※この記事は 2026年2月 時点の情報 に基づいています。
Amazonを名乗る不審なフィッシング詐欺メールが、引き続き多数確認されています。
今回確認された件名は 「アマゾン: Amazon返金の確認」。
「返金」という言葉で安心させ、偽のログイン画面へ誘導し、
Amazonアカウント情報やクレジットカード情報を盗み取ることを目的とした
フィッシング詐欺の可能性が極めて高いメール です。
本記事では、実際に確認された内容をもとに、
このメールの特徴・見分け方・安全な対処法を解説します。
詐欺メールの具体的な内容
今回確認されたフィッシングメールの構成は、以下のようなものでした。
1. 送信元アドレス(なりすまし)
From: Amazon.co.jp / ビジネス
メールアドレス: no-reply-R0kb@costcojapan[.]jp
一見すると大手企業のドメインが含まれているため、
正規の通知のように錯覚しやすい点が特徴です。
しかし、Amazonが他社(Costcoなど)のドメインを使用して通知を送ることはありません。
これは、実在する企業名やドメインを悪用する
「なりすましメール(ドメイン偽装)」 の典型的な手口です。
※@costcojapan[.]jp は実在企業のドメインですが、
本メールは 当該企業とは一切関係のない偽装メール と考えられます。
2. 件名
アマゾン: Amazon返金の確認
「返金」「確認」といった安心感のある言葉を使い、
ユーザーに冷静な判断をさせないよう誘導する表現です。
3. メール本文(再現例)
※誤クリック防止のため、一部表記を変更しています
※実際に確認された内容をもとにした要約例です
注文履歴|アカウントサービス|Amazon.co.jp
Amazon.co.jpをご利用いただき、誠にありがとうございます。下記の返金明細より、お支払いいただいたクレジットカードをご確認いただき、ログインアカウントへの入金をご確認ください。
返金状況を確認 [ こちらから。 ]
Amazon.co.jp をご利用いただきありがとうございます。
※このメールアドレスは配信専用です。このメールには返信しないようお願いいたします。
本文内の
「注文履歴」「アカウントサービス」「こちらから。」
といった箇所には、すべてフィッシング詐欺サイトへのリンク が設定されていました。
4. 誘導先のフィッシングURL
h**ps://amazonapp[.]abungba[.]com/henkin/co[.]jpURL内に「amazon」「co.jp」といった文字列が含まれていますが、
公式の amazon.co.jp とは一切無関係な外部ドメイン です。
このメールが「詐欺の可能性が極めて高い」理由
① 送信元ドメインがAmazon公式ではない
Amazonの公式メールは、
@amazon.co.jp などの自社ドメインから送信されます。
他社名を含むドメインや、不自然なメールアドレスから届く通知は、
詐欺の可能性が極めて高いと判断できます。
② リンク先URLが公式ドメインではない
本物のAmazonメールであれば、
リンク先は必ず amazon.co.jp から始まります。
ドメイン末尾が
- abungba[.]com
- 見慣れない英数字の組み合わせ
になっている場合は、ほぼ確実に偽サイトです。
③ 宛名がなく、定型文のみで構成されている
正規の返金通知であれば、
登録者の氏名が記載されるケースが一般的です。
宛名がなく、誰にでも当てはまる文章の場合、
不特定多数に送られている詐欺メールに多い特徴といえます。
もしリンクをクリックしてしまったら
入力前であれば
基本的に、閲覧しただけで被害に遭う可能性は低い とされています。
ただし、その場でページを閉じ、今後のアクセスは避けてください。
情報を入力してしまった場合
できるだけ早く、以下の対応を行ってください。
- Amazon公式サイト/公式アプリからパスワードを変更
- 二段階認証を有効化
- クレジットカード会社へ連絡し、利用停止や再発行を相談
- Amazonカスタマーサービスへ不正アクセスの可能性を報告
不安がある場合は、
警察相談専用電話 「#9110」 への相談も検討してください。
被害を防ぐための重要ポイント
- 「返金」「未納」「アカウント停止」などの文言に慌てない
- メール内リンクはクリックせず、公式アプリやブックマークから確認
- URLは必ず ドメイン(@以降・末尾) を見る
- 大手企業名が書かれていても信用しない
よくある質問(FAQ)
Q1. Amazonから返金メールが届くことは本当にありますか?
はい、正規の返金が発生した場合、Amazonから通知が届くことはあります。
ただし、公式アプリや注文履歴で必ず確認できる ため、
メール内リンクから操作する必要はありません。
Q2. リンクを開いただけでウイルスに感染しますか?
一般的には、閲覧のみで被害に遭う可能性は低い とされています。
ただし、偽サイト上でID・パスワード・カード情報を入力すると被害につながります。
Q3. 詐欺メールに返信しても大丈夫ですか?
返信はおすすめできません。
アドレスが有効だと判断され、さらなる詐欺メールが届く可能性があります。
まとめ
「Amazon返金の確認」という件名のメールが届いても、
心当たりがない場合は、まず疑うことが重要 です。
返金や注文状況の確認は、
必ず Amazon公式のアプリやサイトの注文履歴 から行ってください。
少しでも不審に感じたら、
メール内のリンクをクリックしないことが最大の防御策 です。
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参照・出典
- 政府広報オンライン|巧妙化するフィッシングから身を守るには
- 警察庁|フィッシング対策
- 国民生活センター|SMSやメールでのフィッシング詐欺に注意(見守り情報)
- フィッシング対策協議会 Council of Anti-Phishing Japan
免責事項
本記事は、フィッシング詐欺被害の防止を目的とした注意喚起情報です。
掲載しているメール内容・URL・ドメイン等は、確認された事例をもとにした一例であり、
特定の個人・団体・企業を断定的に非難するものではありません。
詐欺の手口は日々変化するため、
不審な点がある場合は、警察庁・消費者庁、または各サービスの公式窓口へ
直接ご確認ください。

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