【注意喚起】「未読メッセージによる機能制限について」SBI証券を装う詐欺メールに注意!
◆ はじめに
「SBIからのお知らせ」と称するメールが届き、「未読のお知らせがあるため、機能が制限される可能性があります」と書かれていたら、要注意です。
このメールはSBI証券をかたるフィッシング詐欺の疑いがあります。
本記事では、その手口と安全な対処法を解説します。
◆ 届いたメールの概要
- 件名:【ご案内】未読メッセージによる機能制限について
- 差出人名:SBIからのお知らせ
- 送信元アドレス:
Sbi.hαyn
α
neil@gthi.n〇t - リンク:
https://ytb0pvzsq3〇3-p
α
ges-dev.trα
nslα
te.g〇〇g/... - 本文
SBI證券をご利用のお客様
いつもSBI證券をお選びいただき、厚く御礼申し上げます。
現在、お客様のアカウントに未確認の重要なお知らせがございます。
こちらのお知らせには、お取引や口座管理に関わる大切な情報が記載されておりますため、お早めにご確認くださいますようお願いいたします。※ご確認がなされない場合、出金や取引などの一部サービスが利用できなくなる可能性がございます。
未読のお知らせは、以下のリンクからご確認いただけます。
未読のお知らせを確認する
ご不便をおかけし申し訳ございませんが、お客様の資産を守り安全に取引いただくための措置です。
何卒ご理解とご協力をお願い申し上げます。
◆ このメールが詐欺である理由
🔴 1. 送信元のアドレスが公式ではない
@gthi.n〇t
はSBIとは無関係。- 正式なSBI証券からのメールは
@sbisec.co.jp
から届きます。
🔴 2. リンク先が偽装URL
translate.goog
ドメインや不自然なサブドメインを使い、本物っぽく見せているだけ。- 本当のSBI証券は「https://www.sbisec.co.jp」です。
🔴 3. 巧妙な心理操作
- 「出金制限」などの文言で不安感を煽り、リンクを踏ませようとする。
- 正規のSBI証券がこんな表現で利用者を脅すことはありません。
◆ 対処法とチェックリスト
チェック項目 | 安全の目安 |
---|---|
送信元が公式ドメインか? | ✅ @sbisec.co.jp のみが本物 |
URLが正規のSBIサイトか? | ✅ https://www.sbisec.co.jp |
取引制限の警告が唐突で不自然 | ✅ フィッシングの可能性大 |
個人情報を入力させる画面がある | ❌ 絶対に入力しない |
◆ クリックしてしまった場合は?
- すぐに画面を閉じる
- パスワードやIDを入力した場合は、速やかにSBI公式サイトから変更
- SBI証券のサポートセンターに連絡する
- カード会社・警察へ相談
🛡️ まとめ
このような詐欺メールは、年々巧妙化しており、日本語も自然で本物にしか見えないようになっています。
しかし、送信元のメールアドレスとリンク先のURLを確認すれば、多くは詐欺を見抜くことが可能です。
ネットバンキングや証券会社のアカウントを守るために、「リンクは開かず、公式サイトから確認する」という習慣を身につけましょう。
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