「+1833」「+1 833」「+1(833)」から始まる見慣れない国際電話がかかってきて、
「出入国管理局からのお知らせです」
「在留資格に関わる重要な書類があります」
「在留資格に影響する可能性があります」
などと自動音声で案内された場合は、注意してください。
2026年には、+1833からの着信で「入国管理局」を名乗り、在留資格に関する重要なお知らせを装った自動音声が流れたという事例が報告されています。
なお、出入国在留管理庁は、入管を名乗る不審電話について公式に注意喚起しており、「重要な書類を保管している」「書類が不足している」「期限が切れる」などの自動音声の後、番号を押すよう案内された事例を公表しています。
さらに、出入国在留管理庁は「入管が『+』(プラス)から始まる海外の電話番号で電話を掛けることはありません」と明記しています。
そのため、+1833から「出入国管理局」などを名乗る電話があり、番号を押すよう案内された場合は、不審電話・詐欺を強く疑い、応答を続けないことが重要です。
+1833から「出入国管理局」を名乗る電話がかかってくる?
+1833から始まる電話番号について、「出入国管理局」を名乗る自動音声電話があったという報告があります。
報告されている内容では、電話に出ると自動音声が流れ、
「出入国管理局からのお知らせです」
「在留資格に関わる重要な書類があります」
「在留資格に影響する可能性があります」
といった趣旨の案内が行われ、電話の操作を促されるケースがあります。
このような電話では、在留資格や書類に関する不安をあおることで、相手に番号を押させたり、担当者につないだりすることが目的になっている可能性があります。
ただし、+1833という番号帯だけを根拠に、すべての+1833からの電話を詐欺と断定することはできません。
重要なのは、「+1833」という番号だけではなく、誰を名乗っているのか、どのような内容を案内しているのか、番号入力や個人情報の提供を求めているのかを確認することです。
+1833とはどこの電話番号?
「+1833」は、日本の電話番号ではありません。
「+1」は北米番号計画(NANP)で使用される国番号で、「833」はトールフリー番号として使用されている番号帯です。
そのため、
- +1833XXXXXXX
- +1 833 XXX XXXX
- +1 (833) XXX-XXXX
などの形式で表示されることがあります。
ただし、電話番号の表示だけで、実際にどこから発信されたのかを特定できるわけではありません。
また、発信者番号が偽装されるケースもあるため、「+1833だから北米から電話が来た」と考えるのは危険です。
出入国在留管理庁は「+」から始まる電話をかけない
ここは特に重要なポイントです。
出入国在留管理庁は、「入管を名乗る不審な電話、メール等にご注意ください」という注意喚起を公開しています。
その中で、
入管が「+」(プラス)から始まる海外の電話番号で電話を掛けることはありません。
と明記しています。
つまり、着信画面に「+」から始まる国際電話番号が表示され、その電話で「出入国管理局」「入国管理局」などを名乗っている場合、正規の入管からの電話だと考えて対応するのは避けるべきです。
出入国在留管理庁は、実際に、
- 「重要な書類を保管している」
- 「書類が不足している」
- 「期限が切れる」
などの自動音声が流れ、その後、番号を押すよう案内されたという不審電話の相談事例も公表しています。
出入国在留管理庁「入管を名乗る不審な電話、メール等にご注意ください」
「出入国管理局」という名称にも注意
電話の中で「出入国管理局です」と名乗られても、それだけで本物とは判断できません。
現在の中央省庁としての正式名称は出入国在留管理庁です。
また、地域の機関には「東京出入国在留管理局」「大阪出入国在留管理局」などがあります。
一方、「出入国管理局」という名称だけを使って電話をかけてくるケースでは、実在する行政機関の名称を正確に名乗っているように見せるための表現として使われている可能性があります。
なお、以前の「入国管理局」は、2019年4月1日に「出入国在留管理庁」へと組織が変更されています。
そのため、「入国管理局」「出入国管理局」と名乗ったからといって、正規の機関からの電話とは限りません。
「在留資格に影響する」と言われても慌てない
「在留資格に影響する可能性があります」
「重要な書類があります」
「期限が切れています」
などと言われると、不安になってしまうかもしれません。
しかし、電話口で不安をあおられても、相手の指示に従ってすぐに番号を押したり、個人情報を伝えたりしないでください。
特に注意したいのが、
- 「1を押してください」
- 「0を押してください」
- 「担当者につなぐには○番」
- 「本人確認のため番号を入力してください」
- 「在留カードの情報を確認します」
- 「パスポート番号を教えてください」
などの案内です。
出入国在留管理庁が公表している不審電話の事例でも、自動音声の後に番号を押すよう案内されたケースが確認されています。
+1833から電話が来たらどうすればいい?
基本的には、以下の対応で問題ありません。
1.電話に出ない
心当たりのない「+」から始まる国際電話には、出ないことが基本です。
2.出ても番号を押さない
自動音声で「1を押してください」「0を押してください」などと案内されても、操作しないでください。
そのまま電話を切りましょう。
3.個人情報を伝えない
以下のような情報を電話で伝えないようにしてください。
- 氏名
- 生年月日
- 住所
- 電話番号
- 在留カードに関する情報
- パスポート番号
- マイナンバー
- 銀行口座情報
- クレジットカード情報
- 暗証番号
4.着信履歴から折り返さない
「確認しなければならない」と思っても、着信履歴に表示された番号へ折り返すのは避けてください。
本当に入管への確認が必要な場合は、公式サイトから正規の連絡先を確認しましょう。
5.個人情報を伝えてしまった場合
もし電話で個人情報を伝えてしまった場合は、伝えた情報の種類に応じて速やかに対応してください。
銀行口座やクレジットカードに関する情報を伝えた場合は、金融機関やカード会社へ連絡します。
金銭を振り込んでしまった場合は、利用した金融機関へ連絡するとともに、警察への相談も検討してください。
警察への相談は「#9110」でも受け付けています。
「+1833 出入国管理局」の電話は詐欺なの?
「+1833から電話が来た」というだけでは、特定の電話番号を詐欺と断定することはできません。
しかし、
+1833などの「+」から始まる国際電話
+
出入国管理局・入国管理局などを名乗る
+
在留資格や重要書類について不安をあおる
+
自動音声で番号を押すよう案内する
という条件が重なっている場合は、非常に注意が必要です。
特に、出入国在留管理庁自身が「+」から始まる海外の電話番号で電話を掛けることはないと注意喚起しているため、正規の入管からの電話だと考えて対応するのは避けるべきでしょう。
あわせて読みたい関連記事
- 【注意】「出入国管理局からのお知らせです」は詐欺?「在留資格に影響する可能性があります」の自動音声・国際電話に注意
- +1833から始まる電話番号はどこ?入国管理局を名乗る自動音声に注意|詐欺の手口と対処法
まとめ
+1833から「出入国管理局」「入国管理局」などを名乗る自動音声電話がかかってきた場合は注意してください。
「在留資格に関わる重要な書類がある」「在留資格に影響する可能性がある」などと言われても、電話口で慌てて対応する必要はありません。
出入国在留管理庁は、入管が「+」から始まる海外の電話番号で電話を掛けることはないと明記しています。
また、実際に「重要な書類を保管している」「書類が不足している」「期限が切れる」などの自動音声が流れ、番号を押すよう案内された不審電話の相談事例も公表されています。
+1833からの着信で、
「出入国管理局です」
「在留資格に影響する可能性があります」
「確認するには番号を押してください」
などと案内された場合は、番号を押したり、個人情報を伝えたりせず、電話を切ることをおすすめします。
必要な確認がある場合は、着信履歴の番号ではなく、出入国在留管理庁の公式サイトから正規の連絡先を確認してください。

コメント