【注意喚起】+1844から始まる電話番号は詐欺の可能性｜近畿総合通信局を名乗る不審な自動音声に要注意！

ニュース

2025.09.24

はじめに

2025年現在、+1844から始まる電話番号から「近畿総合通信局」を名乗る不審な自動音声ガイダンスの電話が全国で確認されています。

+1は、アメリカ・カナダなど北米地域の国番号で、「844」はトールフリー番号（日本でいうフリーダイヤル）に該当します。本来は電話番号の契約者側が通話料を負担しますが、日本から折り返すと国際通話料が発生し、高額請求につながるおそれがあります。

「こちらは近畿総合通信局からの最終通知です。お客様の電話番号に異常が検知されているため、2時間以内に契約中の全ての通信回線を停止します。詳細確認は1を押してください」

このような内容は、典型的な詐欺電話の特徴であり、絶対に「1」を押したり折り返し発信したりしてはいけません。

近畿総合通信局は、総務省の地方支分部局の一つで、通信事業者の監督や地域の電波利用の調整を担う公的機関です。

しかし、公的機関が自動音声で、個人の通信回線を「緊急停止」と通知することは一切ありません。

Q1. 近畿総合通信局から電話が来ることはありますか？
A. ありません。通知は公式サイトや書面で行われます。

Q2. 「1を押す」とどうなるのですか？
A. 詐欺グループのオペレーターにつながり、個人情報や金銭を要求される可能性があります。

Q3. 出てしまった場合はどうすればいいですか？
A. 出ただけではすぐに被害につながることは少ないですが、指示に従わず速やかに通話を切ってください。

Q4. 折り返してしまったのですが大丈夫でしょうか？
A. 国際通話料が発生している可能性があります。利用明細を確認し、不審な請求があれば通信事業者に相談してください。

Q5. 「1」を押してしまった場合は？
A. すぐに通話を終了し、もし個人情報を伝えてしまった場合は速やかに警察や消費者ホットラインに相談してください。

Q6. 不安な場合は？
A. 総務省公式サイトや警察相談専用電話「#9110」に相談すると安心です。

本記事は、不審電話に関する一般的な注意喚起を目的としたものであり、特定の団体や個人を断定的に批判するものではありません。
内容は記事公開時点の情報に基づいています。必ず総務省や公的機関の公式情報を参照してください。
当サイトは、本記事を利用したことによるいかなる損害についても責任を負いません。