ヤマト運輸を名乗り「荷物を配達できませんでした」「住所不明」といった内容の詐欺メールが届いた、という相談が増えています。
これらはフィッシング詐欺の可能性が極めて高いメールで、偽サイトへ誘導し、クレジットカード情報などを盗み取る目的と考えられます。
実際に確認されているメール内容と、見分け方を解説します。
実際に確認された詐欺メールの内容
※以下は実際の事例を一部加工して掲載しています。
From: ヤマト運輸(noreply@hebomeiye[.]com)
件名: 荷物を配達できませんでした
本文:
住所不明による配達失敗のお知らせ
お届け先の住所情報が不明確であったため、お荷物をお届けすることができませんでした。
現在、お荷物は弊社の配送センターに返送されております。
住所を修正・更新いただければ、再配達の手続きを行うことが可能です。
セキュリティ保護の観点から、再配達手続きの際にはご本人名義のクレジットカード情報を入力し、本人確認を実施していただく必要があります。
住所を更新する(詐欺サイトへのリンク)
詐欺メールの見分け方
① 送信元メールアドレスが公式と無関係
ヤマト運輸の公式ドメインはkuronekoyamato.co.jp などです。
今回の例ではhebomeiye[.]com
となっており、正規のヤマト運輸(配送会社)が使用することは通常ありません。
② クレジットカード情報の入力を求めてくる
ヤマト運輸が、住所修正や再配達のためにクレジットカード番号を入力させることは通常ありません。
本人確認を理由にカード情報を求める場合、詐欺を疑うべきです。
③ 誘導先URLが公式サイトではない
リンク先例(無害化済み)
hxxps://u54289213[.]ct[.]sendgrid[.]net/ls/click?・・・
公式サイトとは無関係な長いURLへ誘導するのは、フィッシング詐欺でよく見られる手口です。
もしメールが届いたら
- リンクはクリックしない
- メールは削除する
- 本当に荷物があるか不安な場合は、
ヤマト運輸の公式ウェブサイトやアプリから直接確認する
※メール内のリンクからアクセスしないことが重要です。
万が一、情報を入力してしまった場合
- すぐにカード会社へ連絡
- カード停止・再発行の相談
- 不正利用がないか明細を確認
被害が疑われる場合は、消費者ホットライン(188)や警察相談窓口(#9110)への相談も検討してください。
まとめ
今回のメールは、
ヤマト運輸を装ったフィッシング詐欺の可能性が極めて高い事例です。
- メールアドレスのドメイン
- カード情報要求
- URLの不自然さ
この3点を確認するだけでも、詐欺かどうか判断しやすくなります。
少しでも不審に感じたら、まずは検索・公式サイト確認を行いましょう。
よくある質問(FAQ)
Q. 本当にヤマト運輸からメールが届くことはありますか?
A. 公式ドメインからの通知や、クロネコメンバーズの設定に基づく案内はあります。ただし、カード番号の入力を求めることは通常ありません。
Q. 開封しただけでウイルス感染しますか?
A. 通常は開封しただけで感染する可能性は低いですが、リンクをクリックすると危険性が高まります。
Q. SMSでも同じ手口はありますか?
A. 可能性はあります。様々な内容で、URL付きメッセージなどが届きます。
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参照・出典
- ヤマトホールディングス|ヤマト運輸の名前を装った「迷惑メール」が多発しています。「なりすましサイト」への誘導に十分ご注意ください
- ヤマト運輸|ヤマト運輸からのメールやSMS(ショートメール)が「迷惑(詐欺)メール」かを見分ける方法はありますか?
- 政府広報オンライン|巧妙化するフィッシングから身を守るには
- 警察庁|フィッシング対策
- 国民生活センター|そのメール、フィッシング詐欺!(発表情報)
- フィッシング対策協議会 Council of Anti-Phishing Japan
免責事項
本記事は詐欺被害防止を目的とした情報提供であり、特定の企業・サービスの安全性や危険性を断定するものではありません。
実際の対応については、各公式窓口の案内をご確認ください。

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