2026年2月9日現在、ANAマイレージクラブを名乗る不審なメールが多数確認されています。
特に最近増えているのが、
「【最終通知】マイルを失効させないでください」
「保有マイルがまもなく失効します」
といった件名で、具体的なマイル数を提示し、偽のログインページへ誘導する手口です。
本記事では、2026年2月時点で確認された事例をもとに、
このメールがフィッシング詐欺である可能性が極めて高い理由と、
見抜き方・正しい対処法を解説します。
実際に確認された不審メールの内容(再現)
※以下は被害防止を目的とした再現文面です
※メールアドレス・URLは誤クリック防止のため一部加工しています
※実際の詐欺メールでは内容やURLが頻繁に変更されます。
※この形式をテンプレート化した詐欺が多発しています
From: ANA(mail.tcpoe@vvmkrse[.]cn)
件名: 【最終通知】マイルを失効させないでください
本文:
ANA マイレージクラブ
【重要】マイルの有効期限がまもなく到来します
いつもANAをご利用いただき、誠にありがとうございます。
下記のとおり、保有マイルの有効期限が近づいています。失効前にご利用ください。
現在の保有マイル
101,894
失効予定日:2026年2月20日
[マイルを今すぐ利用する]
(※フィッシング詐欺サイトへのリンク)
ボタンを押して会員メニューにアクセスしてください。
・特典航空券(国内線・国際線)
・旅行商品(ツアー・ホテル)
・ポイント交換
[失効前に確認する]
(※フィッシング詐欺サイトへのリンク)
⚠ 重要な注意
「101,894マイル」という数字は例示であり、実際の残高とは無関係です。
同一または類似の数字が、不特定多数のユーザーに一斉送信されています。
このメールが「公式ではない可能性が極めて高い」理由
① 送信元ドメインが「.cn」
送信元は
mail.tcpoe@vvmkrse[.]cn
「.cn」は中国の国別ドメインです。
ANA(全日本空輸)が、日本国内の会員向け重要通知に
正規のANAドメイン(@ana.co.jp など)以外を使用することは確認されていません。
この時点で、公式メールである可能性は極めて低いと判断できます。
② マイル数がやけに具体的
「101,894マイル」「10万マイル以上」など、
現実味のある大きな数字を使うことで、
- 失効したらもったいない
- 今すぐ確認しないと損をする
という心理を強く刺激します。
実際には、
同じマイル数・ほぼ同じ文面が多数の利用者に送信されていることが確認されています。
③ リンク先URLがANA公式と無関係
メール内リンクの例:
h**ps://vendhelpuous[.]pgvjmp[.]cn/amcmembr_Loginam/ANA公式サイトのドメインは ana.co.jp です。
上記のような、
- 意味のない英数字
- 「.cn」ドメイン
- 不自然なログインURL構成
は、フィッシングサイトの典型的特徴です。
フィッシングサイトで情報を入力するとどうなる?
万が一、リンク先で情報を入力してしまうと、次のような被害につながる恐れがあります。
- ANAマイレージクラブの不正ログイン
→ マイルを勝手に特典や他社ポイントへ交換される - 個人情報の流出
→ 氏名・電話番号・メールアドレスが悪用される可能性 - クレジットカードの不正利用
→ 本人確認を装い、カード番号入力を求められるケースも
不審メールを受け取ったときの正しい対処法
✔ メール内のリンクはクリックしない
マイル残高が気になる場合は、
ANA公式アプリまたは公式サイト(ana.co.jp)を直接開いて確認してください。
✔ 不審なメールは削除
発信元が開封確認をしている可能性があり、
リンクをクリックしなくても、
開封・反応することで今後に迷惑メールが増える場合があります。
✔ セキュリティ警告が出たら即閉じる
ブラウザやセキュリティソフトの警告は無視しないでください。
もし情報を入力してしまった場合の対応
- ANAマイレージクラブのパスワードを即変更
- 二段階認証の設定状況を確認
- クレジットカード情報を入力した場合はカード会社へ連絡
- 不安がある場合
- 警察相談専用電話:#9110
- 消費者ホットライン:188 などに相談
FAQ(よくある質問)
Q1. ANAからマイル失効のメールは本当に来ないの?
ANAから案内が届く場合はありますが、
メール内リンクから直接ログインや個人情報入力を求めるケースは確認されていません。
必ず公式のアプリやサイトで確認してください。
Q2. マイル数が自分の残高と違っていても危険?
はい。
残高が違っていても、同様の手口で誘導する詐欺メールが多数確認されています。
Q3. .cnドメインはすべて危険?
すべてが危険ではありませんが、
日本企業を名乗る重要通知で「.cn」が使用されている場合は、危険性が高い傾向があります。
まとめ
- 「最終通知」「マイル失効」を強調するメールはフィッシング詐欺の可能性が高い
- .cnドメイン・公式と無関係なURLは危険信号
- マイル確認は必ず公式アプリやサイトから
- 少しでも違和感を覚えたら
「クリックしない」「入力しない」が最大の防御
あわせて読みたい
- 【070-2655-8401】自動音声の電力アンケート電話に注意!「1番」を押すとどうなる?リスクと対策を解説
- 【06-7174-8843】大阪からの不用品買取電話に注意|内容・口コミ・押し買いリスクを解説
- 楽天市場・楽天カード「ご利用状況に関する確認のお願い」メールに注意|公式仕様と一致しない事例と対策
参照・公式情報
- ANA公式|ANAグループを装った詐欺メール・詐欺電話等にご注意ください
- フィッシング対策協議会|緊急情報
- 警察庁|フィッシング対策
- 消費者庁|「偽サイト」にご注意ください!
- 国民生活センター|そのメール、フィッシング詐欺!(発表情報)
免責事項
本記事は、2026年2月時点で確認された事例をもとに、
フィッシング詐欺等の被害防止を目的として作成しています。
掲載しているメール内容・数値・URL等は一部加工・再現したものであり、
特定の個人・企業・サービスの安全性や危険性を断定するものではありません。
詐欺の手口は日々変化します。
最終的な確認は、必ずANA公式サイト・公式アプリ・公式サポート等の正規情報をご利用ください。

コメント