はじめに
最近、「+66」から始まる電話番号から、突然電話がかかってきたという声が多くなっています。
これはタイ（英：Thailand）からの国際電話です。
でも、この番号を使った詐欺の電話もあるため、特にご高齢の方は注意が必要です。
この記事では、「+66」の電話にどう対応すればよいのか、やさしい言葉でご説明します。
「+66」はタイの国番号です
国際電話の「+66」は、東南アジアにあるタイ王国の国番号です。
タイに家族や知り合いがいる方なら、その人からの電話かもしれません。
でも、多くの日本人の方には、心当たりのない着信だと思います。
その場合は、詐欺や迷惑電話の可能性があるので、注意しましょう。
最近よくある詐欺の手口
悪い人たちは、タイの番号を使って日本の人をだまそうとすることがあります。
こんな電話にはご注意ください。
- 「あなたの電話番号が悪用されています」などと、不安をあおる自動音声
- 「料金を払ってください」と言ってお金をだまし取ろうとする
- 「この番号にかけ直してください」と言って、国際電話の高額料金を請求される
- 日本語ではなく、中国語や英語などでしゃべる不審な電話
電話に出てしまったときの対処法
もし間違えて電話に出てしまっても、落ち着いて行動しましょう。
- 相手の話をすぐに信じないこと
- お金や個人情報を聞かれても絶対に答えない
- 話の内容を家族や信頼できる人に相談する
- 不安な場合は、警察相談窓口（#9110）に電話しましょう
予防策 ～今からできること～
✔ スマホに「迷惑電話ブロック」のアプリを入れておく
✔ 携帯電話会社のサービスで、海外からの着信を拒否する設定にする
✔ 電話番号をインターネットで検索して、怪しい電話かどうかを確認する
よくある質問（Q＆A）
Q1：+66の電話に出ただけで料金が発生しますか？
A：出るだけでは料金はかかりません。
でも、折り返し電話をすると高額な国際通話料金がかかることがあります。かけ直さないようにしましょう。
Q2：どんな内容の電話が危ないの？
A：自動音声で「裁判」「未払い」「携帯が犯罪に使われた」など、不安をあおる話をする電話は要注意です。
相手にせず、すぐに切ってください。
Q3：この電話が本物かどうか、誰かに相談できますか？
A：はい、「#9110」で警察相談窓口に相談できます。
また、家族や携帯電話会社に相談することも大切です。
Q4：どうすれば、もうかかってこないようにできますか？
A：「国際電話の着信拒否」や「迷惑電話ブロックアプリ」の利用がおすすめです。
スマホの設定で「海外番号をブロック」できる場合もあります。
まとめ
「+66」からの電話は、タイという国からの国際電話ですが、最近では詐欺に悪用されるケースも多いです。
- 知らない番号には出ない
- 出てしまっても慌てない
- 不安なときは、必ず相談
この3つを守れば安心です。困ったときは、家族や警察に相談することをためらわないでください。
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