はじめに
最近、「○○が未納です」「電話が使えなくなります」「警察や役所を名乗る」などと不安を煽る詐欺電話が急増しています。自動音声や国際電話で外国語がかかってくるケースも多く、驚いて困惑してしまう方も少なくありません。この記事では、詐欺電話を受けたときにすぐにやるべき行動と被害を防ぐための対策を分かりやすく解説します。
【STEP1】不審な電話には出ないのが最善策
- 見知らぬ番号(0800)や携帯(080、090など)、「+」で始まる国際電話は無視が基本です。
- 留守番電話に切り替わっても、重要な用件なら相手がメッセージを残します。
【STEP2】出てしまったら…冷静に対処
もし出てしまった場合でも、基本的に通話料は掛かりません。その点は安心してください。
以下のように冷静に対応してください。
- 相手が「警察」「役所」「裁判所」などを名乗ってもすぐに信用しない。
- 個人情報(氏名・住所・マイナンバー・口座番号など)は絶対に教えない。
- 「今すぐATMに行って」「ビデオ通話しよう」などと言われたらすぐに切る。
【STEP3】不安なら検索・通報を
- 電話番号をGoogleや「電話帳ナビ」「詐欺情報共有サイト」などで検索
- 詐欺の可能性が高ければ以下に通報
- 警察相談専用電話:#9110
- 消費者ホットライン:188
- 最寄りの警察署にも相談可能
【STEP4】番号をブロック&記録を保存
- スマホで番号をブロック(iPhone・Android共に設定可能)
- 会話内容や着信日時をメモまたは録音しておくと、警察への相談時に役立ちます
【STEP5】繰り返し来るなら番号変更も検討
- 同じ番号や類似の詐欺電話が頻繁に来る場合、携帯会社に相談して番号変更を検討
- 不正アプリやウイルス感染の可能性がある場合は、スマホのセキュリティチェックも
まとめ:慌てないことが一番の防御策
詐欺電話は「不安にさせて考える暇を与えない」のが特徴です。冷静に対応し、必要ならすぐ通報。一人で抱え込まずに相談することが、被害を防ぐ第一歩です。
※本記事は一般的な注意喚起を目的としており、個別の案件については警察や消費者センター等の公的機関にご相談ください。
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