2025年6月現在、「+1(833)431-6663(+18334316663、+1 833-43-6663)」という国際電話番号から、「インターネット・ホットラインセンター(IHC)」を名乗る自動音声ガイダンスの不審な電話がSNS(X/Twitter)で報告されています。
📞 音声ガイダンスの一例
実際に報告されている音声の内容は、以下のようなものです:
「こちらインターネット・ホットラインセンターです。第三者の通報により、お客様の電話番号がご利用停止になります。詳細について、担当者に確認する場合は1番を押してください」
このような音声により、不安を煽ってボタン操作を誘導する手口は、特殊詐欺の典型です。
⚠ なぜこの電話が危険なのか?
次のような理由から、詐欺である可能性が極めて高いと考えられます:
- 実在する団体名を名乗ることで信頼させる
- 自動音声で「電話停止」「通報」などのワードで焦らせる
- 最後に「1を押す」ように誘導し、詐欺グループに転送される可能性がある
- 実在のインターネット・ホットラインセンターでは、こうした電話連絡は一切行っていません
☎ 詐欺が疑われる電話番号
報告されている番号の一例:
- +1(833)431-6663
「+1」はアメリカ・カナダなどの国番号です。現在、スプーフィング(発信元番号の偽装)の手法も多く報告されており、表示された番号が実際の発信元とは限らない点にも注意が必要です。
✅ 対策と注意点
注意点 | 解説 |
---|---|
見知らぬ番号には出ない | 「+1」などの国際番号や非通知・表示圏外・不明の着信には警戒を |
ボタンを押さない | 自動音声で「1を押す」などの指示に絶対に従わない |
個人情報を伝えない | 氏名・住所・クレカ情報などは電話で話さない |
正式な窓口に確認 | 不安なときは、公的機関や警察に自分から連絡を |
📎 参照リンク
❓ FAQ(よくある質問)
Q. 本当にIHCからの電話かもしれないのですが?
A. インターネット・ホットラインセンターがこのような電話を行うことは一切ありません。不安であれば公式Webサイトの問い合わせ先を通じて確認を。
Q. 「1」を押してしまいましたが大丈夫ですか?
A. すぐに通話を終了し、不安な場合は警察相談ダイヤル(#9110)や消費者ホットライン(188)へ相談してください。
Q. どうして自分にかかってくるの?
A. 無作為に自動発信されているケースが多く、ターゲットを絞っているわけではない可能性が高いです。
🧠 ワンポイントアドバイス
「通報」「停止」「1を押してください」などの言葉に動揺せず、一度冷静になって正規のウェブサイトに記載の連絡先から確認することが最も安全な対応です。
📝 免責事項
本記事は、特殊詐欺被害の未然防止と正確な情報提供を目的として作成されています。特定の企業・団体・個人を誹謗中傷する意図はありません。
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