広告あり

最近増えている詐欺電話の特徴とは?番号・言い回し・時間帯まとめ

スポンサーリンク

近年、「不審な番号からの電話がかかってきた」「自動音声で通信停止を告げられた」などの声がSNSや口コミサイトに多数寄せられています。中でも、「+」から始まる国際電話番号や、非通知・表示圏外といった見慣れない表示がされた電話は要注意です。

この記事では、最近急増している詐欺電話の特徴を、実際の報告をもとに「番号のパターン」「典型的な言い回し」「狙われやすい時間帯」などをわかりやすくまとめます。


✅ 詐欺電話に見られる5つの特徴

1. 国際電話番号や携帯電話でかかってくることが多い

最近の詐欺電話は、以下のような番号から発信されることが多いです:

番号の例本来の用途備考
+1(アメリカ・カナダ)正規の国番号詐欺グループがよく利用
+80 / +88(国際VoIP)通信インフラ用番号発信元が特定できない
+87(衛星電話)軍用・船舶迷惑電話にも使われる
090 / 080(携帯)国内携帯電話番号なりすましの可能性も

また、末尾に「110」が含まれる国際電話は、警察をかたる詐欺の可能性が高いため注意が必要です。


2. 非通知・表示圏外でかかってくることも

一部の詐欺電話は、「非通知」や「表示圏外(圏外番号)」など、番号自体が表示されないケースもあります。こうしたケースでは、以下のようなリスクがあります:

  • 発信元の特定が難しい
  • 折り返し通話で国際料金を請求される可能性
  • 通信業者へのブロックが困難になる

特に、圏外表示で自動音声が流れる電話は、詐欺の疑いが強いので要注意です。


3. 「110」などの警察番号に似せた末尾

最近では、+8005370110 のように「110」で終わる国際電話番号が報告されています。これは、あたかも警察や公的機関からの連絡に見せかけて信用させるための手口です。しかし実際には、警察や役所が国際電話や自動音声で一般市民に連絡をすることはありません


4. 「役所・警察・通信会社」を名乗る

詐欺グループは、実在する組織を名乗って信頼させようとします。最近よく使われるのは以下のような名義です:

  • 「総務省」
  • 「NTT」「NTTファイナンス」
  • 「警視庁捜査二課」
  • 「〇〇県警」

このような電話で、通信停止・逮捕・取り調べ・料金未納などといった言葉を使って不安をあおり、「番号を押してください」と誘導してきます。


5. 音声ガイダンスで「料金未納」や「通信停止」を告げる

これは非常に多いパターンです。例えば、次のような内容が報告されています:

「こちらは総務省電波管理審議会です。あと2時間で現在お使いになられている電話機すべての通信サービスを停止させていただきます。オペレーターにおつなぎをご希望の方はダイヤル1を押してください」

「NTTファイナンスです。料金未納により電話が停止されます。詳細を知りたい方は1を押してください」

本物のNTTや通信会社がこのような自動音声で緊急の案内をしてくることはありません。この時点で詐欺の可能性が極めて高いと判断できます。


⏰ 詐欺電話がかかりやすい時間帯とは?

被害報告から見ると、以下の時間帯に多くの不審な電話が集中しています:

  • 平日の日中(午前10時〜午後4時)
    → 高齢者や在宅の人が出やすい時間帯
  • 夕方の時間帯(午後5時〜午後7時)
    → 会社員の帰宅時間を狙ったタイミング
  • 深夜・早朝(稀に)
    → 海外サーバーを使ってランダムに発信されることがあり、時差が影響している可能性あり

🔒 安全対策:自分の身を守るためにできること

対策内容方法
電話に出ない「+」や非通知は基本スルーでOK
電話番号をブロックスマホの通話履歴から個別ブロック可能
音声を録音・記録内容をメモに残し、後で相談時に活用
家族と情報共有特に高齢の家族が狙われやすいので周知を
信頼できる相談窓口を活用警察・消費者センターへ相談・通報

📞 相談・通報窓口まとめ

機関名内容連絡先
警察相談専用ダイヤル詐欺・不審電話の相談📞 #9110
消費者ホットライン詐欺全般の相談📞 188(いやや)
各都道府県警察の窓口サイバー犯罪や特殊詐欺対応各警察公式サイトへ
NTTお客さま相談センターNTTを名乗る詐欺の確認NTT公式サイト

📝 最後に:焦らず冷静に対応を

不審な電話に出てしまっても、**「1を押す」「相手と話す」**といった行動を取らなければ被害は防げます。詐欺グループは、あなたの不安や焦りにつけこんでくるのが常套手段です。

該当する電話を受けたら、まずは落ち着いて通話を切り、記録を取り、家族と共有してください。そして、信頼できる機関へ通報を。


🛡️ この記事の方針について

  • 実在する機関名(警察・NTT等)は、詐欺グループが名乗っているだけであり、実際の組織とは無関係です。
  • 事実に基づいた記述と、公的機関への案内を優先しており、根拠のない恐怖や不安を煽ることはありません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました