「+1833」から始まる電話番号から着信があり、
- 「NTTファイナンスです」
- 「未納料金があります」
- 「このままでは法的措置に移行します」
- 「確認する場合は1番を押してください」
などと自動音声で案内された場合は注意が必要です。
NTTファイナンスは公式サイトで、自動音声ガイダンスを使って契約状況に関する事項や回線の利用停止を通知することは行っていないと案内しています。
また、NTTファイナンスを名乗る不審電話は国際電話からの着信が多く、同社は「+18●●」などで始まる電話番号からの着信についても注意を呼びかけています。
この記事では、特に+1833からNTTファイナンスを名乗る電話がかかってきた場合に、どのような音声が流れるのか、何に注意すべきなのかを整理します。
※本記事は、NTTファイナンス・警察・公的機関などが公表している情報および公開されている相談事例をもとに、被害防止を目的として作成しています。個別の電話番号や発信者について、違法行為を断定するものではありません。
+1833からNTTファイナンスを名乗る電話がかかってきた
+1833から始まる電話番号は、北米番号計画(NANP)で使用される「833」というフリーダイヤル番号帯を利用した国際電話番号です。
そのため、+1833という番号だけでNTTファイナンスからの電話だと判断することはできません。
一方で、NTTファイナンスは公式の注意喚起ページで、同社を名乗る不審な自動音声電話が発生しており、その多くが国際電話からの着信であると説明しています。
さらに、NTTファイナンスは「+18●●」などで始まる電話番号からの着信について、詐欺電話を疑うよう注意を呼びかけています。
したがって、
「+1833から電話が来た」+「NTTファイナンスを名乗る」+「未納料金や利用停止を自動音声で告げる」
という組み合わせには、特に注意が必要です。
実際にどのような自動音声が流れる?
NTTファイナンスの公式サイトでは、同社を名乗る不審な自動音声の実例が紹介されています。
代表的な内容として、
「NTTファイナンスです。現在ご利用中の電話回線で未納料金があり、法的処置をとります。」
などと告げるケースが掲載されています。
また、過去にNTTファイナンスが公開した事例では、
「契約違反が発生したため、2時間以内に電話の利用ができなくなります。ダイヤル9番を押してください」
という自動音声の後、番号を押したところ相手につながり、氏名や住所を聞かれた事例も紹介されています。
このように、音声の内容には違いがあるものの、
「NTTファイナンスを名乗る」→「料金や契約の問題を告げる」→「利用停止・法的措置などで不安を煽る」→「ボタン操作を促す」
という流れには注意が必要です。
「未納料金があります」と言われても、電話だけで確認しない
特に注意したいのが、
「料金が未納になっています」
「支払わなければ利用停止になります」
といった案内です。
NTTファイナンスでは、実際に支払いの確認が取れていない場合に電話で連絡すること自体はあります。
ただし、その場合でも、ハガキや封書による通知があわせて行われると案内しています。不審に感じた場合は、届いている書面や公式サイトに記載された連絡先から確認するよう案内されています。
つまり、
「NTTファイナンスから電話が来ることは絶対にない」
と考えるのではなく、
「突然の自動音声で未納料金や利用停止を告げられた場合は、電話の内容をそのまま信用せず、公式窓口で確認する」
という対応が重要です。
「1番を押してください」と言われたら注意
不審電話では、
「詳しい内容を確認する場合は1番を押してください」
「オペレーターにつなぐ場合は1番を押してください」
などと案内されることがあります。
NTTファイナンスは、自動音声ガイダンスを使って契約状況や回線の利用停止を通知することは行っていないと明確に案内しています。
また、同社の注意喚起では、自動音声に従ってボタンを押すと詐欺集団につながり、言葉巧みに金銭をだまし取ろうとするケースが説明されています。
そのため、身に覚えのない電話で番号操作を求められても、
「確認のためだから」と押さないこと
が大切です。
「法的措置」「裁判」と言われた場合
「法的措置を取ります」
「裁判になります」
「電話を停止します」
などと突然言われると、焦ってしまうかもしれません。
しかし、電話の相手から言われた内容だけで、実際の請求や法的手続きが存在すると判断するのは危険です。
特に、
- 今すぐ支払ってください
- 今日中に対応してください
- 電話を切ると利用停止になります
- コンビニで電子マネーを購入してください
など、その場で対応を迫られた場合は注意してください。
不審な電話はいったん切り、正規の請求については公式窓口から確認しましょう。
電子マネーを購入するよう指示されたら要注意
NTTファイナンスを名乗る詐欺では、電子マネーによる支払いを要求する手口も確認されています。
NTTファイナンスは公式サイトで、Amazonギフトカード、Appleギフトカード、Google Playギフトカードなどのプリペイドカード・電子マネーによる支払いを依頼することはなく、カード番号を聞くこともないと案内しています。
したがって、
「未納料金を支払うためにコンビニで電子マネーを買ってください」
などと言われた場合は、指示に従わないでください。
すでに購入してしまった場合でも、カード番号を相手に伝えないことが重要です。
本当に料金が未払いなのか確認する方法
「もしかすると本当にNTTの料金が未払いなのでは?」
と心配になった場合でも、電話の相手に確認する必要はありません。
NTTファイナンスでは、料金請求額や支払い状況を確認できる「Webビリング」を案内しています。公式サイトから自分で確認する方法を利用しましょう。
また、電話で確認する場合も、着信した番号へ折り返すのではなく、NTTファイナンスの公式サイトなどに掲載されている正規の窓口を自分で確認してください。
+1833から電話が来たときの対処法
電話に出ていない場合
そのまま折り返さないようにしましょう。
知らない国際電話番号の場合は、着信履歴から不用意に折り返す必要はありません。
電話に出てしまった場合
自動音声でNTTファイナンスを名乗り、未納料金や利用停止などを告げられた場合は、番号操作をせずに電話を切りましょう。
「1番」などを押してしまった場合
すぐに通話を終了してください。
その後、氏名・住所・生年月日・口座情報・カード情報などを伝えていないか確認しましょう。
個人情報を伝えてしまった場合
今後、同じ人物や別の番号から追加の電話がかかってくる可能性も考え、警戒してください。
金融情報まで伝えてしまった場合は、金融機関やカード会社にも早めに相談しましょう。
お金を支払ってしまった場合
警察相談専用電話「#9110」や消費者ホットライン「188」など、公的な相談窓口へ早めに相談してください。
2026年9月現在もNTTファイナンスが注意喚起
NTTファイナンスは2026年6月時点の集計として、全国のビリングカスタマセンター・お客様相談センターに寄せられた、同社を名乗る不審なSMS・自動音声・有人音声についての問い合わせ件数を公表しています。
2026年1月は982件、2月は1,008件、3月は777件、4月は490件、5月は181件となっています。
件数は月によって変動していますが、2026年に入ってからもNTTファイナンスを名乗る不審な連絡に関する相談が続いていることが分かります。
また、2026年9月からNTTファイナンスの料金請求・支払い案内の一部が変更されています。
この変更に関連してNTTファイナンスは、周知に伴って金品の要求、料金の支払い、口座番号やクレジットカード番号の開示を求めることはないと明記しています。
「+1833=NTTファイナンス」ではありません
ここは誤解しないように注意してください。
+1833はNTTファイナンス専用の電話番号ではありません。
「+1」は北米番号計画の国番号で、「833」は北米で利用されるフリーダイヤル番号帯の一つです。
したがって、
+1833という番号だけで詐欺と判断することも、NTTファイナンスからの電話だと判断することもできません。
今回注意したいのは、
+1833などの国際電話から、NTTファイナンスを名乗り、未納料金・利用停止・法的措置などを自動音声で告げてくるケース
です。
まとめ
+1833から始まる電話番号から、
「NTTファイナンスです」
「未納料金があります」
「法的措置へ移行します」
「オペレーターにつなぐには1番を押してください」
などと案内された場合は注意してください。
NTTファイナンスは、自動音声ガイダンスを使って契約状況や回線の利用停止を通知することは行っていないと案内しています。
また、電子マネーによる支払いを求めたり、その番号を聞き出したりすることもないとしています。
+1833から着信があった場合は、
- 出ない
- 折り返さない
- ボタンを押さない
- 個人情報を伝えない
- お金を送らない
- 必要なら公式窓口から確認する
という対応を心がけましょう。
なお、+1833からNTTを名乗る自動音声電話全般については、別記事で詳しくまとめています。
→ +1833からNTTを名乗る自動音声電話に注意!「未払い料金」「法的措置」「2時間後に利用停止」は詐欺?
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参照・出典
- NTT Finance|「NTTファイナンス」をかたった不審なSMSや訪問及び自動音声による電話にご注意ください
- 徳島県警察|「NTTファイナンス」を騙る架空料金請求詐欺に注意!!
- 広島市|流行っています!「NTTファイナンス」を騙った自動音声ガイダンスによる未納料金を請求する詐欺にご注意ください!
免責事項
本記事は、NTTファイナンス・警察・公的機関などが公表している情報および公開されている相談事例をもとに、特殊詐欺などの被害防止を目的として作成しています。
掲載内容は2026年9月時点で確認できる情報をもとにしていますが、すべての電話や事案に当てはまることを保証するものではありません。
また、特定の電話番号や発信者について、記事の情報だけをもって違法行為や詐欺行為を断定するものではありません。
不審な電話によって個人情報を伝えた、金銭を支払ったなどの実害が発生した場合は、警察や消費生活センター、金融機関などへ早めに相談してください。

コメント
+1(833)-772-1368から以下の留守電が入っていました。
「NTTファイナンスです。料金未納につき法的措置をとることになりました。詳しい説明は1番を押してください」
注意喚起です。
コメントありがとうございます。
いただいた情報が、きっと誰かの詐欺被害防止に役立つと思います。また詐欺電話がありましたら、教えていただけると嬉しいです。
よろしくお願い致します。