※本記事は、情報セキュリティ機関の公開情報およびユーザーの報告をもとに、特殊詐欺・サイバー犯罪への注意喚起を目的として作成しています。
(0101) 21920-36348(01012192036348)からの電話とは?
パソコンでインターネットを閲覧中、突然大音量の警告音が鳴り響き、画面に「Windows Defenderセキュリティセンター」「セキュリティ上の理由により、このPCへのアクセスはブロックされました」といった警告画面が表示される事例が報告されています。

その画面内に、サポート窓口として記載されているのが「(0101) 21920-36348」という電話番号です。
ユーザーから寄せられている情報や、情報セキュリティ機関が注意喚起しているサポート詐欺の手口と一致することから、この番号はマイクロソフト社の正規窓口ではなく、サポート詐欺に悪用されている可能性が極めて高いと考えられます。
画面に表示された指示には従わず、電話もかけないようにしてください。
💡 要点まとめ
(0101) 21920-36348は、Windowsの偽警告(サポート詐欺)画面に表示される電話番号として報告されています。
パソコンが実際にウイルス感染しているとは限らず、利用者の不安を煽る目的で警告画面を表示しているケースが多く確認されています。
電話をかけると、オペレーターを名乗る人物から遠隔操作ソフトの導入を求められたり、サポート料金名目で電子マネーカードの購入を要求されたりする恐れがあります。
万が一表示されても、電話をかけたり料金を支払ったりせず、落ち着いてブラウザを終了してください。
なぜ「(0101)」から始まっているの?国際電話のカラクリ
電話番号の表記が「(0101)」や「01012192036348」となっていることに違和感を覚えた方も多いと思います。
この番号の仕組みは以下のようになっています。
「010」は国際電話の発信を示すコード
日本から海外へ電話をかける際に利用する国際電話の番号です。
「+」とほぼ同じ意味を持っています。
「1」は国番号(北米エリア)
アメリカやカナダなど、北米番号計画(NANP)加盟地域の国番号です。
つまり、この番号は日本国内のサポート窓口ではなく、海外の電話番号へ接続される形式であることが分かります。
一般的な国内向けサポート窓口としては極めて不自然な番号であり、注意が必要です。
🚨 サポート詐欺の手口と被害事例
もし画面の指示に従って「(0101) 21920-36348」に電話をかけてしまうと、以下のような被害に遭う恐れがあります。
恐怖心を煽る説明
電話に出た人物から、
- パソコンが危険な状態です
- 個人情報が流出しています
- すぐに対処しないとデータが失われます
などと説明され、不安を煽られることがあります。
遠隔操作ソフトのインストール
「修復作業を行うため」などと言われ、
- AnyDesk
- TeamViewer
- UltraViewer
などの遠隔操作ソフトのインストールを求められる場合があります。
遠隔操作を許可すると、パソコン内の情報を閲覧されたり、設定を変更されたりする危険があります。
高額なサポート料金の請求
その後、
- セキュリティ契約
- ウイルス除去費用
- 保守サポート料金
などの名目で支払いを求められるケースがあります。
支払い方法として、
- Apple Gift Card
- Google Play ギフトカード
などの電子マネーカードの購入を指示されることもあります。
🛠️ 偽警告画面の正しい消し方
画面がロックされたように見えても、多くの場合はブラウザ上で表示されているだけです。
以下の方法を試してください。
対処法① タスクマネージャーからブラウザを終了する
- Ctrl + Shift + Esc を同時に押す
- タスクマネージャーを開く
- Microsoft EdgeやGoogle Chromeを選択する
- 「タスクを終了」をクリックする
これで警告画面や警告音が停止する場合があります。
対処法② パソコンを再起動する
タスクマネージャーが開けない場合は、電源ボタンを長押しして電源を切り、再起動してください。
⚠️ 再起動後の注意点
ブラウザ起動時に
「前回のセッションを復元しますか?」
と表示される場合があります。
復元すると再び問題のページが表示される可能性があるため、復元せずに新しいタブで起動することをおすすめします。
状況別の対処法
電話をかけてしまったが支払っていない場合
通話を終了し、今後しばらくは不審な電話やSMSに注意してください。
必要に応じて、
- 着信拒否設定
- 留守番電話の利用
などを検討しましょう。
ソフトをダウンロードしてしまった場合
以下の対応をおすすめします。
ネットワークを遮断する
Wi-Fiを切断するかLANケーブルを抜き、インターネット接続を停止してください。
遠隔操作ソフトを削除する
導入させられたソフトをアンインストールします。
ウイルススキャンを実施する
Windows Defenderなどの信頼できるセキュリティソフトでフルスキャンを行ってください。
金融機関へ相談する
もし、ダウンロードから削除の間に、
- ネットバンキングへログインした
- クレジットカード情報を入力した
- インターネット決済を行った
場合は、金融機関やカード会社へ速やかに相談し、不正利用がないか確認してください。
お金を支払ってしまった場合
電子マネーカードの番号を伝えてしまった場合は、被害が発生している可能性があります。
できるだけ早く以下へ相談してください。
- 警察相談専用電話:#9110
- 消費者ホットライン:188
- ギフトカード発行会社のサポート窓口
よくある質問(FAQ)
Q1. (0101) 21920-36348は本物のマイクロソフトの窓口ですか?
A. ユーザーから寄せられている情報やサポート詐欺の特徴と一致することから、マイクロソフトの正規窓口ではなく、サポート詐欺に悪用されている番号とみられます。
Q2. 画面が表示されたということは、本当にウイルスに感染しているのですか?
A. 多くの場合、画面が表示されたことだけでウイルス感染しているわけではありません。サポート詐欺では、利用者の不安を煽るために偽の警告画面を表示する手口が広く確認されています。ただし、不安な場合はセキュリティソフトでスキャンを実施してください。
Q3. 警告音や音声が鳴り止まなくて怖いのですが?
A. スピーカーから音声を再生しているだけの場合があります。まずは音量を下げるかミュートにし、落ち着いてブラウザの終了や再起動を行ってください。
まとめ
「(0101) 21920-36348(01012192036348)」は、Windows Defenderを装ったサポート詐欺で使用されている可能性が高い電話番号です。
表示される警告画面は、利用者の不安を煽って電話をかけさせることを目的としていると考えられます。
画面が表示されても、
- 電話をかけない
- 不審なオペレーターの指示に従わない
- 遠隔操作ソフトを入れない
- 電子マネーカードを購入しない
ことが重要です。
万が一表示された場合は、タスクマネージャーからブラウザを終了するか、パソコンを再起動して対処しましょう。
インターネット上の警告画面は利用者を焦らせることが目的です。慌てて行動せず、冷静に対応することが被害防止につながります。
参照・出典
- 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)|パソコンに偽のウイルス感染警告を表示させるサポート詐欺に注意
- microsoft|Microsoft defenderセキュリティセンターからの警告 トロイの木馬の警告
- Nifty|Microsoftを装う偽Windows Defender警告に注意│詐欺手口と対処方法について解説
免責事項
本記事は、情報セキュリティ機関が公開している情報やユーザーから寄せられた報告をもとに作成しています。掲載内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の結果を保証するものではありません。被害が発生した場合は、警察や消費生活センターなどの公的機関へご相談ください。
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