「〇〇警察の〇〇です」
「あなたの口座がマネーロンダリングに利用されています」
こんな電話が突然かかってきたら、不安になりますよね。
最近では、実在する警察や公的機関を装う詐欺電話が急増しています。
そんなとき、「どこに通報すればいいのか」「どう対応すればいいのか」あらかじめを知っておくことで、冷静に対処できます。
この記事では、詐欺電話に遭ったときの通報先や相談窓口、覚えておきたい対応法をわかりやすく解説します。
✅ 詐欺電話が増えている背景とは?【簡単に理解】
- 実在の警察署や役所を名乗って信じ込ませる手口
- 流出した個人情報が悪用され、名前や住所を知っている
- 海外からの国際電話(+1、+80、+88 など)を使ったケースも多発
- 高齢者や一人暮らしの方が狙われやすい
✅ 不審な電話に遭遇したらまず確認するべきこと
● 電話番号が非通知や海外番号(+)でないか
● 国際電話で、末尾が110かどうか
● 銀行口座・暗証番号などを聞かれていないか
● 「今すぐ対応しないと逮捕される」など不安をあおっていないか
● 話に不自然な点や矛盾がないか
✅ 通報・相談すべき機関まとめ【一覧表あり】
相談先名 | 内容 | 連絡先・受付時間 |
---|---|---|
警察相談専用電話 | 緊急でない相談、詐欺の疑い | #9110(全国共通、最寄りの警察へ転送) 受付時間:都道府県により異なる(平日昼が基本) |
消費者ホットライン | 詐欺・契約トラブルなど生活全般の相談 | 188(イヤヤ) 受付時間:10:00〜16:00(目安) |
最寄りの警察署 | 被害届の提出や捜査の相談 | 代表番号は警察庁サイトなどから確認 |
サイバー犯罪相談窓口 | ネット・電話による詐欺被害 | 警視庁や各県警の専用ページなど |
✅ 実際にかかってきたときの対応ステップ【保存版】
① 相手の言葉をそのまま信じない
→ 警察や役所を名乗っても、本物かどうか確認が必要です。
② 電話を切って公式な窓口へかけ直す
→ 「折り返します」と伝えて切り、警察や役所の代表番号に電話するのが安全です。
③ 個人情報は絶対に教えない
→ 口座番号、暗証番号、住所、マイナンバーなどは伝えないようにしましょう。
④ 通話を録音・メモしておく
→ 被害にあった場合の証拠になります。
✅ こんな電話は詐欺の可能性大!【詐欺の特徴】
- 「あなたの口座が犯罪に使われています」
- 「今すぐ操作しないと逮捕されます」
- 「〇〇警察です。逮捕状が出ています」
- ATMやコンビニで操作させようとする
- LINEやビデオ通話を使って連絡させる
- 電話の発信元が「+1」や「+87」や「+295」などの国際電話
✅ 不審な電話は一人で判断しないで
不審な電話を受けたとき、ついパニックになってしまいがちです。
でも、そんなときこそ一度冷静になり、電話を切って、誰かに相談することが大切です。
家族や友人、または消費者ホットラインや警察など、信頼できる窓口に相談することで被害を防ぐことができます。
✅ まとめ:通報・相談があなたと周囲を守る
詐欺電話は誰にでもかかってくる可能性があります。
そのとき、「正しい対応法」と「通報先」を知っているかどうかで、被害の有無が分かれます。
- 不審な電話は一度切って、冷静に確認
- 個人情報は絶対に教えない
- 通報・相談窓口を活用して、自分と大切な人を守りましょう
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