※本記事は、2026年5月時点で確認されている情報をもとに、注意喚起を目的として作成しています。
はじめに
2026年5月現在、「こちらは日本郵便です。お預かりのお荷物があります」などと案内する、自動音声ガイダンスの不審電話に関する相談が増えているようです。
最近では、
- +1(北米)
- +44(イギリス)
- その他の国際電話番号
など、「国際電話形式」で着信するケースも多く報告されています。
実在する企業名を名乗ることで安心感を与え、「0を押してください」などのボタン操作を促し、その後オペレーターへ接続する流れが確認されているようです。
本記事では、想定される手口や、状況別の対処法について整理します。
【結論】まず知っておきたいポイント
- 「日本郵便」を名乗る自動音声電話の相談が増えている
- 多くは +1 や +44 などの国際電話形式で着信している
- 「0を押してください」などボタン操作を促すケースがある
- 個人情報の聞き出しや別の詐欺へ誘導される可能性が指摘されている
- 不審な場合は、操作せずそのまま電話を切るのが基本
よくある音声ガイダンスの例
以下のような内容が流れるケースが報告されています。
「こちらは日本郵便です。お預かりのお荷物があります。担当者にお繋ぎいたしますので、このままお待ちください。0を押してください。」
※上記は一例であり、実際の文言や流れは異なる場合があります。
👉 一見すると「荷物の不在連絡」のように感じられる点が特徴です。
なお、日本郵便では、公式サイト上で不審電話への注意喚起を行っています。
なぜ「怪しい電話」と言われているのか
現時点で、個別の着信すべてについて違法性を断定することはできません。
ただし、以下の特徴から、不審電話・迷惑電話として警戒する声が多く見られます。
① 日本郵便なのに「国際電話」でかかってくる
日本国内向けの配送連絡を、突然海外番号から自動音声で案内するケースは一般的とは言い難いと考えられます。
特に最近は、
- +1(アメリカ・カナダ等)
- +44(イギリス)
- +63(フィリピン)
- +86(中国)
などの番号形式での着信報告もみられます。
② 「お荷物があります」で不安を煽る
「荷物」「配達」「確認が必要」といった内容は、多くの人が心当たりを感じやすく、反射的に対応してしまいやすいテーマです。
宅配業者を装った不審電話・SMS・メールでは、こうした「日常的な連絡」を装うケースが近年増えています。
③ ボタン操作を促す
「0を押してください」といった案内に従うことで、
- オペレーターへ転送される
- 個人情報の聞き取りに進む
- 別の詐欺トークへ誘導される
可能性があると指摘されています。
想定される手口の流れ
断定はできませんが、一般的には以下のような流れが考えられます。
- 自動音声で安心感を与える(日本郵便を名乗る)
- ボタン操作を促す(0を押させる)
- オペレーターへ接続
- 個人情報の聞き取り
- 金銭要求や別の詐欺へ誘導
中には、
「違法な荷物が見つかった」
「警察へ転送する」
などと案内されるケースも報告されています。
近年増えている「電話番号偽装(スプーフィング)」にも注意
最近では、「スプーフィング」と呼ばれる電話番号偽装技術が問題となっています。
これは、実際とは異なる番号を着信画面に表示させる仕組みです。
そのため、
- 「+1だから本当にアメリカとは限らない」
- 「日本郵便と表示されても本物とは限らない」
という点に注意が必要です。
表示番号だけで信用しないようにしましょう。
状況別の対応方法
① 留守電に残っていた場合
留守番電話に音声が残っていた場合は、比較的落ち着いて対応できます。
折り返し電話はしない
相手へかけ直すことで、
- 電話番号が利用中と認識される
- 今後さらに迷惑電話が増える
- 国際電話料金が発生する
可能性があります。
メッセージを鵜呑みにしない
実際に配達できなかった場合は、不在票や公式アプリ通知などが使われることが一般的です。
気になる場合は公式ルートで確認
- 郵便追跡サービス
- 日本郵便公式サイト
- 最寄りの郵便局
などを利用する方が安心です。
② 電話に出てしまった場合
電話に出てしまった場合でも、慌てる必要はありません。
- 途中で電話を切って問題ない
- ボタン操作は行わない
- 個人情報を伝えない
これが基本です。
③ 番号を押してしまった場合
「0」などを押してしまった場合でも、直ちに重大な被害へ繋がるとは限りません。
ただし、
- オペレーターへ接続される
- 今後類似の電話が増える
可能性はあります。
その後の会話には応じず、すぐに通話を終了しましょう。
必要に応じて、
- 着信拒否
- 迷惑電話対策アプリ
の利用も検討してください。
④ 個人情報を話してしまった場合
以下を伝えてしまった場合は注意が必要です。
- 氏名
- 住所
- 生年月日
- 口座情報
- クレジットカード情報
など
相談先
- 警察相談専用窓口「#9110」
- 消費者ホットライン「188」
などへの相談も検討してください。
金融情報を伝えた場合は、銀行・カード会社へ早めに連絡しましょう。
よくある質問(FAQ)
Q. 本当に日本郵便からの連絡の可能性はありますか?
可能性を完全には否定できませんが、日本郵便公式では不審電話への注意喚起が行われています。通常の配達連絡は、不在票や公式サービスを通じて行われることが一般的です。
Q. ボタンを押しただけで料金が発生しますか?
直ちに高額料金が発生するとは限りません。ただし、その後の詐欺誘導や個人情報聞き取りへ繋がる可能性には注意が必要です。
Q. なぜ国際電話からかかってくるのですか?
近年は、国際電話回線や電話番号偽装(スプーフィング)が悪用されるケースが増えています。表示された番号と実際の発信元が異なる可能性があります。
Q. どこに相談すればよいですか?
警察相談専用窓口(#9110)や、消費生活センター、日本郵便公式窓口などへの相談が案内されています。
まとめ
「日本郵便」を名乗る自動音声電話について、以下の特徴が報告されています。
- 国際電話番号から着信するケースがある
- 「お預かりのお荷物があります」と案内される
- 「0を押してください」などの操作を促される
- 個人情報聞き取りへ進む可能性が指摘されている
近年では、電話番号偽装(スプーフィング)も増えており、表示番号だけで発信元を判断するのは危険です。
不審な電話には、
- 操作しない
- 個人情報を伝えない
- 折り返さない
- 不安なら公式窓口へ確認する
という基本対策を徹底しましょう。
参照・出典
郵便局|日本郵便や郵便局を装った不審な電話にご注意ください。
免責事項
本記事は、公開情報や一般的な注意喚起情報をもとに作成しています。記載内容は、特定の電話番号や発信者について違法行為・詐欺行為を断定するものではありません。実際の着信内容や目的は時期によって異なる場合があります。不安がある場合は、警察や公式窓口などの関係機関へ直接ご確認・ご相談ください。

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