2026年2月現在、東京ガス の会員サービス「myTOKYOGAS」を名乗り、
「口座残高が不足している」
「お客様のお支払い方法が承認されません」
といった内容でログインを促す不審メールが複数報告されています。
本記事では、
✔ 本物かどうかの見分け方
✔ よくある手口の特徴
✔ 誤って開いた場合の対処法
を整理して解説します。
■ 今回確認されているメールの概要
件名例:
【myTOKYOGAS】ご請求料金確定のお知らせ お客様のお支払い方法が承認されません
送信者表示:
myTOKYOGAS
送信元アドレス例:
order-plaelaodgh[@]qprafgj[.]cn
誘導先URL例:
hxxps://renacious[.]nwwadq[.]cn/mtgalogin/
※送信元アドレスおよびURLは安全のため無効化処理(サニタイズ)しています。
■ 「本物?」と迷ったときの判断ポイント
① 公式ドメインか確認する
東京ガスの公式ドメインは
tokyo-gas.co.jp
これと無関係な文字列や、海外ドメイン(例:.cn など)から届くメールは慎重に確認する必要があります。
表示名ではなく、実際の送信元アドレス(@以降)を確認してください。
② 不自然にログインを急がせる文面
- 残高不足
- 支払い未承認
- 早急な更新が必要
といった心理的不安を利用し焦らせて、リンククリックを誘導するのが典型的なフィッシング詐欺の特徴です。
一般的に、重要な支払い関連の通知は
アプリ通知・マイページ・書面案内など複数経路で行われることが多く、
メールのみで即時カード情報入力を求める形式には注意が必要です。
③ 公式コンテンツを転載して信頼性を装う手口
今回のメールでは、
- 公式FAQ風の文章
- キャンペーン情報の転載
- 実在するコンテンツ名の引用
などが確認されています。
これは「本物らしさ」を演出するための典型的な手口であり、
本文の一部が正確だからといって安全とは限りません。
■ なぜ「.cnドメイン」は警戒されるのか
フィッシング対策の注意喚起を行っている
フィッシング対策協議会
でも、海外ドメインを悪用した事例が多数報告されています。
もちろん、.cnドメイン=危険と断定することはできません。
しかし、公式企業ドメインと無関係な海外ドメインが
ログインページとして使われている場合は、
慎重に判断することが重要です。
■ リンクを押してしまった場合
① 何も入力していない場合
情報を入力していなければ、被害が発生する可能性は低いと考えられます。
ブラウザを閉じ、履歴・キャッシュを削除してください。
② ID・パスワードを入力した場合
すぐに公式サイトからパスワードを変更してください。
他サービスで同一パスワードを使用している場合は、すべて変更が必要です。
③ クレジットカード情報を入力した場合
カード会社へ連絡し、利用停止や再発行の相談をしてください。
■ 安全に確認する3つの原則
- メール内リンクからログインしない
- 公式ウェブサイトやアプリ経由でアクセスする
- メールアドレスやURLのドメインを必ず確認する
■ よくある質問(FAQ)
Q. 本当に残高不足だったらどうなりますか?
実際に引き落としができなかった場合、
企業側から複数の方法で連絡が行われるのが一般的です。
メールのみでカードや口座情報の再入力を求める形式は慎重に判断してください。
Q. 「myTOKYOGAS メール 本物?」と検索して来ました
最終的な確認方法は、
メール内リンクを使わずに公式のサイトやアプリへ直接アクセスすることです。
もし不安がある場合は、
東京ガスの公式窓口へ直接問い合わせるのが最も安全です。
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■ 相談窓口
- 東京ガス|怪しいメールが届きました。東京ガスから送信されたメールか確認したい。
- フィッシング対策協議会|緊急情報 | 東京ガスをかたるフィッシング
- 警察庁|フィッシング対策
- 国民生活センター|そのURLのクリック、ちょっと待って!-SMSやメールでの“フィッシング詐欺”の相談が依然高水準!-
■ まとめ
今回のメールは、
✔ 口座残高不足という具体的な不安材料
✔ 公式コンテンツの模倣
✔ 海外ドメインへの誘導
といった特徴が見られます。
ただし、特定のメールの違法性を断定することはできません。
重要なのは、
メール内リンクを使わず、公式経路で確認すること
これに尽きます。
■ 免責事項
本記事は2026年2月時点で確認されている情報をもとに、一般的な注意喚起を目的として作成しています。
特定のメールやドメインの違法性を断定するものではありません。
実際の契約状況や支払い状況については、必ず公式窓口へ直接ご確認ください。



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