「Vポイント移行が未確認」というメールが届いた方へ。
「42,826ポイントが失効する」――そんな具体的な数字で不安を煽るメールが確認されています。
2026年2月24日現在、三井住友カードの会員向けサービスであるVpassを名乗る不審なメールが出回っています。
内容や構成から、フィッシング詐欺の可能性が高い事例と考えられます。
実際に受信画面を確認すると、本物のVpass通知と区別がつかないほど精巧でした。一瞬「本物かも」と感じてしまうレベルです。
この記事では、確認されているメールの特徴と注意点を整理します。
■ 確認されているメールの概要
● 送信元と件名
送信元表示:Vpass
実際のメールアドレス例:
no-reply[@]smtp13[.]mail6[.]4imfgbn[.]top
※公式ドメイン(vpass[.]ne[.]jp など)とは一致しない形式が確認されています。
※メールアドレスは迷惑メールフィルタ対策で頻繁に変更される傾向があります。同じアドレスから届くとは限りません。
件名:
[メールアドレスのユーザーID],【至急対応のお願い】Vポイント移行が未確認です
● 本文(抜粋)
[メールアドレスのユーザーID] 様
日頃よりVpassをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
お客様が保有されているWorld Presentポイント(残高:42,826ポイント)は、
Vポイントへの移行手続きを行っていただくことで、引き続きご利用可能となります。
現在、移行の確認が取れておりませんため、念のためご案内申し上ます。
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【移行を行わない場合の影響】
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・World Presentポイント制度は終了いたします。
・自動移行は行われません。
・未対応のままでは、すべてのポイントが失効となります。
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【お手続き方法】
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下記のリンクからVpass公式サイトにアクセスし、
Vpassカードの有効期限およびセキュリティコードを入力してください。
▼ Vポイント移行手続き(公式リンク)
h**ps://www3[.]vpass[.]ne[.]jp/index[.]jsp?convert=qtzOUuHF3njTt1Cjq7DZb1pG
※URL・メールアドレスは誤クリック防止のためサニタイズしています。
■ 注意したいポイント
1. 「42,826ポイント」という具体的な数字
今回の不審メールでは「42,826ポイント」と具体的な残高が記載されています。
しかし、この数字が実際の利用者の残高と一致するとは限りません。
実際の残高とは無関係の可能性があります。
具体的な数字を出すことで「そんなにあるなら急いで対応しないと」と心理的に焦らせる構成は、フィッシングメールでよく見られる特徴の一つです。
2. URLの表示と実際のリンク先
本文では「公式リンク」として
vpass[.]ne[.]jp のURLが表示されています。
一見すると正規ドメインに見えますが、
・表示URLと実際のリンク先が異なる
・パラメータ部分が不自然に長い
・別サイトへ転送される
といったケースは、フィッシングでよく確認される手法です。
見た目だけで判断せず、不審なメール内リンクは開かないことが重要です。
3. セキュリティコードの入力要求
メールでは「カードの有効期限およびセキュリティコードを入力してください」と記載されています。
通常、ポイント移行の案内のみでカードのセキュリティコード入力を求める手続きは確認されていません。
このような情報入力を促す内容には、特に注意が必要です。
■ もしリンクを開いてしまったら?
● 情報を入力していない場合
サイトを表示しただけであれば、直ちにカード情報が取得されるとは限りません。
ブラウザを閉じ、念のため履歴やキャッシュを削除してください。
● 情報を入力してしまった場合
・カード裏面の電話番号へ連絡し、利用停止や再発行を相談
・Vpassのパスワード変更
・利用明細の確認
などを早めに行うことが推奨されます。
■ よくある質問(FAQ)
Q. 宛名に自分のメールアドレスが入っています。本物では?
宛名にメールアドレスが入っていても、公式配信とは断定できません。
過去の情報流出リストの悪用や、自動生成による送信の可能性も考えられます。
Q. World Presentポイント制度は終了したのですか?
旧ポイント制度からVポイントへの統合自体は実在します。
ただし、正式な手続きは公式サイトや公式アプリ内で案内されるのが通常です。
メール経由でセキュリティコード入力を求める形式は、慎重に確認する必要があります。
■ まとめ
・「42,826ポイント」という残高表示は実際の残高と無関係の可能性
・ポイント移行のみでセキュリティコード入力を求めるケースは通常確認されていない
・確認はメール内リンクではなく、公式のサイトやアプリから
少しでも違和感を覚えた場合は、メールのリンクを使わず公式窓口から確認することが安全です。
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参照・出典
- 三井住友カード|弊社を装った不審なメールやSMSにご注意ください
- 三井住友銀行|三井住友銀行から不審なメールが届いた場合の対応方法は?
- 国民生活センター|そのURLのクリック、ちょっと待って!-SMSやメールでの“フィッシング詐欺”の相談が依然高水準!-
- 政府広報オンライン|巧妙化するフィッシングから身を守るには
- 警察庁|フィッシング対策
■ 免責事項
本記事は2026年2月24日時点で確認された事例の特徴を整理したものです。
本記事は特定の送信元を断定するものではなく、確認された特徴をまとめた注意喚起記事です。
特定ドメインや送信者の違法性を断定するものではありません。
最終的な判断や最新情報については、各事業者および公的機関の公式発表をご確認ください。

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