最近急増中の国際電話を使った「特殊詐欺」とは?
近年、「+」から始まる見知らぬ番号の国際電話を使った詐欺の報告が国内で増加しています。
その手口は年々巧妙化しており、例えば以下のようなケースが報告されています。
- 自動音声で「入国管理局」や「総務省」を名乗る
- 在日中国・台湾人に向け中国語の音声案内で個人情報を聞き出す
- 00県警と名乗り「口座凍結」「料金未納」「犯罪容疑がある」など不安を煽る
- 番号の国番号が+1、+44、+295、+87、+88など不審な地域
このような電話は、相手の国番号を調べても、存在しない番号だったり、国際通信事業者を偽装していたりする場合があります。着信時点で詐欺と見抜くのは困難なため、多くの人が電話に出てしまい、結果として被害に遭ってしまうのです。
対策方法:海外からの着信をブロックする方法とは?
こうした国際電話詐欺への対策として、警察では「国際電話不取扱受付センター」という窓口を設けています。
◆ 国際電話不取扱受付センター
- 電話番号:0120-210-364(通話無料)
- 対象回線:固定電話・ひかり電話
- 対応内容:海外からの電話の着信を停止する手続き
このサービスを利用することで、海外からのすべての電話を着信拒否に設定することが可能です。
海外に知人がいない方には特におすすめ!
この「国際電話着信停止サービス」は、海外に家族や友人・取引先などがいない方にとっては非常に有効な対策です。
電話のやり取りが国内だけで済むのであれば、海外からの着信をブロックしても支障はありません。それどころか、国際電話を使った迷惑電話や詐欺電話を事前に遮断できるため、安心して電話を使い続けることができます。
スマートフォンには未対応なので注意
注意点として、現在このサービスは固定電話およびひかり電話が対象であり、スマートフォンや携帯電話には対応していません。
スマートフォンに届く国際電話への対策としては、以下のような方法があります。
- 着信時に番号の先頭に「+」があるか確認
- 見知らぬ国番号の電話は出ない
- 電話帳に登録されていない番号には注意
- Android/iPhoneの迷惑電話ブロックアプリを活用する
最後に:被害を未然に防ぐために
国際電話を使った詐欺は、言葉巧みに不安を煽り、金銭や個人情報を奪おうとする極めて悪質な手口です。
- 少しでも「怪しい」と思ったら、すぐに電話を切る
- メールやSMSのリンクはクリックしない
- 公式サイトで正規の連絡先を確認する
そして何より、「国際電話はそもそも受けない」という選択肢も防犯の一つです。
心当たりのない海外からの着信が頻発している方は、ぜひ国際電話不取扱受付センター(0120-210-364)に問い合わせてみてください。被害に遭う前に、できる対策を行いましょう。
コメント