「光熱費見直しサポートセンターです」という自動音声の電話が、携帯電話番号からかかってきたという報告が増えています。
電話では、
「現在、電気代・ガス代の高騰対策として、東北電力グループのお得な料金プランへの無料診断を行っています」
などと案内され、住宅について「一戸建ての持ち家」「アパート・マンションなど」のどちらに該当するかを質問されるケースがあります。
さらに、「該当する数字とシャープを押してください」と案内され、電話の途中で数字を入力するよう求められるのも特徴です。
この電話は東北電力からの公式な電話なのでしょうか。
結論からいうと、今回のような自動音声によるアンケートについて、東北電力は公式に注意喚起しており、「東北電力では、自動音声による電話、アンケートは行っていない」と案内しています。
そのため、心当たりのない電話で「東北電力グループのお得な料金プラン」「光熱費の無料診断」などと案内されても、東北電力からの公式電話だと判断して回答するのは避けたほうが安全です。
この記事では、「光熱費見直しサポートセンター」を名乗る自動音声電話の内容や、東北電力との関係、電話がかかってきた場合の対処法について詳しく解説します。
「光熱費見直しサポートセンター」の電話とは?
2026年9月現在、「光熱費見直しサポートセンター」を名乗る自動音声電話について、複数の電話番号から同様の内容の電話がかかってきたという報告が確認されています。
電話では、電気代やガス代の高騰を理由として、
「東北電力グループのお得な料金プランへの無料診断」
などを案内します。
その後、住宅の種類について質問し、数字と「♯」を押して回答するよう求められるケースがあります。
今回確認されている音声の一例は、次のような内容です。
「こちらは光熱費見直しサポートセンターです。現在電気代ガス代の高騰対策として東北電力グループのお得な料金プランへの無料診断を行っております。ご回答は該当する数字とシャープを押してください。」
その後、
「最初にお住まいについてお聞きします。一戸建ての持ち家の方は1とシャープ。アパート・マンション等、それ以外の方は……」
といった形で、住宅について回答を求められます。
なお、音声の内容は時期や電話番号によって変わる可能性があります。
また、上記の音声が確認されたからといって、発信者の会社名や事業者が特定されたことを意味するものではありません。
「東北電力グループのお得な料金プラン」と案内される
今回の電話で特に注意したいのが、「東北電力グループ」という名称が使われている点です。
電話だけを聞くと、東北電力または東北電力グループの会社から、電気料金の見直しを案内されているように感じる可能性があります。
しかし、東北電力は公式サイトで、東北電力や東北電力の関係会社を装い、
- 電気料金プランの見直し
- 光熱費の削減診断
- 自動音声によるアンケート
- 電気の契約情報や顧客情報の聞き取り
などを行うケースについて注意喚起しています。
東北電力の公式な注意喚起では、「東北電力では、自動音声による電話、アンケートは行っておりません」と明記されています。
したがって、「東北電力グループ」という名前が電話で出てきた場合でも、それだけで東北電力からの公式電話だと判断しないことが重要です。
東北電力は「自動音声による電話・アンケート」を実施している?
東北電力は、「東北電力を装った連絡にご注意ください」とする注意喚起を公表しています。
この中で、東北電力を装って電気の契約情報や家族構成などを聞き取るアンケート電話について説明しています。
特に自動音声ガイダンスによるアンケートが急増しているとして、
「当社および関係会社では、上記のようなアンケートは実施しておりません」
と案内しています。
また、東北電力の現在の注意喚起ページでも、「電気料金プランの見直し」「光熱費の削減診断」と称する自動音声による電話について説明されています。
このため、今回のような「光熱費見直しサポートセンター」を名乗る自動音声電話については、少なくとも東北電力公式の自動音声アンケートだと考えて回答するのは適切ではありません。
「一戸建てですか?マンションですか?」と聞かれる理由は?
今回の電話では、最初の質問として「住まい」について聞かれるケースがあります。
例えば、
- 一戸建ての持ち家
- アパート
- マンション
- その他
などから選択し、該当する数字を押すよう案内されます。
こうした質問だけで、電話の目的や発信者を断定することはできません。
ただし、心当たりのない電話で突然、
「一戸建てですか?」
「賃貸ですか?」
「家族と住んでいますか?」
などの質問を受けた場合、安易に回答しないほうが安全です。
特に、その後に、
- 氏名
- 住所
- 電気契約の内容
- 電力会社名
- お客様番号
- 電気料金
- 検針票の内容
- 家族構成
- 生年月日
- クレジットカード情報
などを聞かれた場合は注意してください。
「1と♯を押してください」と言われたら?
心当たりのない電話で「1と♯を押してください」「2と♯を押してください」などと案内されても、基本的には操作せず電話を終了するのが無難です。
今回のような電話では、最初は簡単なアンケートに見えても、その後に別の質問や料金プランの案内などの営業電話へ進む可能性があります。
また、電話番号の入力や本人確認などを求められた場合は、さらに慎重に対応しましょう。
「無料診断だから問題ない」と考えず、必要なサービスであれば自分から公式サイトを確認して申し込むという対応が安全です。
「光熱費見直しサポートセンター」は詐欺電話なの?
現時点で、今回確認されているすべての電話番号について、発信者や運営事業者が特定されているわけではありません。
そのため、電話番号検索サイトの口コミだけを根拠として、特定の電話番号や発信者を一律に「詐欺」と断定することはできません。
一方で、今回の電話内容については、
- 「光熱費見直しサポートセンター」を名乗る
- 電気代・ガス代の高騰対策を理由にする
- 「東北電力グループのお得な料金プラン」を案内する
- 無料診断を案内する
- 自動音声でアンケートを行う
- 住宅の種類について質問する
- 数字と「♯」を押すよう求める
といった特徴があります。
さらに、東北電力自身が、自動音声による電話やアンケート、電気料金プランの見直し・光熱費削減診断を装った電話について注意喚起しています。
そのため、心当たりのない電話であれば、東北電力の公式な案内だと判断して回答することは避けたほうがよいでしょう。
電話番号が毎回違う場合にも注意
このタイプの電話では、同じ内容であっても、着信する電話番号が異なるケースがあります。
実際に電話番号検索サイトでは、2026年9月に「光熱費見直しサポートセンター」や「東北電力グループのお得な料金プラン」という自動音声について、複数の携帯電話番号からの報告が確認されています。
そのため、
「前回はこの番号ではなかったから別の会社だろう」
「080から始まる携帯電話番号だから個人からの電話だろう」
とは限りません。
知らない番号から同じような自動音声が繰り返しかかってきた場合は、電話番号だけで判断せず、音声の内容や案内されている会社名も確認することが大切です。
「ご協力ありがとうございました」という留守番電話が残ることも
このタイプの自動音声電話では、留守番電話に「ご協力ありがとうございました」といった音声だけが残っていたという報告もあります。
電話に出ていなくても、自動音声が留守番電話まで流れ続けるケースがあります。
知らない番号から着信があり、留守番電話にこのようなメッセージが残っていた場合でも、内容を確認するために折り返す必要はありません。
用件に心当たりがなければ、折り返さずに削除する方法もあります。
「光熱費見直しサポートセンター」から電話がかかってきたときの対処法
心当たりのない電話だった場合は、次のように対応しましょう。
1.数字や「♯」を押さない
自動音声から、
「1と♯を押してください」
「2を♯を押してください」
「5と♯を押してください」
などと案内されても、必要がなければ操作しないようにしましょう。
まず電話を終了することを優先してください。
2.個人情報を伝えない
電話の相手に、
- 氏名
- 住所
- 電話番号
- 家族構成
- 電力会社
- 契約内容
- お客様番号
- 電気料金
- 検針票の情報
などを伝えないようにしましょう。
特に、電気料金の見直しを理由として、現在の契約内容を詳しく聞かれた場合は注意が必要です。
3.検針票の情報を教えない
電力会社の切り替えや料金プランの比較を理由として、検針票や電気料金のお知らせに記載された情報を聞かれることがあります。
相手が本当に契約中の電力会社や正規の代理店なのか確認できない場合は、電話で伝えないほうが安全です。
4.必要なら自分で公式サイトを確認する
「東北電力のお得なプラン」と言われた場合でも、その電話番号に折り返すのではなく、東北電力の公式サイトから情報を確認しましょう。
契約中の電力会社について問い合わせたい場合も、着信番号ではなく、公式サイトや契約書類などに記載された正規の窓口を利用するのがおすすめです。
5.繰り返しかかってくる場合は着信拒否する
同じような電話が何度もかかってくる場合は、スマートフォンの着信拒否機能などを利用してもよいでしょう。
知らない携帯電話番号からの電話をすべて無視する方法もありますが、仕事や友人などからの連絡が含まれる可能性もあるため、自分の利用状況に合わせて設定してください。
東北電力からの電話か確認したい場合
「本当に東北電力からの電話なのか確認したい」という場合は、着信した電話番号に直接折り返すのではなく、東北電力の公式サイトに掲載されている問い合わせ窓口を利用するのが安全です。
東北電力は公式の注意喚起の中で、不審な電話を受けた場合にはカスタマーセンターへ問い合わせるよう案内しています。
なお、東北電力は、お客さまにおすすめの電気料金プランを提案する電話を行う場合もあると説明しています。
そのため、「東北電力から電話が来ることは一切ない」という意味ではありません。
重要なのは、今回のような自動音声によるアンケートについて、東北電力が公式に「自動音声による電話、アンケートは行っていない」と説明している点です。
電話の内容に不安がある場合は、公式窓口から確認しましょう。
「光熱費見直しサポートセンター」の電話番号一覧
今後、同様の電話について報告された番号が増える可能性があります。
当サイトでは、個別の電話番号についても確認できた情報を整理していく予定です。
例えば、以下のような番号について個別記事を作成しています。
これらの電話番号について検索している場合は、個別記事で着信内容や口コミ情報を確認してください。
※電話番号検索サイトの口コミは、利用者から寄せられた情報であり、発信者や事業者の公式な身元を証明するものではありません。
よくある質問
- Q「光熱費見直しサポートセンター」は東北電力ですか?
- A
今回のような自動音声アンケートについて、東北電力は公式に注意喚起しています。
東北電力は「自動音声による電話、アンケートは行っていない」と案内しているため、電話で「東北電力グループ」と名乗られたからといって、東北電力からの公式電話だと判断しないようにしましょう。
- Q「東北電力のお得な料金プラン」と言われました。本物ですか?
- A
電話の名称だけでは、本物かどうかを判断できません。
心当たりがない場合は、電話で回答せず、東北電力の公式サイトなどから正規の情報を確認してください。
- Q一戸建てかマンションか聞かれました。答えてしまいました。大丈夫ですか?
- A
住宅の種類だけを回答したからといって、直ちに何らかの被害につながるとは限りません。
ただし、今後も同じ相手から電話がかかってきた場合は、個人情報や電気契約情報などを追加で伝えないよう注意しましょう。
- Q「1と♯を押してください」と言われました。押してしまいました。
- A
数字を押しただけで、直ちに被害が発生すると決まっているわけではありません。
ただし、その後に氏名や住所、契約情報、支払い情報などを聞かれた場合は、安易に伝えないようにしてください。
不安がある場合は、契約している電力会社の公式窓口などに相談しましょう。
- Q留守番電話に「ご協力ありがとうございました」と残っていました
- A
自動音声アンケートの途中で留守番電話に切り替わり、そのまま音声が録音された可能性があります。
心当たりがなければ、折り返す必要はありません。
- Q電話番号が080から始まっていました。東北電力ではないのでしょうか?
- A
電話番号の種類だけで発信者を判断することはできません。
080などの携帯電話番号から企業や営業電話がかかってくることもあります。
一方で、東北電力の公式な案内かどうかを確認したい場合は、着信した番号ではなく、公式サイトに掲載されている窓口から確認するのが安全です。
まとめ
「光熱費見直しサポートセンター」を名乗り、
「電気代・ガス代の高騰対策」
「東北電力グループのお得な料金プラン」
「無料診断」
などを案内する自動音声電話が確認されています。
電話では、一戸建てやマンション・アパートなどの住宅形態について質問し、「1と♯」「2と♯」などの数字を押して回答するよう案内されるケースがあります。
今回のような電話について、東北電力は公式に注意喚起しており、「東北電力では、自動音声による電話、アンケートは行っていない」と案内しています。
そのため、心当たりのない電話で「東北電力グループ」と名乗られても、公式の電話だと判断して回答するのは避けたほうがよいでしょう。
特に、
- 数字や「♯」を押す
- 氏名や住所を伝える
- 家族構成を伝える
- 電力会社名を伝える
- 電気契約の内容を伝える
- 検針票の情報を伝える
- クレジットカード情報を伝える
といった対応は慎重に行ってください。
電話の内容に心当たりがなければ、まず電話を終了し、必要な場合は契約している電力会社の公式サイトや正規の問い合わせ窓口から確認するのがおすすめです。
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参照・出典
免責事項
本記事では、公開されている情報や電話番号検索サイトなどで確認された利用者の報告をもとに、「光熱費見直しサポートセンター」を名乗る電話について解説しています。
電話番号検索サイトなどに掲載されている口コミは、利用者から寄せられた情報であり、発信者や事業者の公式な身元を証明するものではありません。
そのため、本記事では特定の電話番号や発信者を詐欺業者などと断定していません。
電話の内容や発信元は今後変更される可能性があります。
不審な電話を受けた場合は、個人情報や契約情報などを安易に伝えず、必要に応じて契約している電力会社や公的な相談窓口へ確認してください。
※本記事の情報は2026年9月時点で確認できた情報をもとにしています。
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