「NTTファイナンスを名乗る自動音声電話が携帯電話番号からかかってきた」
「『未納料金があります。詳しくは1を押してください』と言われたけれど、本物?」
「国際電話ではなく、日本の携帯電話番号からかかってきたので、詐欺なのか判断できない」
「SMSで明細を送ると言われた」
このような不審な電話に関する報告が見られます。
NTTファイナンスを名乗り、「未納料金がある」「支払いが確認できない」などと伝えたうえで、電話機の「1」などを押すよう促す自動音声電話には注意が必要です。
NTTファイナンスは公式サイトで、自動音声ガイダンスを用いて契約状況に関する事項や回線の利用停止を通知することは行っていないと明確に注意喚起しています。
この記事では、携帯電話番号からかかってくるNTTファイナンスを名乗る自動音声電話について、確認されている手口や対処法を詳しく解説します。
- NTTファイナンスを名乗る「1を押してください」という自動音声に注意
- 携帯電話番号からでもNTTファイナンスの詐欺電話に注意
- NTTファイナンスが自動音声で「1を押してください」と案内することはある?
- 「1を押してください」の後にSMSが届く場合は要注意
- 「未納料金がある」と言われても慌てない
- NTTファイナンスを名乗る電話で確認したい危険サイン
- NTTファイナンスを名乗る自動音声電話が来たときの対処法
- 間違えて「1」を押してしまった場合は?
- 「NTTファイナンスからの電話かも」と思ったら番号を確認
- NTTファイナンスを名乗る詐欺電話は以前から確認されている
- NTTファイナンスへの不審な問い合わせは現在も続いている
- 「携帯電話番号だから本物」とは限らない
- まとめ|「NTTファイナンス」「1を押してください」の自動音声に注意
- よくある質問(FAQ)
- あわせて読みたい関連記事
- 参考情報
NTTファイナンスを名乗る「1を押してください」という自動音声に注意
最近、NTTファイナンスを名乗る自動音声電話について、SNSなどでさまざまな報告が見られます。
その一例として、次のような音声が流れたという報告があります。
「こちらNTTファイナンスでございます。本日お引き落とし予定の未納料金につきまして、ご案内申し上げます。詳細をご希望の方は1を押してください。SMSにて明細を送らせていただきます。」
このように、
「NTTファイナンス」→「未納料金」→「1を押す」→「SMSで明細を送る」
という流れで、電話を受けた人に操作を促す内容です。
ただし、上記の音声がNTTファイナンス公式の発信であると確認されたものではありません。
NTTファイナンスは公式FAQで、自動音声ガイダンスを用いて契約状況に関する事項や、回線の利用停止を通知することは行っていないとしています。
そのため、NTTファイナンスを名乗る自動音声から「未納料金」などを告げられ、さらに番号を押すよう求められた場合は、詐欺を疑って対応することが大切です。
携帯電話番号からでもNTTファイナンスの詐欺電話に注意
NTTファイナンスを名乗る詐欺電話というと、「+1」などから始まる国際電話番号からの自動音声ガイダンスの着信をイメージする人も多いでしょう。
実際、NTTファイナンスは「+18●●」などで始まる国際電話番号からの不審な着信について注意喚起しています。
公式サイトでは、自動音声でNTTファイナンスを名乗り、未納料金や回線停止を伝えたうえで、ボタン操作を促す手口が紹介されています。自動音声に従ってボタンを押すと、詐欺集団につながり、金銭をだまし取られる危険があると説明されています。
一方で、今回注意したいのは、国際電話番号だけでなく、日本の携帯電話番号からもNTTファイナンスを名乗る不審な電話があったという報告が見られることです。
ただし、「携帯電話番号からかかってきた」という一点だけで詐欺と断定することはできません。
NTTファイナンスは、支払いの確認が取れていない場合に電話で連絡することがあると案内しています。その場合は、ハガキ・封書でも通知するとしています。
したがって、判断する際には電話番号の種類だけでなく、電話の内容や自動音声による番号操作の有無を確認することが重要です。
NTTファイナンスが自動音声で「1を押してください」と案内することはある?
ここは非常に重要なポイントです。
NTTファイナンスの公式FAQには、次のように明記されています。
NTTファイナンスでは、自動音声ガイダンスを用いて、契約状況に関する事項や回線の利用停止を通知することは行っていません。
そのため、
- 「未納料金があります」
- 「料金の確認が取れていません」
- 「電話を停止します」
- 「法的措置を取ります」
- 「詳しくは1を押してください」
- 「SMSにて明細を送らせていただきます」
などの自動音声が流れた場合は、十分に警戒してください。
NTTファイナンスを名乗っているからといって、正規の連絡だと判断してはいけません。
「1を押してください」の後にSMSが届く場合は要注意
今回報告されている自動音声では、従来のNTTファイナンスを名乗る詐欺電話で見られた「オペレーターにおつなぎします」といった案内とは異なり、
「詳細をご希望の方は1を押してください。SMSにて明細を送らせていただきます。」
と案内される点が特徴です。
つまり、電話の目的がその場でオペレーターにつなぐことではなく、「1」を押させた後にSMSを送り、そのSMSから次の行動を促す手口である可能性が考えられます。
SMSに記載されたURLに注意
電話の指示に従って「1」を押すと、その後SMSが届く可能性があります。
そのSMSには、未納料金の明細を確認するためなどとして、WebサイトのURLが記載されていることが考えられます。
しかし、そのリンク先がNTTファイナンスの正規サイトとは限りません。
NTTファイナンスを装った偽サイトに誘導し、
- 氏名や住所などの個人情報
- 電話番号
- メールアドレス
- クレジットカード情報
- 銀行口座などの情報
を入力させて、情報を盗み取るフィッシング詐欺につながる可能性があります。
また、サイト上で「料金を支払ってください」などと表示し、銀行振込や電子マネーなどによる支払いを要求するケースも考えられます。
さらに、偽サイトから不審なアプリのインストールを促される可能性もあるため、安易にリンク先の指示に従わないことが重要です。
「SMSで明細が届く」からといって安心しない
「SMSで明細を送ります」と言われると、正規の案内だと思ってしまうかもしれません。
しかし、SMSを利用して偽サイトへ誘導すること自体が、フィッシング詐欺でよく使われる手口の一つです。
特に、
自動音声 → 「1」を押す → SMSが届く → SMSのURLを開く → 偽サイトへ誘導
という流れには注意してください。
SMSが届いた場合でも、電話の相手から案内されたURLをそのまま開くのではなく、NTTファイナンスの公式サイトなどから正規の情報を確認するようにしましょう。
また、SMSに記載されたURLからアプリをダウンロードするよう求められても、絶対にインストールしないでください。
今回のような電話を受けた場合は、「1」を押さないことが最も安全です。
「未納料金がある」と言われても慌てない
詐欺電話では、「未納料金」という言葉を使って不安をあおるケースがあります。
さらに、
- 今日中に支払わないといけない
- 電話が停止される
- 法的措置に移行する
- 裁判になる
- 警察に連絡する
- 延滞金が発生する
などと急がせることがあります。
しかし、突然の電話でこうした話をされても、その場で支払う必要はありません。
本当に料金の未払いが気になる場合は、電話の相手から教えられた連絡先ではなく、NTTファイナンスの公式サイトやアプリなどから正規の問い合わせ先を確認するようにしてください。
NTTファイナンスは、料金請求額や支払い状況について「Webビリング」で確認できると案内しています。
NTTファイナンスを名乗る電話で確認したい危険サイン
次のような特徴が複数当てはまる場合は、詐欺を強く疑ってください。
| 危険サイン | 内容 |
|---|---|
| 突然の電話 | 心当たりのない番号から突然かかってくる |
| 自動音声 | 「NTTファイナンスです」などと自動音声が流れる |
| 未納料金 | 身に覚えのない料金の支払いを要求される |
| 番号操作 | 「1を押してください」などと操作を求められる |
| SMS誘導 | SMSを送るとして操作を促される |
| 個人情報 | 氏名・住所・生年月日などを聞かれる |
| 支払い要求 | 電子マネーや振込などで支払いを求められる |
| 緊急性を強調 | 「今日中」「すぐに」などと急がせる |
特に、「未納料金」+「自動音声」+「番号操作」が組み合わさっている場合は、十分な注意が必要です。
NTTファイナンスを名乗る自動音声電話が来たときの対処法
1.番号を押さない
「詳しくは1を押してください」「オペレーターにつなぐには9を押してください」などと言われても、操作しないでください。
NTTファイナンスは、自動音声ガイダンスを使って契約状況や回線停止を通知することはないとしています。
2.相手に個人情報を伝えない
電話口で、
- 氏名
- 住所
- 生年月日
- 電話番号
- 契約情報
- 暗証番号
- クレジットカード情報
- 銀行口座情報
などを聞かれても答えないようにしましょう。
3.支払わない
「未納料金がある」と言われても、電話の相手の指示に従って支払ってはいけません。
特に、送金や電子マネーを購入して番号を伝えるよう求められた場合は、詐欺を強く疑ってください。
NTTファイナンスは、AmazonギフトカードやAppleギフトカード、Google Playギフトカードなどの電子マネーによる未払い料金の支払いを依頼することはないと案内しています。
4.電話を切る
不審な自動音声電話であれば、途中で切って問題ありません。
「失礼になるかもしれない」と考えて、最後まで聞く必要はありません。
5.公式サイトから確認する
料金の未払いに心当たりがある場合は、電話の相手が教えた連絡先ではなく、NTTファイナンス公式のサイトやアプリから正規の窓口を確認しましょう。
NTTファイナンスでは、料金請求額や支払い状況を「Webビリング」で確認できると案内しています。
間違えて「1」を押してしまった場合は?
すでに「1」などの番号を押してしまった場合でも、すぐに電話を切れば、それだけで直ちに被害が確定するわけではありません。
ただし、その後に届いたSMSをクリックしたり、
不審な相手と会話して、
- 名前を伝えた
- 住所を伝えた
- 生年月日を伝えた
- SMSのURLを開いた
- クレジットカード情報を伝えた
- 銀行口座情報を伝えた
- 電子マネーを購入した
- 振り込みをした
などの行動をしている場合は、状況に応じた対応が必要です。
特に金銭を支払ってしまった場合は、できるだけ早く警察や関係する金融機関などに相談してください。
「NTTファイナンスからの電話かも」と思ったら番号を確認
NTTファイナンスには、同社を名乗る電話について、着信した電話番号が本当にNTTファイナンスの番号なのかを確認するための案内があります。
不審な電話を受けた場合は、相手が教えた電話番号に折り返すのではなく、公式サイトから正規の情報を確認することが重要です。
NTTファイナンスを名乗る詐欺電話は以前から確認されている
NTTファイナンスを名乗る自動音声詐欺は、最近突然始まったものではありません。
同社は以前から、自動音声ガイダンスを利用してNTTファイナンスを装い、回線の利用停止などを通知する不審な電話について注意喚起しています。
過去の事例では、
「NTTファイナンスから重要なお知らせ。現在ご利用中の電話番号は2時間後に停止します。オペレーターにお繋ぎしますので、9番を押してください」
などと案内し、9番を押すと不審なオペレーターにつながり、氏名や住所を聞き出されたケースも紹介されています。
つまり、
「自動音声でNTTファイナンスを名乗る」→「番号を押させる」
という手口そのものは、以前から確認されている詐欺パターンです。
NTTファイナンスへの不審な問い合わせは現在も続いている
NTTファイナンスが公表している資料によると、同社の全国のビリングカスタマセンター・お客様相談センターなどには、不審なSMS、自動音声、有人音声について多数の問い合わせが寄せられています。
2025年5月には9,079件、2025年6月には8,209件、2026年1月にも982件の問い合わせがあり、2026年5月にも181件が確認されています。
問い合わせ件数はピーク時と比べて減少していますが、2026年にもNTTファイナンスを名乗る不審な連絡が確認されていることが分かります。
「携帯電話番号だから本物」とは限らない
今回のような電話で特に注意したいのが、着信番号だけで判断しないことです。
「国際電話番号なら怪しいけれど、日本の携帯電話番号なら本物だろう」と考えてしまう人もいるかもしれません。
しかし、電話番号が国内の携帯電話番号に見えるからといって、電話の発信者が本当にその会社であるとは限りません。
そのため、
「日本の携帯電話番号からかかってきたから大丈夫」
とは考えないようにしましょう。
重要なのは、電話番号の種類ではなく、誰を名乗っているのか、何を要求しているのか、どのような操作を求めているのかです。
まとめ|「NTTファイナンス」「1を押してください」の自動音声に注意
NTTファイナンスを名乗り、未納料金などを理由に「1を押してください」と案内する自動音声電話には注意してください。
NTTファイナンスは公式に、自動音声ガイダンスを用いて契約状況に関する事項や回線の利用停止を通知することは行っていないと明記しています。
今回のように携帯電話番号から着信した場合でも、
- 「NTTファイナンスです」と名乗る
- 「未納料金がある」と告げる
- 「1を押してください」と操作を促す
- 「SMSで明細を送る」と案内する
- 個人情報を聞き出そうとする
- 支払いを要求する
といった内容であれば、十分に警戒しましょう。
不審な自動音声電話がかかってきても、番号を押さない、個人情報を伝えない、支払わないことが基本です。
料金について不安がある場合も、電話の相手の指示に従うのではなく、NTTファイナンスの公式サイトやWebビリングなど、正規の方法で確認してください。
よくある質問(FAQ)
- QNTTファイナンスから「1を押してください」と自動音声で電話が来ました。詐欺ですか?
- A
NTTファイナンスは、自動音声ガイダンスを用いて契約状況に関する事項や回線の利用停止を通知することは行っていないと案内しています。そのため、そのような電話が来た場合は詐欺を疑い、番号を押さずに電話を切ることをおすすめします。
- Q携帯電話番号からの着信なら本物ですか?
- A
いいえ。携帯電話番号からかかってきたというだけで、正規の連絡とは判断できません。電話番号だけでなく、電話の内容や相手から求められた操作・支払いなどを確認してください。
- Q「未納料金がある」と言われました。本当に未払いがないか確認したいです。
- A
電話の相手が案内してきた番号には連絡せず、NTTファイナンスの公式サイトやWebビリングなど、正規の方法で確認してください。NTTファイナンスはWebビリングで請求額や支払い状況を確認できると案内しています。
- Q間違えて「1」を押してしまいました。どうすればいいですか?
- A
すぐに電話を切り、その後は相手からの指示に従わないようにしてください。個人情報を伝えたり、SMSのURLを開いたり、金銭を支払ったりした場合は、できるだけ早く関係する相談窓口などへ相談してください。
- QSMSで明細を送ると言われました。確認しても大丈夫ですか?
- A
電話の相手から案内されたSMSやURLは安易に開かないことをおすすめします。NTTファイナンスを装って不審なサイトへ誘導するSMSについても注意喚起されています。
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