2026年2月現在、通販サイト大手のAmazon(アマゾン)を装った不審なメールが確認されています。
今回のメールの特徴は、件名と本文の内容が一致していない点です。
受信者の不安をあおり、リンクをクリックさせることを目的としたフィッシング詐欺メールである可能性が考えられます。
本記事では、メールの特徴、見分け方、安全な対処法を整理します。
■ 確認されているメールの概要(2026年2月)
件名
お支払いの利用承認が得られませんでした
送信元表示名
Amazon
送信元アドレス例
support.dydajkqm[@]yrxutxo[.]cn
※送信元アドレスは迷惑メールフィルター対策のため、頻繁に変更される傾向があります。同一アドレスとは限りません。
■ 本文の内容(例)
誰かがお客様のアカウントサービスのパスワードをリセットしようとしています。
日時: 2026/2/13 Japan Standard Time
デバイス: Google Chrome macOS (デスクトップ)
付近: Tokyo, Japanこれがお客様でしたら、確認コードは次のとおりです:
929928リクエストしていない場合: 否認するにはこちらをクリックしてください。
■ 最大の違和感:件名と本文が一致していない
件名は「支払いの承認エラー」ですが、本文は「パスワードのリセット試行」について書かれています。
正規のシステム通知では、件名と本文のテーマが大きく食い違うことは通常考えにくい構成です。
テンプレートの混在、あるいはセキュリティソフトのフィルター回避を目的とした構成である可能性も考えられます。
🚩 フィッシングが疑われるチェックポイント
1. 不自然なドメイン(.cn など)
送信元アドレスが .cn ドメインになっている例が確認されています。
Amazonの正規通知は通常、公式ドメインから送信されます。
企業の公式ドメインと無関係に見えるアドレスの場合は、特に注意が必要です。
※ただし、ドメインだけで真偽を断定することはできません。
2. 「否認するにはこちらをクリック」という誘導
正規のセキュリティ通知では、メール内リンクから直接操作を促すのではなく、
- 公式サイトへ直接アクセス
- アプリから確認
- パスワード変更を推奨
といった案内が行われるのが一般的です。
メール内のリンクを経由させる形式は、フィッシングで多用される手法の一つです。
3. 確認コードが記載されている
確認コードが表示されていることで「本物らしさ」を演出している可能性があります。
コードが記載されていても、フィッシングメールである可能性は否定できません。
⚠ リンクをクリックするとどうなる?
「否認するにはこちらをクリック」を押すと、Amazonのログイン画面を模した偽サイトへ誘導されるケースがあります。
想定されるリスク:
- ログインID・パスワードの入力によるアカウント不正利用
- 登録済みクレジットカード情報の悪用
- 高額商品の不正注文
- 個人情報の窃取
近年は非常に精巧な画面デザインが使われるため、見た目だけでの判別は困難です。
✅ 安全に確認する方法
1. メール内リンクは利用しない
不安を感じても、メール本文のボタンやURLは使用せず、
公式サイトへ直接アクセスしてください。
2. 公式サイトのメッセージセンターを確認
本物の通知であれば、Amazon公式サイト内の
アカウントサービス > メッセージセンター
にも同様の通知が保存されているのが一般的です。
同内容が確認できない場合は、フィッシングの可能性が高いと考えられます。
3. 2段階認証を有効化する
万が一パスワードが漏えいした場合でも、2段階認証を設定しておくことで不正ログインのリスクを大きく下げることができます。
❓ よくある質問(FAQ)
Q1. 地域(Tokyoなど)が表示されています。本当に特定されているのでしょうか?
IPアドレスから大まかな地域情報を表示させることは可能です。
必ずしも正確な位置情報を把握されているわけではありません。
Q2. リンクを押してしまいましたが、何も入力していません。
基本的には情報を入力していなければ大きなリスクは低いと考えられます。
念のため、
- パスワード変更
- セキュリティソフトでのスキャン
- ブラウザキャッシュの削除
を行うとより安心です。
Q3. 確認コードは本物ですか?
メールに確認コードが記載されていても、それだけで正規通知と判断することはできません。
公式のサイトやアプリ側で同じ通知が確認できるかを基準に判断することが重要です。
■ 相談窓口
- Amazonカスタマーサービス(公式サイト経由でアクセス)
- フィッシング対策協議会
■ まとめ|「件名と本文の不一致」は重要な警告サイン
今回のメールは、
- 件名と本文の内容が一致しない
- 不自然な送信元ドメイン
- リンククリックを促す構成
といった特徴が確認されています。
少しでも違和感を覚えた場合は、
メール内リンクを使用せず、公式サイトから直接確認することが最も安全な対応です。
冷静な確認が、被害防止につながります。
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免責事項
本記事は2026年2月時点の情報に基づき、注意喚起を目的として作成しています。特定のメールの合法性を断定するものではありません。最新の判断は公式の案内をご確認ください。




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