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自動音声ガイダンスで「オペレーターにお繋ぎします」は要注意!増加中の国際電話詐欺の実例と特徴まとめ(2025年6月版)

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2025年6月現在、自動音声ガイダンスを使った国際電話詐欺が全国的に急増しています。
特に以下のような音声案内が流れる電話には、十分な注意が必要です。

オペレーターにお繋ぎいたしますので、1番を押してください。
お客様が現在ご利用中の携帯電話のサービスに異常が発生したため、強制的にご利用が停止になります。
異常確認をしたい場合、オペレーターにお繋ぎいたしますので、1番を押してください。

これらは、実在する通信会社や官公庁とは一切関係のない詐欺グループの自動音声です。本記事では、このような国際電話詐欺の特徴・実例・対処法をまとめました。


詐欺電話の特徴とは?

以下のような共通点が報告されています。

1. 自動音声ガイダンス(日本語または外国語)

  • 「携帯電話が停止される」「通信が止まる」
  • 「異常が検出された」
  • 「緊急の手続きが必要」
  • 「オペレーターに繋ぐには1番を押してください」

これらのフレーズで不安をあおり、番号を押させようと誘導してきます。

2. 発信元は国際電話番号

  • 国番号「+86(中国)」「+87(国際衛星)」「+29」など
  • 「+800」「+110」で終わる番号(例:+8005370110)なども確認されています

電話に「表示圏外」や「非通知」と表示されることもあり、不審に思ったら応答しないのが最善です。

3. ボタン操作で詐欺グループに接続される

「1番を押す」と、詐欺グループのオペレーターにつながり、以下のようなやり取りに発展します。

  • 個人情報(氏名・電話番号・住所など)の詐取
  • トークアプリ(LINEなど)への誘導
  • ビデオ通話で偽の警察手帳や逮捕状を見せる
  • 銀行口座やATMを使った送金指示

これらはすべて詐欺の手口であり、警察や役所、通信会社がこのような音声ガイダンスで連絡をしてくることは絶対にありません。


よくある詐欺音声の例

以下はSNSなどに投稿されている自動音声の一例です。

「こちらは総務省からの重要なお知らせです。現在ご使用の携帯電話に不正な使用が確認されました。通信サービスはあと2時間で停止されます。オペレーターにお繋ぎいたしますので、1番を押してください。」

このように、不安を煽って番号を押させるのが典型的な手口です。


被害を防ぐための対処法

● 不審な電話には出ない/すぐ切る

特に国際番号や「表示圏外・非通知」表示の電話には出ないようにしましょう。

● 絶対に「番号ボタン」を押さない

自動音声で番号入力を求められても、絶対に操作しないでください。

● LINE・ビデオ通話への誘導はすべて詐欺

詐欺グループは「捜査のため」などと称してLINEに誘導してきます。これは典型的な送金詐欺の導線です。警察がビデオ通話で取り調べを行うことはありません。

● 警察・通信会社・役所が自動音声で金銭を要求することはありません

このような連絡手段はすべて詐欺と断定して差し支えありません。


被害に遭いそうになったら?

  • 出来るだけ早く電話を切る
  • 絶対に個人情報を伝えない
  • LINEやトークアプリのIDを教えない
  • 不安な場合は、最寄りの警察署や消費者センター(188)に相談しましょう

まとめ

2025年6月現在、「自動音声ガイダンス+国際電話+ボタン操作誘導」という新手の詐欺電話が急増中です。

特に以下のフレーズには注意してください。

  • 「携帯電話が停止されます」
  • 「オペレーターにお繋ぎします」
  • 「1番を押してください」

これらはすべて詐欺の入り口です。冷静に対応し、番号を押さずに電話を切ることが最大の防御策です。


📌 ご家族やご高齢の方にも注意喚起を!
「自動音声だから大丈夫」「機械の声だから信じてしまった」という被害も増えています。この記事をシェアして、身近な方々と情報を共有してください。

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