本記事は、詐欺被害の防止を目的とした注意喚起情報です。
2026年2月現在、ヤマト運輸を装い
「ご不在のため持ち帰りました」「お支払い代金10円」
といった内容の不審なメールが複数確認されています。
これらは、少額の支払いを装ってクレジットカード情報を入力させる
フィッシング詐欺の可能性が極めて高い手口と考えられます。
実際に確認された内容をもとに、見分け方と安全な対処法を解説します。
実際に確認された不審メールの内容(再現)
※被害防止のため、メールアドレス・URLの一部は加工しています
※以下は確認事例をもとにした再現例です
From: ヤマト 運輸(baby-mail@milpoche[.]info)
件名: お荷物お届け予定のお知らせ
本文:
お荷物のお届けについて
平素よりご利用いただきありがとうございます。
お荷物のお届けに伺いましたが、ご不在のためお持ち帰りとなりました。
お荷物情報
サービス名:宅配便
お支払い代金:10円
[受取の日時や場所を変更する]
(https://santelmoonline[.]com/)
[荷物の配送状況を確認する]
(https://devonportfolio[.]com/)
※一定期間内にお手続きが行われない場合、
お荷物は発送元へ返送される場合があります。
天候や交通事情等により、配送予定が変更となる場合があります。
あらかじめご了承ください。
本メールは送信専用です。返信には対応しておりません。
配送サービス運営事務局
ここが不審|詐欺の可能性が高い3つの特徴
1. 公式とは異なる送信元アドレス
今回確認された
baby-mail@milpoche[.]info は、ヤマト運輸の公式ドメインではありません。
ヤマト運輸が配送通知を行う際に、
無関係な外部ドメインを使用するケースは公式には確認されていません。
そのため、なりすましメールである可能性が高いと考えられます。
2. 「10円」という少額決済で警戒心を下げる手口
「10円なら問題ないだろう」と思わせることで、
クレジットカード情報入力への心理的ハードルを下げる狙いがあるとみられます。
目的は10円の支払いではなく、
入力されたカード番号・有効期限・セキュリティコードの取得である可能性が高い点に注意が必要です。
なお、通常の再配達手続きにおいて、
メールやSMS経由でクレジットカード決済を求める公式サービスは確認されていません。
3. 公式サイトと一致しないURLへ誘導される
メール内リンク先は、
- santelmoonline[.]com
- devonportfolio[.]com
など、ヤマト運輸公式ドメイン
kuronekoyamato.co.jp
とは一致していません。
URL内にそれらしい文言が含まれていても、
ドメインが公式と異なる場合、フィッシング詐欺サイトの可能性が高いと判断できます。
リンクをクリックすると起こり得ること
偽サイトにアクセスすると、
- クレジットカード番号
- 有効期限
- セキュリティコード
などの入力を求められるケースが多く確認されています。
これらを入力すると、不正利用や二次被害につながるおそれがあります。
被害を防ぐための安全な対処法
- メールやSMS内のリンクは安易に開かないことが重要です
- 荷物の状況確認は、ヤマト運輸公式アプリを利用する
- 公式サイトの「荷物お問い合わせシステム」に、伝票番号を直接入力して確認する
再配達や支払いが必要な場合でも、
公式のサイトやアプリ以外からの操作は慎重に判断することが推奨されます。
万が一、情報を入力してしまった場合の対処
- カード会社へ速やかに連絡し、利用停止や再発行を相談
- 利用明細を確認し、不審な請求がないかチェック
- 必要に応じて
- 警察相談専用電話 #9110
- 消費者ホットライン 188
への相談を検討してください。
よくある質問(FAQ)
Q1. メールを開いただけで被害に遭いますか?
A. 一般的に、開封しただけで被害に遭う可能性は低いとされています。
ただし、リンクのクリックや情報入力を行うと被害につながるおそれがあります。
Q2. 同じ内容がSMSで届くこともありますか?
A. はい。類似した内容がSMS(ショートメール)で届くケースも複数報告されています。
基本的な見分け方はメールと同様です。
Q3. ヤマト運輸の再配達は本当に有料ですか?
A. 通常の再配達依頼において、
メールやSMSからクレジットカード決済を求められる仕組みは公式には確認されていません。
Q4. なぜ「10円」という金額なのですか?
A. 少額にすることで警戒心を下げ、
カード情報入力へ誘導する目的があると考えられます。
Q5. 本物かどうか確実に確認する方法は?
A. ヤマト運輸公式のアプリやサイト、または不在連絡票(紙)に記載された連絡先から確認するのが最も安全です。
まとめ
- 「再配達10円」を求めるメールは、詐欺の可能性が高いと考えられます
- 送信元やURLが公式ドメインと一致しない場合は、操作を控えることが重要です
- 配送状況の確認は、必ず公式アプリやサイトから行いましょう
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参照・出典
- ヤマトホールディングス|ヤマト運輸の名前を装った「迷惑メール」が多発しています。「なりすましサイト」への誘導に十分ご注意ください
- ヤマト運輸|ヤマト運輸を騙るなりすましメールへの対策強化について
- 警察庁|フィッシング対策
- 消費者庁|クレジットカードの不正利用にご注意ください!
- 国民生活センター|そのメール、フィッシング詐欺!(発表情報)
免責事項
本記事は、2026年2月時点で確認された情報を基にした注意喚起を目的としています。
掲載しているドメイン・URL・メール内容は一例であり、
特定の個人・団体・企業を恒久的に犯罪と断定するものではありません。
詐欺手口は日々変化するため、
最新情報についてはヤマト運輸公式サイトや公的機関の発表をご確認ください。

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