2026年3月現在、アメリカやカナダの国コードである「+1」から始まる電話番号から、警察官などを名乗る不審な電話がかかってくる事例が報告されています。
これは「フィッシング電話(なりすまし詐欺)」の一種とみられています。
特に +1(875)533-0110 といった番号は、日本の警察署(110番)を連想させる番号が悪用されている可能性が指摘されています。本記事では、この不審な電話の特徴と、被害を防ぐための対策を整理します。
「+1 875」から始まる不審な電話番号の特徴
今回確認されている
+18755330110(+1 875 533 0110 / +1(875)533-0110)
のような番号には、いくつかの不自然な点が見受けられます。
1. 北米に存在しないエリアコード
「+1」は北米番号計画(NANP)に基づく国コードですが、続く「875」というエリアコードは、現時点でアメリカやカナダにおいて有効なコードとして割り当てられていないとされています。
つまり、実在しない地域、または特殊な通信経路を利用して発信されている可能性があります。
2. 日本の警察(0110)を模倣した番号
日本国内では、多くの警察署が代表電話の末尾に「0110」を使用しています。
近年、この仕組みを逆手に取り、
番号の末尾を意図的に「0110」にすることで警察からの連絡と誤認させる手口が確認されています。
+18755330110 のように、末尾が「0110」となっている番号には特に注意が必要です。
3. 電話番号検索サイトでの報告
電話番号検索サイト(電話帳ナビなど)でも、
「警察を名乗る不審な電話だった」という口コミが確認されています。
※外部サイトのため閲覧は自己責任で行ってください。
想定される詐欺の手口とリスク
このような番号からの着信に応答したり、折り返し電話をしてしまうと、以下のような被害につながるおそれがあります。
■ ニセ警察官による金銭要求
「あなたの口座が犯罪に利用されている」
「容疑を晴らすために保証金が必要」
などと言って、現金や電子マネーの送金を求められるケースがあります。
■ 個人情報の聞き出し
氏名・住所・銀行口座・家族構成などを
「捜査のため」と称して聞き出されることがあります。
■ 高額な通話料の発生
海外番号へ折り返し電話をすることで、
高額な国際通話料金が発生する可能性もあります。
■ フィッシング電話の典型パターン
また、フィッシング電話では以下のような共通点が見られます。
- 不安を煽る(「逮捕される可能性」など)
- 即時対応を迫る
- 金銭を要求する
- 外部アプリ(LINEなど)へ誘導する
これらに該当する場合は、特に警戒が必要です。
届いた場合の安全な対処法
見知らぬ国際電話番号からの着信には、以下の対応を徹底してください。
■ 心当たりのない国際電話には出ない
特に「+1」など海外からの着信で心当たりがない場合は、応答しないことが基本です。
■ 折り返し電話はしない
内容確認のためでも、かけ直しは避けましょう。
「繋がる番号」と認識され、迷惑電話が増える原因になります。
■ 番号を検索して確認する
不審な番号はすぐに応答せず、インターネットで検索し、
同様の報告がないか確認しましょう。
■ 必要に応じて警察へ相談
不安な場合は、自分で調べた最寄りの警察署の番号へ直接連絡してください。
着信元の番号には絶対に折り返さないようにしましょう。
よくある質問(FAQ)
Q1. 日本の警察が国際電話で連絡してくることはありますか?
A. 一般的に、日本の警察が「+1」などの国際電話番号を使って連絡してくるケースは、通常は考えにくいとされています。
Q2. 電話に出てしまった場合はどうすればいいですか?
A. 不審に感じた時点で通話を終了してください。
その後、公式に確認された警察署の番号へ連絡し、事実確認を行うと安心です。
Q3. 無視しても問題ありませんか?
A. 心当たりがない場合は、無視して問題ないケースがほとんどです。
Q4. 国際電話を着信拒否できますか?
A. スマートフォンは警察庁推奨アプリにより、海外番号のブロックが可能です。
固定電話の場合は、国際電話不取扱受付センターに登録することで、発着信を停止出来ます。
関連する注意喚起(内部リンク)
なお、同様に海外番号を悪用した不審な電話は他の国番号でも報告されています。
あわせて確認することで、より安全対策を強化できます。
まとめ
2026年3月現在、
+18755330110(+1(875)533-0110)
といった番号からの不審な着信が報告されています。
一見すると警察を連想させる「0110」が含まれていても、
安易に信用せず、フィッシング詐欺の可能性を疑うことが重要です。
✔ 安全行動の基本
- 出ない
- かけ直さない
- 個人情報を伝えない
この3つを徹底することで、被害は防げます。
参照・出典
- 警察庁|ニセ警察詐欺に注意!
- 警視庁|警察官等をかたる詐欺
免責事項
本記事は、2026年3月時点での公開情報や口コミをもとに作成しています。
掲載している内容は一例であり、特定の団体・個人の関与を断定するものではありません。
最新の情報については、公的機関の発表をご確認ください。

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