「+68から始まる電話番号から着信があったけど、どこの国?」
「+68という国番号は存在する?」
「+680、+681、+685などから電話がかかってきたけど、詐欺電話なの?」
このような疑問を持っている方もいるのではないでしょうか?
スマートフォンに海外からの国際電話がかかってくると、日本国内の電話番号とは異なる「+」から始まる番号が表示されるため、不安に感じることがあります。
特に、近年では国際電話番号を利用した特殊詐欺が問題となっており、知らない国際電話には注意が必要です。
結論からいうと、「+68」だけでは特定の国・地域を判断できません。
「+68」の後には複数の国・地域の国番号が続いており、たとえば「+680」はパラオ、「+685」はサモア、「+689」はフランス領ポリネシアです。
そのため、「+68……」という着信があった場合は、+68の後に続く数字まで確認することが重要です。
また、+68からの電話だからといって、必ずしも詐欺とは限りません。
一方で、海外からの電話に心当たりがなく、自動音声で番号操作を求められたり、個人情報や金銭を要求されたりした場合は、不審な電話として警戒してください。
この記事では、「+68」から始まる電話番号の国・地域、国番号の一覧、不審な国際電話の特徴、安全な対処法について分かりやすく解説します。
- 「+68」から始まる電話番号はどこ?
- 「+68」は国番号ではない?
- 「+68」から始まる電話番号を見たら後ろの数字を確認
- +680はどこの国?
- +681はどこの国?
- +682はどこの国?
- +683はどこの国?
- +685はどこの国?
- +686はどこの国?
- +687はどこの国?
- +688はどこの国?
- +689はどこの国?
- 「+68」からの電話は詐欺?
- 「+68だから詐欺」とは限らない
- 「+68」からの電話で注意したい詐欺パターン
- 「+68」から電話が来たらどうする?
- 国際電話を使わないなら着信対策も検討
- 「+68」からの電話に出てしまった場合
- 「+68」からの電話に折り返してしまった場合
- 不安な場合の相談先
- まとめ:「+68」からの着信は番号だけで判断しない
- 関連記事
- 参照・出典
- 免責事項
「+68」から始まる電話番号はどこ?
「+68」は、複数の国・地域の国番号につながる番号帯です。
そのため、電話番号の先頭が「+68」だったとしても、「+68という国から電話がかかってきた」とは判断できません。
「+680」「+681」「+682」のように、その後に続く数字まで確認する必要があります。
「+68」から始まる国番号一覧
代表的な国・地域は次のとおりです。
| 国・地域 | 国番号 | 海外からの着信に心当たりが ない場合 |
|---|---|---|
| パラオ | +680 | 心当たりがなければ、無理に応答したり折り返したりしない |
| ウォリス・フツナ | +681 | 〃 |
| クック諸島 | +682 | 〃 |
| ニウエ | +683 | 〃 |
| 割り当てなし | +684 | 〃 |
| サモア | +685 | 〃 |
| キリバス | +686 | 〃 |
| ニューカレドニア | +687 | 〃 |
| ツバル | +688 | 〃 |
| フランス領ポリネシア | +689 | 〃 |
このように、「+68」の後の数字によって対象となる国・地域が異なります。
そのため、着信履歴を確認するときは、「+68」だけではなく、電話番号全体を見ることがポイントです。
「+68」は国番号ではない?
「+68」という2桁だけを見て、
「+68という国番号から電話が来た」
と考えるのは正確ではありません。
国際電話では、「+」の後に国番号が表示されますが、国番号には複数の桁数があります。
「+68」から始まる番号の場合は、後ろに続く数字によって国・地域を判断します。
たとえば、
- +680 → パラオ
- +681 → ウォリス・フツナ
- +682 → クック諸島
- +683 → ニウエ
- +685 → サモア
- +686 → キリバス
- +687 → ニューカレドニア
- +688 → ツバル
- +689 → フランス領ポリネシア
となります。
したがって、「+68」だけでは着信元の国・地域を特定できません。
「+68」から始まる電話番号を見たら後ろの数字を確認
「+68」から電話がかかってきた場合は、まず電話番号全体を確認しましょう。
たとえば、
+680 XXX XXXX
であれば「+680」です。
一方、
+685 XXX XXXX
であれば「+685」です。
このように、「+68」の後に続く数字を確認することで、どの国・地域の番号なのかを判断しやすくなります。
ただし、国番号が分かったとしても、それだけで電話の安全性を判断できるわけではありません。
+680はどこの国?
+680はパラオの国番号です。
パラオは太平洋の西部に位置する国です。
「+680」から電話がかかってきた場合でも、+680だから詐欺というわけではありません。
正規の国際電話にも使用される番号です。
ただし、日本にいてパラオから電話がかかってくる予定がない場合は、無理に電話に出たり、着信履歴から折り返したりする必要はありません。
+681はどこの国?
+681はウォリス・フツナの国番号です。
ウォリス・フツナは南太平洋に位置するフランスの海外領域です。
日本にいて、ウォリス・フツナから電話がかかってくる心当たりがない場合は、知らない国際電話として慎重に対応しましょう。
国番号だけを理由に詐欺と判断するのではなく、電話の内容や相手から求められたことを確認することが大切です。
+682はどこの国?
+682はクック諸島の国番号です。
クック諸島は南太平洋に位置する地域です。
+682からの電話に心当たりがない場合は、無理に応答したり折り返したりしないようにしましょう。
特に、自動音声で何らかの操作を求められた場合は注意が必要です。
+683はどこの国?
+683はニウエの国番号です。
ニウエは南太平洋に位置する島国です。
+683から電話がかかってきたからといって、詐欺と断定することはできません。
一方で、日本にいてニウエからの電話に心当たりがないのであれば、知らない国際電話として扱い、安易に折り返さないことが大切です。
+685はどこの国?
+685はサモアの国番号です。
サモアは南太平洋に位置する島国です。
サモアに家族や友人、取引先などがいる場合は正規の電話である可能性もあります。
しかし、海外からの電話を受ける予定がない場合は、無理に応答する必要はありません。
+686はどこの国?
+686はキリバスの国番号です。
キリバスは太平洋に位置する島国です。
+686からの着信についても、国番号だけで詐欺と判断することはできません。
ただし、心当たりのない国際電話の場合は、出ない・折り返さないという対応を基本にしてください。
+687はどこの国?
+687はニューカレドニアの国番号です。
ニューカレドニアは南太平洋に位置するフランスの海外領域です。
「+687」という番号が表示された場合は、まず電話番号全体を確認してください。
海外から電話がかかってくる予定がなければ、無理に折り返す必要はありません。
+688はどこの国?
+688はツバルの国番号です。
ツバルは南太平洋に位置する島国です。
+688からの電話に心当たりがない場合は、知らない国際電話として慎重に対応しましょう。
相手から個人情報や金銭を求められた場合は、電話を切ってください。
+689はどこの国?
+689はフランス領ポリネシアの国番号です。
タヒチなどを含む地域で使用されています。
+689からの電話についても、番号だけで詐欺とは判断できません。
ただし、海外から連絡を受ける予定がなく、電話の内容にも不審な点がある場合は注意してください。
「+68」からの電話は詐欺?
「+68から始まる」というだけで、詐欺電話と断定することはできません。
+68の後には複数の国・地域の国番号があり、正規の国際電話にも使用されています。
重要なのは、国番号そのものよりも、電話の内容や相手から何を要求されたのかです。
次のような電話には注意
特に、以下のような内容があった場合は警戒してください。
- 海外から突然電話がかかってきた
- 海外から電話が来る予定がなかった
- 自動音声が流れた
- 「1番を押してください」などと案内された
- 未払い料金があると言われた
- 荷物や配送について確認を求められた
- 通信会社を名乗った
- 日本郵便や郵便局を名乗った
- 銀行やクレジットカード会社を名乗った
- 警察を名乗った
- 個人情報を聞かれた
- クレジットカード情報を求められた
- 暗証番号やSMS認証コードを聞かれた
- 金銭の支払いを要求された
- 折り返し電話を要求された
このような場合は、電話を切り、相手が名乗った企業や公的機関の公式サイトなどから正規の連絡先を確認しましょう。
「+68だから詐欺」とは限らない
例えば、
「+680から電話が来た」
という情報だけでは、詐欺とは判断できません。
+680はパラオの国番号であり、正規の国際電話にも利用されます。
同じように、
「+685だから詐欺」
という判断もできません。
+685はサモアの国番号です。
つまり、
「どの国番号から電話が来たか」だけではなく、「誰が、何の目的で、何を要求してきたのか」を確認することが重要です。
「+68」からの電話で注意したい詐欺パターン
国際電話を利用した詐欺では、単純に「海外の人物」を名乗るとは限りません。
日本国内で知られている企業や公的機関などを名乗り、相手を信用させようとするケースに注意が必要です。
自動音声で「1」を押すよう求める
例えば、
「重要なお知らせがあります」
「未払い料金があります」
「確認する場合は1を押してください」
などの自動音声が流れるケースです。
このような電話で、指示された番号を押したり、オペレーターにつないだりするのは避けましょう。
未払い料金を請求する
「料金が未払いになっている」「今日中に支払わないと利用停止になる」など、不安をあおって支払いを要求するケースがあります。
電話で突然支払いを求められた場合は、すぐに支払わず、公式サイトなどから正規の問い合わせ先を確認してください。
荷物や配送を理由にする
「荷物を届けられない」「住所の確認が必要」など、配送を理由に連絡してくるケースにも注意が必要です。
日本郵便や郵便局、宅配会社などを名乗っていても、電話の内容だけで本物と判断しないようにしましょう。
警察を名乗る
「あなたの口座が犯罪に使われている」「捜査対象になっている」などと説明し、個人情報や金銭を要求するケースにも注意が必要です。
警察を名乗る電話であっても、電話だけで本人確認や送金などを求められた場合は、その場で対応せず、正規の窓口に確認しましょう。
「+68」から電話が来たらどうする?
海外からの電話に心当たりがない場合は、次の対応を基本にしてください。
電話に出ない
海外から電話がかかってくる予定がない場合は、無理に応答する必要はありません。
着信があったからといって、必ずしも折り返す必要があるわけではありません。
折り返さない
知らない国際電話には、安易に折り返さないようにしましょう。
特に、
「至急折り返してください」
などと要求されても、相手が案内した電話番号へそのまま連絡するのは避けてください。
必要な連絡か確認したい場合は、相手から教えられた連絡先ではなく、公式サイトなどから自分で正規の連絡先を確認することが重要です。
個人情報を伝えない
電話で、
- 氏名
- 住所
- 生年月日
- 銀行口座情報
- キャッシュカード情報
- クレジットカード情報
- 暗証番号
- SMS認証コード
などを求められても、伝えないでください。
ボタン操作をしない
自動音声で、
「1番を押してください」
「9番を押してください」
などと案内されても、安易に操作しないようにしましょう。
国際電話を使わないなら着信対策も検討
普段、海外との電話を利用していないのであれば、国際電話の着信を受けないための対策を検討する方法もあります。
警察庁は、国際電話を利用した特殊詐欺への対策として、国際電話番号からの着信に注意するよう呼びかけています。
固定電話を利用している場合、海外との電話が必要ない人は、国際電話の利用休止を検討できます。
国際電話の利用休止については、国際電話不取扱受付センターで確認できます。
携帯電話の場合も、端末の着信拒否機能や通信事業者が提供する迷惑電話対策サービスなどを確認するとよいでしょう。
「+68」からの電話に出てしまった場合
間違って電話に出てしまっても、まずは落ち着いてください。
電話に出ただけで、必ず被害が発生するわけではありません。
特に、
- 個人情報を伝えていない
- 金融情報を伝えていない
- カード情報を伝えていない
- 暗証番号を伝えていない
- SMS認証コードを伝えていない
- 指示された番号を押していない
- 相手に折り返していない
のであれば、電話を切った後に着信履歴などを確認しておきましょう。
一方で、個人情報や金融情報を伝えてしまった場合や、相手の指示に従って操作してしまった場合は、早めに相談してください。
「+68」からの電話に折り返してしまった場合
すでに折り返してしまった場合は、これ以上相手とやり取りしないようにしましょう。
そのうえで、
- 個人情報を伝えた
- クレジットカード情報を伝えた
- 銀行口座情報を伝えた
- 暗証番号を伝えた
- SMS認証コードを伝えた
- 金銭を支払った
などの状況があれば、早めに関係する金融機関やカード会社、警察などへ相談してください。
金銭的な被害が発生している場合は、時間を置かずに相談することが重要です。
不安な場合の相談先
「+68から電話が来たけれど、詐欺かどうか分からない」
「電話に出てしまった」
「個人情報を伝えてしまった」
「自動音声の指示に従ってしまった」
という場合は、一人で判断せず、相談窓口を利用しましょう。
警察相談専用電話「#9110」
犯罪被害に遭った可能性がある場合や、不審な電話について警察に相談したい場合は、警察相談専用電話「#9110」を利用できます。
緊急性がある場合は、110番への通報を検討してください。
消費者ホットライン「188」
契約や悪質商法などについて相談したい場合は、消費者ホットライン「188」を利用できます。
電話で不安をあおられ、契約や支払いを求められた場合などにも相談先の一つになります。
迷惑電話対策相談センター「でんわんセンター」
迷惑電話や電話を利用した特殊詐欺などについて相談したい場合は、迷惑電話対策相談センター「でんわんセンター」も相談先の一つです。
まとめ:「+68」からの着信は番号だけで判断しない
「+68」から始まる電話番号について、重要なポイントをまとめます。
- 「+68」だけでは国・地域を特定できない
- +680はパラオ
- +681はウォリス・フツナ
- +682はクック諸島
- +683はニウエ
- +685はサモア
- +686はキリバス
- +687はニューカレドニア
- +688はツバル
- +689はフランス領ポリネシア
- 「+68だから詐欺」とは限らない
- 心当たりのない国際電話には注意する
- 自動音声の指示でボタンを押さない
- 個人情報や金融情報を伝えない
- 知らない国際電話には折り返さない
- 不安な場合は#9110や188などに相談する
特に重要なのは、「+68だから危険」と決めつけるのではなく、電話の内容や相手から求められたことを確認することです。
「+68」からの電話に心当たりがない場合は、
出ない・折り返さない・個人情報を伝えない
を基本にしてください。
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参照・出典
- 国際電気通信連合(ITU)|National Numbering Plans
- 警察庁|みんなでとめよう!!国際電話詐欺 #みんとめ
- 国民生活センター|海外からの知らない国際電話が増えています!迷惑な国際電話は無視しましょう ブロックも有効です
- 郵便局|日本郵便や郵便局を装った不審な電話にご注意ください。
免責事項
※本記事は、特定の電話番号や発信者について犯罪行為を断定するものではありません。国際電話番号の表示だけでは、実際の発信者や電話の安全性を判断できない場合があります。
不審な電話を受けた場合は、個人情報や金融情報を伝えたり、指示された番号を操作したり、相手から案内された番号へ折り返したりせず、公式窓口や警察、消費生活センターなどに確認してください。
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