- 自動音声ガイダンスが流れる
- ボタン操作を求める
- 国際電話番号から発信される
といった特徴が含まれています。今回のケースも、こうした特徴と類似しています。
② 日本郵便は通常このような方法で連絡しない
郵便物の配達に関する連絡について、日本郵便では通常、
- 紙の不在連絡票
- 公式アプリ
- 公式サイトの追跡サービス
などを利用しています。突然の国際電話による自動音声ガイダンスで、ボタン操作を求める方法は一般的ではありません。
③ ボタン操作の先でオペレーターへ誘導される可能性がある
この種の自動音声電話では、「1などの番号を押してください」と案内されることがあります。ガイダンスに従って電話機の数字ボタンを押すと(「2」や「9」といった別の番号を指定される場合もある)、最終的にオペレーターを名乗る人物につながります。そこで、
- 氏名
- 住所
- 生年月日
- クレジットカード情報
- 銀行口座情報
などを聞き出そうとするケースがあるため注意が必要です。
電話に出てしまった場合の対処法
電話に出てしまった場合
電話に出てしまったとしても、慌てる必要はありません。自動音声だと分かった時点で、
- ボタンを押さない
- 個人情報を話さない
- そのまま通話を終了する
という対応で問題ありません。音声を聞いただけで直ちに被害が発生するわけではありません。
番号を押してしまった場合
誤って「1」などの番号を押してしまった場合でも、直ちに金銭被害が発生するとは限りません。ただし、
- 電話番号が利用中であること
- 自動音声に反応した利用者であること
が相手側に伝わる可能性があります。その後、不審な電話が増える可能性もあるため、知らない番号からの着信には注意しましょう。
個人情報などを話してしまった場合
もし相手と会話してしまい、氏名、住所、生年月日、クレジットカード番号、銀行口座情報、暗証番号、認証コードなどを伝えてしまった場合は、早めの対応が重要です。
- クレジットカード情報を伝えた場合:カード会社へ連絡し、利用停止や再発行について相談してください。
- 銀行口座情報を伝えた場合:利用している金融機関へ相談してください。
【不安な場合】
- 警察相談専用電話「#9110」
- 消費者ホットライン「188」
へ相談することも検討しましょう。
郵便物の状況を確認したい場合は?
本当に郵便物の状況が気になる場合は、電話の指示には従わず、
- 日本郵便公式サイト
- 日本郵便公式アプリ
- お問い合わせ番号
などから確認してください。不審な電話で案内された番号や着信履歴は利用しないようにしましょう。
また、スマートフォンでは、警察庁が紹介している迷惑電話対策アプリ(「詐欺対策 by NTTタウンページ」や「詐欺バスター Lite」など)を活用する方法もあります。日頃からこうした対策を取り入れることも有効です。
よくある質問(FAQ)
Q1. 音声を聞いただけで被害に遭いますか? A. 一般的には、音声を聞いただけで被害が発生するわけではありません。ボタン操作や個人情報の提供は避け、そのまま電話を切りましょう。
Q2. 番号を押してしまいました。大丈夫ですか? A. 直ちに金銭被害が発生するとは限りませんが、不審な電話が増える可能性もあります。今後の着信には注意してください。
Q3. 本当に日本郵便からの電話ではないのですか? A. 日本郵便は、郵便局を装った不審な電話について注意喚起を行っています。身に覚えのない国際電話による自動音声案内には注意が必要です。
Q4. 折り返し電話をした方がよいですか? A. 不要です。案内された番号へ折り返し電話をすることはおすすめできません。
Q5. 国際電話の着信を止める方法はありますか? A. 固定電話では国際電話の利用休止サービスを利用できる場合があります。詳細は通信事業者へ確認してください。
まとめ
「+1800」から始まる番号で、日本郵便を名乗り、
- 「郵便物が届けられませんでした」
- 「〇番を押してください」
などと案内する自動音声電話には注意が必要です。日本郵便も日本郵便(郵便局)を装った不審な電話について注意喚起を行っています。
不審な電話を受けた場合は、
- ボタンを押さない
- 個人情報を伝えない
- そのまま電話を切る
ことが基本的な対策です。本当に郵便物について確認したい場合は、日本郵便の公式サービスを利用し、電話の案内には従わないようにしましょう。
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参照・出典
- 郵便局|自社や日本郵便を装った不審な電話にご注意ください。
- 警察庁|みんなでとめよう!!国際電話詐欺 #みんとめ
- 警察庁推奨アプリ
- 国民生活センター|海外からの知らない国際電話が増えています!迷惑な国際電話は無視しましょう ブロックも有効です
- 国際電話不取扱受付センター
免責事項
本記事は、公開情報や報道内容などをもとに、一般的な注意喚起を目的として作成しています。掲載内容は記事作成時点の情報であり、今後変更される可能性があります。また、特定の電話番号や発信者について違法行為や詐欺行為を断定するものではありません。実際の対応については、ご自身の判断と責任のもとで行ってください。


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