「+881から電話がかかってきた」
「JCBセキュリティセンターを名乗る自動音声が流れた」
「不審な取引があるので、確認するために0番を押してくださいと言われた」
このような電話について検索している方もいるのではないでしょうか。
2026年9月現在、JCBは、海外の電話番号からJCBを名乗る不審な電話が増加しているとして注意を呼びかけています。
JCB公式サイトには、今回確認されているものと同じく、
「こちらはJCBセキュリティーセンターです。クレジットカードに不審な取引の可能性が確認されました。お客様の安全を確保するため、カードのご利用は一時停止されます。詳細をご確認される場合は、0を押してオペレーターへお繋ぎください。」
という自動音声の事例が掲載されています。JCBは、不正利用について海外の電話番号で電話することはないと案内しています。
今回の記事では、+881から着信したJCBを名乗る自動音声電話について、電話番号の特徴やJCB公式の注意喚起、電話を受けた場合の対処法を解説します。
※本記事は、JCB公式サイトなどの公開情報および利用者から報告された事例をもとに作成しています。個別の着信について発信者や発信目的を断定するものではありません。
+881から「JCBセキュリティセンター」を名乗る電話に注意
今回確認されている電話では、+881から始まる国際電話番号から着信し、JCBセキュリティセンターを名乗る自動音声が流れます。
音声の一例は次のとおりです。
「こちらはJCBセキュリティセンターです。クレジットカードに不審な取引の可能性が確認されました。お客様の安全を確保するため、カードのご利用は一時停止されます。詳細をご確認される場合は、0を押して、オペレーターにお繋ぎください」
「不審な取引」「カードの利用停止」などの言葉によって緊急性を感じさせ、その後に「0」を押すよう促す内容になっています。
JCB公式FAQにも、同じ内容の自動音声が不審電話の事例として掲載されています。
JCB公式が同じ自動音声を「不審電話の事例」として掲載
今回の電話について特に注意したいのが、JCB公式サイトの情報です。
JCBは2026年8月現在、海外の電話番号からJCBを名乗る不審電話が増加していると案内しています。
さらに、不審電話の具体例として、
- 「JCBセキュリティーセンター」を名乗る
- クレジットカードに不審な取引があると伝える
- カードの利用が一時停止されると案内する
- 「0」を押してオペレーターにつなぐよう促す
という今回の電話と一致する事例を掲載しています。
JCBはこの事例について、「不正利用について海外の電話番号で電話することはありません」と注意喚起しています。
したがって、+881からこのような自動音声が流れた場合は、電話の案内に従わず、いったん通話を終了することが重要です。
「+881」はどこの国の電話番号?
「+881」という番号を見て、「どこの国から電話がかかってきたのか」と疑問に感じる方もいるでしょう。
しかし、+881は一般的な国番号ではありません。
ITU(国際電気通信連合)のE.164番号計画では、881はGlobal Mobile Satellite System(グローバル・モバイル・サテライト・システム)に割り当てられた共有コードです。
そのため、
+881=特定の国
と単純に判断することはできません。
また、電話番号の表示だけで実際の発信者の所在地を断定することもできません。
国際電話番号を使った不審電話については、警察庁も注意を呼びかけています。警察庁によると、2025年中に特殊詐欺に利用された電話番号のうち、約75.5%が国際電話番号でした。
「0番を押してください」と案内されても操作しない
今回の電話で特に注意したいのが、「0を押してオペレーターにつないでください」という案内です。
自動音声を聞くと、
「本当にカードが不正利用されたのか確認したい」
「カードを止められると困る」
という心理から、つい指示に従いたくなるかもしれません。
しかし、心当たりのない国際電話からの自動音声であれば、0番を押して相手と会話を続ける必要はありません。
JCB公式も、海外の電話番号からJCBを名乗る不審な電話を受けた場合は、個人情報を伝えずに電話を切り、留守番電話が残っていても折り返さないよう案内しています。
0番を押すと何が起こる?
JCB公式が公開している別の事例では、自動音声の指示に従って番号を押した後、JCB社員を名乗る人物につながり、本人確認として氏名や生年月日を聞かれたケースも紹介されています。
そのため、「0を押すだけなら問題ない」と考えず、最初から操作しないことが安全です。
特に、オペレーターにつながった後に次のような情報を求められた場合は注意してください。
- 氏名
- 生年月日
- 電話番号
- カード番号
- カードの有効期限
- セキュリティコード
- 暗証番号
- MyJCBのログイン情報
- SMSなどで送られてくる認証コード
JCBを名乗る相手であっても、電話口で重要な情報を伝えないようにしましょう。
+881から電話がかかってきた場合の対処法
1.電話を切る
自動音声でJCBを名乗り、「不審な取引」「カード利用停止」などと案内された場合でも、慌てて操作する必要はありません。
そのまま通話を終了しましょう。
2.「0」を押さない
「詳細を確認する場合は0を押してください」と案内されても、番号操作をしないようにしましょう。
3.折り返さない
着信履歴や留守番電話に番号が残っていても、その番号へ折り返さないことが重要です。
JCBも、海外の電話番号からJCBを名乗る不審な電話について、留守番電話が残っていた場合でも折り返さないよう注意しています。
4.本当にカードに問題があるか自分で確認する
「不正利用が発生した」と言われても、電話の内容だけで判断する必要はありません。
心配な場合は、電話の相手が案内した番号や検索結果に表示された番号ではなく、カード裏面に記載された公式の問い合わせ先など、自分で確認できる正規の窓口からJCBへ問い合わせてください。
JCB公式FAQには、JCBから利用者へ電話する場合に使用する電話番号も掲載されています。
「カードが一時停止される」と言われても慌てない
今回の自動音声では、
「お客様の安全を確保するため、カードのご利用は一時停止されます」
という案内が流れます。
カードが突然使えなくなると言われると、すぐに対応しなければならないように感じるかもしれません。
しかし、この電話の指示に従う必要はありません。
実際にJCBが不正利用を確認した場合についても、電話の相手から案内された番号ではなく、JCBの公式サイトやカード裏面の窓口など、正規の経路から状況を確認できます。
すでに「0」を押してしまった場合
「間違えて0を押してしまった」という場合でも、まずは落ち着いてください。
0を押しただけで、必ずしも直ちに金銭的な被害が発生するとは限りません。
ただし、オペレーターにつながった後に、
- 本人確認情報
- カード番号
- 有効期限
- セキュリティコード
- 暗証番号
- ログインID・パスワード
- 認証コード
などを伝えてしまった場合は、早めにJCBまたはカード発行会社の公式窓口へ相談してください。
特にカード情報を伝えてしまった場合は、カード裏面などに記載された正規の窓口へ、自分から連絡することが重要です。
「+881だからJCBの本物の電話ではない」と断定できる?
番号だけで発信者の身元を断定することはできません。
ただし、今回のケースでは、JCB公式が「海外の電話番号からJCBを名乗る不審電話が増加している」と注意喚起しており、さらに「JCBセキュリティーセンター」「不審な取引」「利用停止」「0を押してオペレーターへ」という同じ内容を不審電話の事例として掲載しています。
そのため、+881から今回のような自動音声が流れた場合は、少なくとも電話の指示に従わず、公式窓口から確認するのが安全です。
FAQ
- Q+881はどこの国からの電話ですか?
- A
+881は特定の国に割り当てられた通常の国番号ではありません。
ITUでは、881をグローバル・モバイル・サテライト・システム(GMSS)の共有コードとして扱っています。
そのため、「+881=○○という国」と説明するのは正確ではありません。
- Q+881からJCBセキュリティセンターを名乗る電話が来ました。本物ですか?
- A
JCBは、海外の電話番号からJCBを名乗る不審電話について注意喚起しています。
また、今回の「JCBセキュリティーセンター」「不審な取引」「カード利用の一時停止」「0を押してオペレーターへ」という内容は、JCB公式FAQに掲載されている不審電話の事例と一致します。
電話の指示には従わず、カード裏面などに記載された公式窓口から確認してください。
- Q0番を押してしまいました。どうすればいいですか?
- A
まずは通話を終了してください。
その後、カード情報や個人情報などを伝えていないか確認しましょう。
重要な情報を伝えてしまった場合は、カード裏面などに記載されたJCBまたはカード発行会社の公式窓口へ早めに相談してください。
- Q電話に出ただけなら大丈夫ですか?
- A
電話に出ただけで、直ちに被害が発生するとは限りません。
ただし、相手の指示に従って番号を操作したり、個人情報やカード情報を伝えたりすることは避けてください。
- Q+881からの電話に折り返してもいいですか?
- A
折り返さないでください。
JCBは、海外の電話番号からJCBを名乗る不審電話について、留守番電話が残っている場合でも折り返し連絡しないよう案内しています。
まとめ
+881から「JCBセキュリティセンター」を名乗り、
- 「クレジットカードに不審な取引がある」
- 「カードの利用を一時停止する」
- 「詳細を確認するなら0を押す」
- 「オペレーターにつなぐ」
と案内する自動音声には注意が必要です。
今回の音声内容は、JCB公式FAQにも不審電話の事例として掲載されている内容と一致しています。JCBは、不正利用について海外の電話番号で電話することはないと案内しています。
また、+881は特定の国を示す一般的な国番号ではなく、グローバル・モバイル・サテライト・システムに割り当てられた共有コードです。
+881からこのような電話がかかってきた場合は、
「0を押さない」「個人情報を伝えない」「折り返さない」
ことを基本に、必要であればカード裏面に記載された公式窓口から自分で確認しましょう。
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参照・出典
- JCB よくある質問「JCBを名乗る電話がありましたが、本当にJCBからの電話ですか?」
- 警察庁「みんなでとめよう!!国際電話詐欺 #みんとめ」
- ITU「ITU-T E.164 International Shared Country Codes」
免責事項
本記事は2026年9月時点の公開情報および利用者から報告された事例をもとに作成した注意喚起コンテンツです。特定の電話番号、個人、企業、団体について、発信者や違法行為などを断定するものではありません。
電話番号や自動音声の内容は変更される可能性があります。不審な電話について不安がある場合は、カード裏面に記載された公式窓口や警察相談専用電話(#9110)など、正規の相談先へ確認してください。
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