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【注意喚起】+1(833)XXX-0110(+1833XXX0110)は警察を装う詐欺電話の可能性大(2025年6月)

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2025年6月現在、「+1(833)XXX-0110(+1833XXX0110)」といった番号から、警察を名乗る不審な国際電話が多発しています。
特に「末尾が0110(=日本の警察の番号)」で終わっていることで、本物の警察署からの連絡と誤解してしまう人が後を絶ちません。

しかし、これらの電話は詐欺の可能性が非常に高く、会話に応じると個人情報や金銭をだまし取られる危険があります。


【重要】この番号の構造にご注意

  • 「+1」:アメリカ・カナダなど北米の国番号
  • 「833」:米国などで使われるフリーダイヤル(800, 844, 855なども同様)
  • 「0110」:日本で多く使われる警察署の末尾の番号 → これを悪用し、信用させる

つまり、「+1833XXXX110」は海外からの国際電話番号を使い、“0110”で日本の警察署と錯覚させる構成です。


詐欺グループはなぜこちらの名前や電話番号を知っているのか?

犯人が電話であなたの本名・電話番号・住所などを事前に知っているケースが増えています。これは以下のような情報漏洩・名簿流出が背景にあると考えられます。

個人情報を入手している主な理由:

  1. 過去の通販・会員登録サイトからの情報漏洩
     → 一部のウェブサイト、ポイントサービスなどから大量の個人情報が流出し、犯罪者の手に渡っていることがあります。
  2. 名簿業者経由の売買(違法なケース含む)
     → 犯罪グループが違法またはグレーなルートで電話帳や名簿を入手し、詐欺に利用している。
  3. SNSやネット掲示板などからの推測
     → ユーザーがSNSで公開している情報(フルネーム・住所・出身地など)を元に、詐欺用名簿が作られることもあります。

重要ポイント:

自分の名前や住所を最初から知っているからといって「本物の警察」だと思ってはいけません。


詐欺電話での会話の例

以下は、SNSなどに投稿されている詐欺電話のやりとりの一例です。


📞 会話の一例

  • 「〇〇さんでしょうか?」
  • 「警視庁の〇〇です。今お時間の方はよろしいでしょうか?」
  • 「現在、〇〇県警と合同で捜査しています」
  • 「あなたのキャッシュカードが容疑者宅から見つかりました」
  • 「共犯の疑いがあり、〇〇県警まで出頭してください」

さらに巧妙な手口「スプーフィング」とは?

このような電話では、「スプーフィング(番号偽装)」という技術が使われている場合があります。これは:

  • 実際には全く違う場所・電話からかけているのに、
  • 発信者番号を偽装して「+1833XXXX110」などと表示させることができる技術。

つまり、スマホに表示された番号は、偽装されている可能性もあるのです。


被害を防ぐためにできること

✅ 怪しいと思ったら…

  1. 名前を呼ばれても信用しない!
     「知っている=本物」とは限りません。
  2. 個人情報を話さない!
     名前・住所・口座番号・暗証番号などを絶対に言わない。
  3. 通話は即切り!折り返しもしない
     すぐに切って無視しましょう。こちらからかけ直す必要はありません。
  4. 不安なら、直接警察署に確認を!
     本当に警察からの連絡なら、書面や訪問などの正式な手続きが取られます。

まとめ:+1(833)XXX-0110は「偽警察」の詐欺電話に注意

  • 「+1(833)」は北米からのフリーダイヤル風番号
  • 「0110」で日本の警察署と錯覚させる巧妙な罠
  • 犯人は名前や住所などの個人情報を事前に把握していることも多い
  • 表示された番号を信じてはいけない(スプーフィングの可能性あり)
  • 少しでも怪しいと感じたら、即切りし、最寄りの警察に相談しましょう

🛡️ 周囲の人にも注意を促してください

このような詐欺は、高齢者や一人暮らしの方が狙われやすいため、家族・友人にもぜひこの情報を共有してください。

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