昨今、総務省統計局を名乗る怪しいメールが報告されています
2026年3月現在、物価高騰や生活費の負担増に便乗し、公的機関を装って個人情報を盗み取ろうとする手口のメールが報告されています。
今回ご紹介するのは、総務省統計局の名称をかたり、「生活応援プログラム」の検討を装って外部サイトへ誘導する不審なメールの事例です。
一見するともっともらしい内容ですが、不審なメールの典型的な特徴が複数見られるケースと考えられます。
不審なメールの概要と具体例
今回確認された事例では、送信元のメールアドレスが正規のドメイン(例:go.jp)とは異なり、無関係とみられる文字列が使用されています。
このような点からも、怪しいメールの可能性があるため注意が必要です。
メール本文(全文掲載)
From: 総務省統計局(tomoya[.]path4k@natsufuyu08[.]logannmulia[.]com)
件名: 【確認対象】生活費増加に伴う支援検討について
生活費増加に関する簡易実態調査
現在、多くの世帯で生活費の増加が続いています。
特にここ半年〜1年で、 食費・光熱費などの負担が増加したと感じる方が増えています。
■ 生活応援プログラム検討中
生活費負担の増加に対応するため、 支援制度の検討が進められています。
本調査へのご協力内容は、今後の検討資料として 参考にされる場合があります。
以下に該当する方はご確認ください:
・支出が以前より増えたと感じる
・生活費の負担が重くなった
(目安:1 0〜20%以上)
30秒で対象か確認する
誘導先URLについて(アクセス注意)
メール内のボタンやリンクには、以下のURLが設定されている可能性があります。
hxxps://oxysolve[.]com/soumu
(※安全のため一部を書き換えています)
このようなリンクは、フィッシングサイトへの誘導を目的としている可能性や、その疑いがあるケースも指摘されています。
⚠ リンクはクリックせず、アクセスしないよう強く推奨します。
偽メール(不審メール)の見分け方と注意点
このような怪しいメールには、いくつかの共通点があります。
送信元メールアドレスを確認する
日本の公的機関からの正式な連絡であれば、通常は「go.jp」などの公式ドメインが使用されます。
今回のように、無関係とみられる英数字の羅列が含まれるアドレスは、不審メールの可能性があると考えられます。
リンク先のドメインをチェックする
誘導先のURL「oxysolve[.]com」は、総務省などの政府機関とは無関係とみられるドメインです。
このように、公式サイトと一致しないURLは特に注意が必要です。
「30秒で確認」などの煽り文句
短時間で完了することを強調する表現は、ユーザーの判断力を鈍らせる目的で使われることがあります。
こうした文言は、フィッシング詐欺で見られる典型的な手法の一つと指摘されています。
まとめ
総務省統計局などの公的機関を名乗るメールであっても、内容や送信元に違和感がある場合は注意が必要です。
特に今回のような「生活支援」「調査協力」などを装った案内は、不審なメールとして報告されるケースもあります。
不安を感じた場合は、メール内のリンクを利用せず、公式サイトを直接確認することが重要です。
また、不審なメールを受信した場合は削除するか、警察相談専用窓口(#9110)や消費生活センターへの相談も検討してください。
よくある質問(FAQ)
Q. リンクをクリックしてしまったらどうすればいいですか?
A. サイトを開いただけでは直ちに被害につながらない場合もありますが、念のためブラウザのキャッシュ削除やセキュリティスキャンの実施が推奨されます。
Q. 個人情報を入力してしまった場合は?
A. クレジットカード情報の場合はカード会社へ連絡し、利用停止などの対応を検討してください。ID・パスワードについても速やかな変更が重要です。
Q. なぜこのような不審メールが届くのですか?
A. メールアドレスの流出や無作為送信など、さまざまな要因が考えられます。セキュリティソフトによる迷惑メール対策の強化も有効です。
参照・出典
- 総務省|総務省統計局所管の統計調査を装った「かたり調査」にご注意を!
- 警察庁|フィッシング対策
- 国民生活センター|迷惑メール・不審なメール
免責事項
本記事は、報告されている不審メールの事例をもとに注意喚起を目的として作成しています。情報の正確性には配慮していますが、手口は日々変化しており、すべてのケースを網羅するものではありません。本記事の内容に基づく判断や行動により生じたいかなる損害についても、責任を負いかねますのでご了承ください。

コメント