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国際電話詐欺に出たらお金がかかる?通話・着信・留守電の料金を解説【2025年版】

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はじめに

2025年現在、「知らない国際電話番号からの着信があったけど、うっかり出てしまった」「留守電が残っていたけど、これって料金かかるの?」と不安になる方が増えています。

この記事では、国際電話詐欺と料金の関係について、着信・発信・留守電それぞれのケースを分かりやすく解説します。


結論:着信だけでは料金はかかりません

まず安心していただきたいのは、国際電話からの着信に応答するだけでは、基本的に料金は発生しないという点です。

着信に出た場合

  • スマホ・固定電話ともに、日本国内の契約であれば着信に応じた側に通話料は発生しません。
  • 詐欺グループ側(発信側)が料金を支払う形になります。

ただし、例外的なケースもあるので、以下で詳しく見ていきましょう。


要注意!お金がかかる可能性のあるケース

1. 折り返し電話をしてしまった場合

これは最も危険なケースです。

  • 国際電話番号に折り返すと、高額な国際通話料(数百円〜数千円/分)が発生する可能性があります。
  • 一部の特殊な国番号(+881, +882など)はプレミアムレート(国際版ダイヤルQ2のような仕組み)で、1分あたり数千円以上請求される場合もあります。

2. 留守電メッセージを再生する行為

  • 一般的に、留守電メッセージを再生するだけで料金が発生することはありません
  • ただし、通信会社がオプションで提供するクラウド留守電サービス(録音内容がサーバー上に保存され、データ通信で再生)を利用している場合、パケット通信料がかかることがあります(この料金は詐欺と無関係で、通常のパケット利用範囲内)。

3. 通話中に「1を押す」など操作した場合

  • 詐欺電話では「オペレーターに繋ぐ場合には1を押してください」などと案内されることがあります。
  • 通話自体で追加料金が発生することは稀ですが、操作によって通話が別の有料回線に転送される危険性も指摘されています。
  • また、操作したことをきっかけとして、詐欺グループのオペレーターに転送され、詐欺被害に発展する危険性があります。

携帯電話の国際ローミング(海外ローミング)

海外滞在中に日本の携帯電話で海外からの着信を受けると、着信者側に料金が発生することがあります。これは、携帯電話の国際ローミング(海外ローミング)の仕組みによるものです。

◆ なぜ海外での着信に料金がかかるのか?

結論から言うと、理由は次の通りです:

日本の電話番号にかかってきた着信を、海外まで転送して届けるためのコストを、着信者が一部負担するという仕組みになっているからです。


◆ 料金が発生する仕組み(簡単な流れ)

  1. 海外に滞在中でも、日本の携帯番号(例:090、080)は使い続けられる(ローミング)。
  2. 海外からその番号に電話がかかってくる。
  3. いったん日本の通信キャリアに接続された後、海外の現地回線へ転送される。
  4. この転送にかかる料金を、着信側が負担する。

◆ 注意点:日本からの着信だけでなく、詐欺電話の着信でも課金される

  • 海外で「+1」「+80」「+295」などの国際電話番号からの着信がある。
  • 出た瞬間から着信料金が発生する。
  • 内容が詐欺(自動音声、折り返しを促すなど)でも、受けた分の料金は請求される可能性がある。

◆ 対策方法

1. 滞在中は「機内モード+Wi-Fi」運用にする

これで着信自体を防ぎ、通話もデータも制限できます。

2. 必要な人には「通話アプリ」や「海外SIM」の番号を伝える

LINE通話やWhatsAppなど、データ通信で無料通話が可能。

3. 国際ローミング設定をオフにする(キャリアで可能)

通話やSMSの着信自体を遮断できます。



国際電話詐欺の料金の仕組みを知ろう

国際電話の料金発生ポイント

操作料金発生の有無備考
着信に出る×(発生しない)通常の日本契約では問題なし
折り返し通話◎(高額リスク)国際通話料が発生する
留守電を聞く△(原則無料)データ通信型留守電のみ軽微な通信料(パケット代)
自動音声の指示に従う△(料金のリスクは小)ただし詐欺被害リスクが大

よくある質問(FAQ)

Q. 国際電話に出てしまっただけで高額請求されますか?

A. いいえ、出ただけで料金が請求されることはありません。
ただし、折り返しやガイダンス操作には注意が必要です。

Q. 留守電だけで料金がかかるのは本当?

A. 通常の携帯や固定電話では、留守電の再生だけで課金されることはありません。
ただし、クラウド型のサービスでは通信料(パケット代)がかかることもありますが、微々たる額です。


安全のための対策まとめ

  • 知らない国番号からの電話には出ない・折り返さない
  • 「+が付く番号」(+1,+80、+295)などの見慣れない番号は無視
  • 国際電話着信拒否の設定を行う
  • 留守電は再生前に、内容と発信元を慎重に確認

まとめ

国際電話詐欺に「出てしまった」だけでは、ほぼ通話料金はかかりません。
もし、不安な場合は、通信会社に問合せたり、利用明細を確認しましょう。
ただし、折り返し通話や、ガイダンス操作などに反応することで、詐欺被害や高額請求に発展するケースがあります。

不審な電話には「出ない・折り返さない・調べる」の3つを習慣にし、詐欺から身を守りましょう。

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